パロディ
やることがないときは、YouTubeかInstagramを見てしまう、そこだけは今時の若者と同じような行動をしております。
わたしももちろん若者に入るけれど、友だちはあまり多い方ではなく、少ない友だちを細く長く続けていきたいタイプなので、誘われないとあまり外に遊びに出かけません。
本日も、病院実習が終わって、17:00ごろ夕飯を食べ終え、ダラダラしておりました。
そこでおすすめ欄で見つけたのが、「船と氷山」というタイトルの55分もある長編YouTubeでした。
友近さんと、ロバートの秋山竜次さんが主演の「船と氷山」。
率直すぎるタイトルで、超有名シーンもサムネイルになっていることから、何のパロディなのかは一目瞭然だったわけなのですが、1週間の実習を終え、ひと息つきたかったわたしは、この55分の作品を一気に見てしまったのです。
わたしが元ネタとなっている某有名映画をはじめて観たのは、大学2年生のころ。レオナルド・ディカプリオが出ていることと結末だけは、あまりにも有名すぎて知っていたものの、それまで触れたことがなく、1日暇な時間を得たときに、思い切ってTSUTAYAでDVDを借りて視聴しました。
あのときの衝撃たるや。
わが家には勉強机の上の小さなテレビしかなく、またその前にたくさんスプレーやら日焼け止めやら化粧水・乳液などがずらずら並んでおり、いつもテレビ番組を見るときに邪魔になっていたのですが、それすらも気にならないほど、あの3時間はあっという間でした。
このYoutubeでのパロディは、かなり高いクオリティで作りこまれており(誰目線という感じなのですが…)、3時間も暇じゃないけど、タイタニックを見返したい!と思う方にはぜひお勧めしたい作品です…。
もちろん、設定が東京湾だったり、日本人の名前で物語が進んで行ったり、パロディなのでシーンがカットされているところも多いのですが、大事なところは丁寧に描かれ、わたしが原作の映画で心に残っている方たちも登場してくれます。
調べてみると、Youtube作品は2018年公開で、既に390万回再生されています。もしかしたら、わたしが知らなかっただけでみんな一度は見たことあるのかな…。わたしはすごく満足のいく約1時間の使い方でした。わたしとしては、変にInstagramのリールやYoutubeのショートを流していた昨日より、ずっとよかったです。
もちろん、タイタニックの原作(というべきなのかわからないけど)もまた見れたらいいなとは思っています。3月最終週に時間があるので、余裕があれば観たいなと、2時間前には思ってもみなかった気持ちがわいてきました。
正規の映画感想文、というわけではないけど、パロディ作品とは思えないほど丁寧な脚本と原作へのリスペクトを感じられるYoutube作品だったので、なんとなく気持ちを書き残しておきたいなと思って、note開きました。
今年度の病院実習は来週まで。
最後はなんともいえない絶妙な診療科を引いてしまった気もしますが、せっかく仲良くなれた同期と最後まで突っ走っていきたいです。そして来年度もよろしくと挨拶して春休みを迎えられたらなと。
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