【ネタバレ?感想】ティラノゲームフェス2022参加作品 簡易感想メモ

ティラノゲームフェス2022の開催も目前に迫ってきましたね。
私は読むのが速くないので、フェス開始前ですが既にいくつかの作品をプレイさせていただき、Twitterやnoteに少しずつ感想を投稿させていただいています。が、いかんせん感想を書くスピードも遅いので、記事投稿が既に追いつかない状態…。このままだと読了後の感動を忘れてしまいそうなので、簡易的に感想メモを残すことにしました。今回はその第一弾です。

※なるべくネタバレ配慮して書いていますが、微ネタバレはありますのでご注意ください。
※ノベコレさまへは、フェス開始後に改めて加筆修正して投稿させていただく予定です。

俺と彼女と誰かと誰か

ヤンデレ病み系かと思いきや予想を上回る設定に驚かされ、そのシビアさに考えさせられる作品。難しいテーマ性は様々な見解がありそうですし、難解である分考察のしがいもあると感じました。
ただどの結末も悲劇的でありながらある種の救いが感じられ、悲しいだけの終わりでないところが良かったです。グラフィックの雰囲気も抜群で視覚的にも魅せられました。

ゼロから奏でる七奇譚

前半はコミカルな青春物語ですが、後半は少しファンタジックな展開の人間ドラマへと変化していく作品でした。キャラクターが皆個性的なだけでなく、それぞれの見せ場があったのも良き。
前半埋もれ気味と思われた主人公の、後半部分での成長と活躍が熱かったです。そこからエピローグに入っての主人公の独白が更に心に刺さりました。振り向かないラスト、とても良かったです。

SprinGer!! Ep0 ~Encounter~

作品概要蘭にあるように「短編アニメや漫画のよう」に楽しめる作品でした。読みやすい文章でテンポよく紡がれる主人公コンビのやり取りは、面白くもあり微笑ましくもあり…誰もがハマってしまうのではないでしょうか。
まだ序章といったところなので、今後の展開が楽しみです。グラフィックがとても綺麗なところも魅力ですね!

異種間エンパシー

人間と人間そっくりの疑似生命体「バイオノイド」との交流を描いた心温まる作品。主人公の心に寄り添う優しさを兼ね備えながら、間違いはきちんと指摘してくれるバイオノイド一織が魅力的でした。
お互いにとって運命的な出会いだったと思える展開に感動しましたし、彼らのその後を見届けたくなるような余韻を残す結末も素敵でした。めだまやきバッジの意味も分かるとグッときますね。

僕とおばあちゃんの部屋

主人公とおばあちゃんの1年の出来事を回想するノスタルジックなお話です。自分自身の思い出を呼び起こしてくれるような味わいがあるところに魅力を感じました。
結末は一つのようですが、選択肢によって最後の日記の内容が変わるようです。またおまけにミニゲームがあったり、作中にもちょっとした遊び心がありました。その辺りも含め童心に帰れる作品だと思います。

ひつじさんへっどふぉん ふしぎな島のなかまたち

概要蘭に「ボイス付き絵本」とありますが、もはや「アニメ」では?と思うほど絵の枚数が多く場面場面の繋がりが自然ですごかったです。しかも一枚一枚がハイクオリティ。そこに音声や動きでの演出がつくという何とも豪華な作品です。作者さまの声の演技も素晴らしく、更にED後のおまけまで充実していて大満足でした。
ほのぼのとした雰囲気ながら熱いメッセージが詰まったストーリーも、老若男女問わず多くの方に響くものがありそうです。ねこさん、最高でした。

復讐の汚濁

悪魔などのオカルト的要素がふんだんに盛り込まれているものの、ベースは海外のミステリ小説を彷彿とさせる格調高く本格的なミステリでした。インテリジェンス且つ洒落っ気がある独特の世界観に嵌ること間違いなし。
また数こそ少ないものの、挿絵的に時折出てくるスチルが本当に美しかったです。BLではないのですが、そこはかとなく妖艶さを含んだやり取りも甘美な魅力でした。今後公開予定の本編も楽しみです。

クリムゾンレッドの死神

ギャング殺しの殺人鬼「赤い死神」との恋というテーマ自体はハードボイルドですが、本筋は甘い恋愛模様と切ない人間模様が描かれたドラマチックなお話でした。それぞれ事情を抱えている中、重い過去から目を背けないキャロルが一番男前だったかも。かっこよかったです。
一方恋愛部分は予想以上に甘く、また文章だけでなくスチルの数々もときめきを更に盛り立てていました。どのスチルも表情が最高!素敵でした。


おわりに

拙い文章ですが読んでいただきありがとうございます!
今回は8作品の感想を簡易的に纏めさせていただきました。フェス開始まではこのようにnoteにて感想メモを投稿予定ですので、よろしければまたお付き合いいただければ幸いです。

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