「隕石でごめんなさい」感想というなの感情。

私はDIVAである。
正しくは、私はDIVAであることに、ゆっきゅんさんのDIVA MEを聴いて初めて気がついたDIVAである。
歌は歌わない(カラオケは好き)し、煌びやかな衣装でステージに立つこともないし、自分の魂を込めた作詞をすることもない(好きなものへの感情文を無限に書くのは大好き)。それでも私はDIVAなのである。何故かというと、DIVA MEを聴いた瞬間に、あ、私DIVAだったんだ‥と、何の無理もなく一切の意気込みも何の打算もなく、自然とそう思ったからである。吾輩はDIVAである、ライブの予定は一生ない。それでもDIVAである。
と、いう衝撃を受けたあの時から、もう一生ゆっきゅんさんのことが大好き&大尊敬ないつでも陽気なDIVAだという自覚は持って自由に踊り(概念)続けているわけだが、最近自分はDIVAなだけではなく隕石だったことに気がついた。なぜ隕石だったのかというと、ゆっきゅんさんの新曲「隕石でごめんなさい」を聴いた瞬間、あ、確かにごめんなさい‥と何故か心から思ったからだ。どうやら私は隕石らしい、とそう思った。「隕石でごめんなさい」を初めて聴いた時に受けた衝撃から、聴くたびに好きな歌詞と言葉が増えていく日々(実質約24時間程度)を経て、急に全てがストンと腑に落ちて自分が隕石だったことに気がついたそんなDIVAの感情文です。

もう初めて聴いた瞬間から一瞬で虜になったし自分の頭の中過ぎたのが、繰り返される「‥ってことはつまり?」という、無意味に感情だけで輝く自分だけの考察を支えるパワーフレーズだった。私は有限かつキャパシティ激狭な私の心を嫌なものに割きたくないので、違うな、となったものに対して必要以上の何かを考えるのは徹底的におこなわないようにしている。そこでできた余裕を、私の大好きなもの、尊敬するもの、美しいと感じるもの、心と頭をアクセル全開にしてくれるもの、に全力で投入することにしている。そう、つまり私は常に個人的に好きなもののことを考えることに脳の9割以上を使い続けていると言っても過言ではないので、そんな私の頭の中にはたくさんの「ってことはつまり?」が浮かび上がり続けている。好きなもののことを考えるのって本当に楽しい。考えれば考えるほど新たな好きなところに出会っちゃったりなんかして、そういう時には、あ!今初めて気がついたらけどここってこうじゃん‥ってことはつまり?と、どんどん深くまで掘り下げてしまう、本当に楽しい。好きなものへの勢い、勝手に盛り上がり超スピードで駆け抜ける感情‥ああ、ほんと隕石でごめんなさい‥!と心から思いながら「隕石でごめんなさい」の私的にはやはり1番の魅力だと感じるゆっきゅんさんの歌詞のイメージがどんどん深まり膨らんでいく。
光失くした心動かしてくれてありがとう、ってほんと伝えたすぎて無理。直接言うの照れちゃうから隕石でごめんなさいをカラオケで歌ってあげたい。
君より先に君の孤独に気がついて先回りして孤独ごと抱きしめたいから、好きなラーメンにトッピング全部のせしていいよ。月火水木金土日以外も会いたいのも、君の暦になりたいのもわかりすぎ‥カレンダーや曜日なんか超えて私と君が会う日はただその日として存在させたい。恋する前から愛してたから口実なく会えるなら別に恋愛だって全然オッケーだし、たべっ子どうぶつじゃなくて小枝だったけど理由なくくれる甘いものの甘やかさとあたたかさって本当最高すぎて溶けそう。とか色んな事を感じて考えているうちに、急に自分の感情にピントが合いすぎて残業帰りの人が少ない夜の電車の中で泣いた。あれ?好きなもの、っていう私が持ってる沢山の大好きなものへのクソデカ感情を共鳴させて聴いてた筈なのに、いつの間にか極めて具体的かつ個人的な明らかにただひとりへの感情だけが共鳴してんじゃん。
しかも、もう絶対に会えなくなってしまったもう世界にいない人だけど、まあいなくなったくらいで大切さも大好きさも揺るがないから仕方ないんだけど。
でも、私が君への「‥ってことはつまり?」で射抜かれる度に期待とワクワクが高まってトリプルリーチ状態でヘナヘナになってるビンゴカード(複数枚)って、私だけじゃもうビンゴできないのか。私はビンゴできないビンゴカードを大切に握りしめてるみたいな感じなのか、まあでもリーチ状態のワクワク嫌いじゃないから全然オッケー。あと確かにメモリーめっちゃ階層分けされてるわ。君といた日々と、それ以外。比率的には8:2くらい。だからもうこの2割を効率良く使わなきゃだから、最近の楽しいを取っておくために記憶の断捨離思い切りすぎて、好きが伴わないあらゆること恐ろしいほど忘れててたまに申し訳ないけど、でも君といた日々は忘れてもいい瞬間とかひとつもなさすぎて毎日超思い出すし、日記にできるほど整理されてないから主観的感情まみれの物語にのせてなんか無限に書けることある感じだし。
ああ、つまりこれはあれだ。私は君に対して隕石でごめんなさいって感じになってたけど、ちょっとだけ間に合わなくて着地点である君を失って、大気圏突破出来ずに燃え尽きて細かくなったカケラが熱さだけ残して彷徨ってる感じなんだなぁって。もう隕石にはなれない、隕石だった私。でもこうやって自分の輪郭掴めて、しかもそれが自分が超絶大好きな曲と結びつくと、え、そんな状態でも楽しいからそれでいいじゃん♬って持ち前の明るさと楽しさと強さでサクッと納得して、結局また好きなものでエネルギー充電させてもらった自分の面白を命綱に夜を乗り越えていくしかねぇなって。

ゆっきゅんさんの歌詞や言葉は、私がずっと持ち続けている大切な感情や感覚を言語化してくれることが本当に多い。だから、新曲に出会う度に、何これこの概念初めて出会ったけどでも私これ知ってます‥!っていう感じで、聴いてるとあっという間に具体的な自分事になってしまう。だからきっと、ゆっきゅんさんと出会ったDIVAの方々の数だけ、沢山の隕石の直撃の仕方があるんだろうなって思う。そして直視する勇気も忘れる優しさも持ち合わせてない私は、大好きなゆっきゅんさんの歌詞と歌に合わせて、譲れない説明拒絶な私のままDANCEだな。

隕石でごめんなさい / ゆっきゅん
‥ってことはつまり?
‥ってことはつまり?
‥ってことはつまり?
ってのを集めて
月に還るまでに聞かせて
大大大好き的隕石でごめんなさい!

ゆっきゅんさんの隕石でごめんなさいを聴き込むうちに本当にものすごくピントが合って世界と自分の解像度が上がりました。その時の感覚を、日記のような物語にのせたリアルな感情と共に。

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