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徒然詩集

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・作詩した物を収録しています。 ・ご利用の際はクレジット表記をお願いします。 ・用途は問いませんが、御一報があると喜びます。
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2019年4月の記事一覧

私にその笑顔は作れない

楽しそうに話すその顔も
嬉しそうに話すその顔も

私に向いた物じゃない

その笑顔を愛したい。
その笑顔を守りたい。

だけれど嫉妬はするんです。

きっとそれは良いことだ。
そんなことは知っている。

あんなに幸せそうだから。

でもそれが私は羨ましい。
私が不要だと知らされる。

それでもいいと思いたい。
不要で良いんだと思いたい

好きな人に囲まれる幸せを
私は誰よりも知っている。

人は青が欲しかった。

赤も黄色も白もある。

それでも青は作れない。

人は青が欲しかった。

薄紫だと揶揄られようと

人は青が欲しかった。

その手で染めてしまってでも

人は青が欲しかった。

今も人は、変わらず青の夢を見る。

知らなくて良いんだよ。

心臓を刺してしまいたくなる苦しみも
この首を切り落としたくなる苦しみも
その価値が無価値と自覚する寂しさも

知らないままで、良いんだよ。

あなたが知らずに済むのなら
あなたに教えずに済むのなら

私はそれを、祝福してみせたいから。

この心を空にして
私は貴方を愛している。

この心を充たすのは
得体も知らぬ苦しみだ。

受け取らなくて良いんだよ。

これはピエロが引き受ける。

吐けば吐くほど空になる

吐けば吐くほど充たされる

沸き立つものは苦しみで

引き渡すものは愛情で

無様なピエロを受け止める

私の声が欲しい訳じゃない

そんなことは知っている。

誰の言葉でも良いんだろう

誰かの言葉が良いんだろう

そんなことは知っている。

それでも私は受け止める

それでも私は言葉を紡ぐ

あなたの為の言葉じゃない

あなたに言いたい私の声だ

人間なんて そんなもん

どんなに愛を 伝えても
決別の日を 知っている
どんなに夢を 語っても
自分の終わりを 知っている

最後は灰に なって散る

此処は無意味で 満ちている
こころは嘘で 満ちている
無意味も嘘も 当たり前
罪もなければ 恥もない

人間なんて そんなもん

そんなにも
過ぎた願いと言いますか

例えば好きな人がいて

幸せなことを祈るのは
祝福されたい思いとは
安らかな日を祈るのは
幸せが見たい思いとは

下らなすぎる物ですか

それでも其れが私には
何より願う幸せでした

1つ、一晩語りあい
2つ、二人で分かちあい
3つ、皆々笑いあい
4つ、四つ葉を渡しあい
5つ、いつでも頼りあい
6つ、無意味に話しあい
7つ、名残を惜しみあい
8つ、八千代を願っては
9つ、このまま願っては
十で、とうとう受け入れた