絶滅の危機にあるニホンイシガメは雑食王!?

 日本固有のカメ、「ニホンイシガメ」は現在、個体数を減らし絶滅の危機にある。

ニホンイシガメは江戸時代以前からペットとして飼育されており、浮世絵にも描かれたことがある古くから日本人に愛されたカメだ。

減少の理由は、森林伐採、護岸整備による生息地の破壊、水質悪化、ペット用の乱獲、外来種のミシシッピアカミミガメ(通称ミドリガメ)との競合、クサガメやハナガメとの交雑による遺伝子汚染、アライグマによる捕食などである。

絶滅の危機にあるニホンイシガメだが、実は超雑食であり、魚類やカエル、昆虫、エビ・カニなどの甲殻類、貝類、ミミズだけに留まらず、藻類や葉・花・果実などの植物も食べ、水中でも陸上でも採食を行い、農耕地に自ら赴き、地面に落ちている果物や野菜などを食べることもある。

また同種他種問わず他のカメが産卵している最中に、その卵を食べることだってあるのだ。


持ち前の雑食で、天敵を食ってしまえば、絶滅の危機を回避出来るのではないかと思う。そう簡単には行かないだろうが、、。


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