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カモ🦆にはなるな。お金を守る為に

安全に資産を持っておきたいなら、日本国債。『個人向け国債』。個人向けの日本国債は途中で解約しない限り国が保証してくれてるから減らない。元本保証だから。『変動金利型10年満期』というタイプを買うといい。今だったら0.05%(2017年10月)くらいの利回り。りそな銀行の定期預金の金利0.01%(2017年10月)なんで銀行に預けてるよりは、ちょっといい。今は金利が低いからそんなに差はないが、今後、金利が上がったときには、それに合わせて個人向け国債の金利も上がるようになっている。

・国債は銀行に預けているよりも安全。なぜなら銀行と国のどっちが先に潰れるかといったら、国よりも銀行。

・なぜみんな国債を買わないのか?
⇨ それは知らないから。例えば、携帯電話の料金プランを見直せば携帯代も得する。それと同じで、世の中には知っているだけで得することがたくさんある。だから金融の正しい知識をつけるこたは大切なこと。

・国債とは?
⇨国の借金。国債を買うということは国にお金を貸してるのと同じ。

・国が返してくれないことはあるのか?
⇨もちろん、その危険はある。例えば、戦争で他の国に占領されたときとか。あるいは借金で首が回らなくなったときに、国が『すいません。返せません』と言ってくるかもしれない。ギリシャではそれに近いことが起きそうになった。
要するに国債とは国が財政破綻したり、戦争に負けるとか革命とか、ものすごく悪いことが起きるという、まず起きないことのリスクを負う代わりに、ちょっとだけ利息をあげるよということ。
だから、まずそんなことは起きないだろうと考えて、皆んな日本の国債を買っている。逆に政情不安定な新興国の国債は安全ではない。


・日本経済って危ないのか?
⇨日本は借金が約1000兆円もあるから、借金が返せなくなって、国が破綻するっていうニュース。ギリシャみたいに破綻すると耳にしたことがあるかもしれないが、ギリシャはまだ破綻していない。破綻しそうになっただけ。《2015年9月時点》それに、日本が多額の借金をしているのは事実だけど、ギリシャとはだいぶ状況が違う。
日本国債の買い手ってほとんどが日本国民だから、もし日本が国債の借金を返せなくなったら、お金をたくさん刷って、国民に返せばいい。ギリシャの場合は他の国からお金を借りてたし、使っているお金がユーロだから、お札を刷って返すことができない。
そうすればインフレにはなる。
でも、そもそも日本ってそんなに悲観するほど危険ではない。リーマンショックで世界の金融市場が混乱したとき、世界の投資家たちが安全資産として買ったのが『円』だった。日本は他の国と比べて相対的に安定している。
もちろん日本国債が絶対安全だとは言えないけど『日本経済が破綻するまではかなり先』と考えていい。
みんな『国がなくなる』っていうニュースが好き。だから戦争になるとか、日本経済が破綻するとか、危機を煽る人達がいて、『日本崩壊』『金融破綻』なんて言葉がテレビや雑誌にでる。そうすると、今度は金融業界の人達が、日本円を持っていると危険だからと、日本が破綻しても安全な金融商品を勧めてくる。それで心配性な素人は、言われるがまま買ってしまう。でも、そんなのは壺と同じ。
心配させといて高いものを売りつけるのは商売の常套手段。

・銀行には近づいてはいけない?
⇨お金を正しく運用したければ、銀行には近づかない方がいい。銀行とは、金持ちには投資させて手数料をもらう。貧乏人には借金させて金利をもらう。これが銀行のビジネスモデル。
ATMの手数料なんかでは大して儲かっていない。だから、サラリーマンには家を買わせてローンをくませるし。定年になって退職金が出たら手数料の高い投資信託を勧める。
銀行には何一つ買うべきものはないから、銀行の窓口では金融商品を買ってはいけないと覚えておいた方がいい。唯一の例外が、さっき教えた個人向け国債。

・銀行には買うものがない!
⇨電器屋がメーカーからテレビを仕入れて売っているのと一緒で、銀行は他の会社の商品を窓口で売っているだけ。でも、個人向け国債は銀行の儲けが少ないから、利幅の大きい投資信託とか保険を勧めてくる。せっかく投資に興味があるお客さんが来たのだから、そうする。そのときに、さっき話した『日本は巨額の借金をしているのに、日本国債でいいんですか』と、不安を煽ろうとする。要するに客が得するものじゃなくて、自分たちが得するものを売ろうとする

銀行には気をつけろ‼︎



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