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ダブり

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みなさんは、「ダブり」ってご存知ですか? そう留年の事です。 この物語は留年した1人の男が進級する為のお話。それだけじゃ物足りないでしょ!! だから、笑いあり、恋も、ついでにトラ…
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#おやつちんみ

ダブり〜新学期〜

キーンコーンカーンコーン♪           キーンコーンカーンコーン♪ 何かの始まり…

ダブり〜1限目〜A

なんてたって俺は3回目の1年生。 だから段取りはバッチリだ。 体育館の場所や音楽室に食堂の…

ダブり〜1限目〜B

俺たち2人は駅に着き 財布を改札にかざしてエスカレーターを 上がるとホームに人集りができて…

ダブり〜1限目〜D

エトウが住む街はタワーマンションはなく、 駅前には飲み屋が並ぶ下町風の町だった。 副会長…

ダブり〜1限目〜G

次の日、学校へ向かう途中に 「会長、おはよう」 「昨日はどうだった?メール待ってたのにっ」…

ダブり〜1限目〜H

今まで長く感じた6時間目までが短く感じる。 放課後、俺はルートへ行く事にした。 「会長、…

ダブり〜1限目〜I

「話してくれてありがとう!辛かっただろ?」 としか俺は言えなかった。 「ユウ、これからどうする?」 ゴウが言った。 俺は彼女に聞いた。 「お前はどうしたいんだ?」 「このままでいいのなら俺は別に構わない」 副会長が言った。 「会長、それは冷たいよ」 「この子は本当に辛い思いをしてたんだよ?」 彼女は言った。 「私は、エトウくんに笑って欲しいです」 「あの頃の彼に戻って欲しいです」 と涙をふいて彼女は言った。 俺は、そんな1歩進もうとしてる彼女を見て 「じゃーこの後一

ダブり〜1限目〜J

イサカからのLINEを確認した。 そこには、1番最初に投稿した奴の情報が 書かれてあった。 例…

ダブり〜1限目〜K

「じゃーね。エトウくん」 「別に明日からじゃなくていいから、自分のペースでいいから学校で…

ダブり〜1限目〜L

スタジオへ着くと、タケツさんにエトウの 親父さんの事を話した。 すると、タケツさんは 「そ…

ダブり〜1限目〜N

次の日、学校へ行くと教室にはエトウの姿はなかった。ホームルームが終わり、1限目が終わり、 …

ダブり〜2限目〜E

「ユウ、今大丈夫か?」 ゴウからだった。 俺は、 「あぁ、大丈夫だ」 「ちょうどお前に電話…