あんた何かライブ参戦記28 〜ワンマンのようなスリーマン〜

2023年7月21日 新横浜LiT
あんた何か28本目のライブです!

フロアの力ってすごいね!
てかさ、
今日のフロアにいた人たちってどっかで
沸き方講習
声出し講習
フロアにおける思いやり講習
みたいなものでも
習っていたのかしら?

そーいう専門学校があるとか
聞いたことないんだけど(笑)

もちろん
この日のスリーマンが関係性の密な
魁(ALLiCA)
あんた何か(もんてろ)
ASH FRAST(愛沢絢夏)
って部分が大前提としてあるものの
それにしても
・・・すごい一体感でした!

三色のバンドTシャツが乱れ咲くフロア。
これって
出演三組がいちばん嬉しい光景だったんじゃないかな。

それが証拠に
もんてろと愛沢さんはもう
見たことないくらいに汗だく。

演者の熱さにフロアが応じ
フロアの熱さが演者の限界点を引き伸ばす

ステージとフロアの
魂と魂の倍々ゲーム!

究極なボーダーレスフロアの爆誕!

心のページに深く刻まれた
初出演の新横浜LiTでの伝説回!

【魁のターン】

灼熱のあんた何か、ASH FRASTのライブの前では・・・
という印象になっちゃった
今日に限っては。

ただね、
その理由は何となく分かるんです。

いつもなら
バンドすら喰ってしまう魁ちゃんの弾き語り

人の心に深く潜るからこそな、
そのライブ
その生き方。

反面

それはとても苦しい事でもあります。
特に今回のような事があると・・・。(Twitterで流れている内容から推し計ってます)

こんな時
何をしてあげたらいいんだろう・・・。
力足らずな自分。
ただ
その痛みは分かってるつもりです。
そしてその痛みを少しでも和らげる
そんな存在で在れたら。

そう思いながら
この日のあなたの弾き語りを聞いていました。

苦しさ痛さに抗って
一生懸命唄ってくれてありがとう。

【あんた何かのターン】

セットリストは
その日のライブに臨む
もんてろの心の中の縮図


一曲目に何を持ってきて
どんなストーリーでこの日のページに
色を添えるのか。
それを考えて臨むのも楽しみの「一つ」

この日の予想は「あの花」だと思っていたので、当たり!

あの花
あんたらしく
30
あんたなんか
ぬりえ
キャスト

魁ちゃんももんてろも

「いつ出会った、どこで出会った」

それすら思い出せないほど
長い付き合いになった・・・と
愛沢さんとの関係性を語ります。

二人が
がむしゃらに突っ走っていたあの頃、
二人の
背中を追いかけていた愛沢さん

時を経て
形を変えて尚、
「やはり二人の背中を追いかけたい!」
そう思える「今」を見せてあげられてる二人ってホントに凄いこと。

あの花(絶叫する60度)
想いを馳せつつ
「この花」=「あんた何か」で
自分なりのライブシーンを
精一杯彩ってみせる!

そんな強い想いが伝わってきた

「あの花」

バラードだというのに
今にも爆発しそうなフロア。

待ってましたとばかり
「あんたらしく」のサビで
一気に弾け近距離肉弾戦の攻防へと突入します。

ドッと押し寄せる「圧」

この瞬間がたまらなく嬉しいんです!
(ドMという訳ではありません)
だってステージの想いが届いてる
バロメーターみたいなもんでしょ。
「圧縮」ってやつは!

特に今日のように
他のバンドのファンがなだれ込んで来た時の嬉しさったら・・・もう!

一人めっちゃガタイのいいお兄ちゃんがいて
楽しさ全開で
めちゃくちゃ声出してくれるもんだから
嬉しくて嬉しくて、
その声に合わせて胸板にヘッドバットしてた(笑)
ライブ後はハイタッチ!

「あーいうノリ(ヘッドバッド)大好きです!」と意気投合。

これもまたライブの醍醐味なり!

因みにこの「圧」と一緒に
見慣れたスキンヘッドがニョキっと目の前に出現。その頭をこねくり回してたら
もんてろもこねくり始めたのは楽しかったなぁ(笑)
それから
ボクの背中は突っ込む為にあるものだと思って
ライブ中はご遠慮なくどうぞ!
ただ、自分勝手で暴れたいだけっていう類いなのは無しね!あくまでステージと魂と魂を交わしたまっすぐなベクトルのものなら全然OKです!

カオス!

けど、この感じは久しぶり。
完全にリミッターがぶっ壊れて
「30」のジャンプなんて
10歳若返ったんじゃないかってくらいの
跳躍力を発揮。

LiTの柵にだって飛び移れそう。
(実際に試みたが全然無理だった)

そう!
このハコは最前柵に20センチ強の幅の
敷鉄板があって←乗りやすい、歩いて渡れる
それが「熱さ」をより演出するんです!

柵に仁王立つもんてろのカッコ良さたるや・・・
とは言え
柵上にもんてろが立つとワシの視界には
もんてろの膝しか入ってこないんだけどね。
(ただ、足の間からまりなちゃんにレスをおくるという技を編み出しました)

簡単に飛び乗るもんてろだけど
実はかなりな身体能力を要するもの
特にこのレッグレンジ状態なんて
改めてこの一枚を見て
「すげぇ!」と感嘆してるほど。


(photo:はせがわかすみ「瞬撮仕事人」)

ラストの「キャスト」ではZaku氏も柵上に飛び移って
もんてろと二人で煽り倒すもんだから
ワタシ・・・完全に昇天です!
気がつきゃ
必死に敷鉄板に登ろうとしていましたからね。
(ちかさんに剥がされる)

惜しむらくは
ゆーみ氏もこの時柵上にきていたら
間違いなく「あんた何か名シーン」
トップワンに躍り出ていたでしょう。

ちなみに
「ゆーみちゃんもあの時登れば良かったのに!」ライブ後にそう聞くと
行きたいんだけど身体能力の問題で無理でした(笑)とのこと。

そしてこの日の極めつけは
「ぬりえ」
完全に高まった時にだけ発揮される
もんてろ究極のビブラート。
てか、復帰以降初めてかもしれない・・・。
全盛期さながらなのは!!
もう聞けないかも・・・って思ってたけど
出たね!
空気の振動が肌を伝って
ゾクゾクさせる
究極のビブラート。

何から何まで最高を更新!

いちばん楽しかったかもしんない!

トリのASH FRAST前だったから

「アンコール!」って
叫びたくなるのをグッと堪えたよ!

※敷鉄板と仲良くなりすぎるとサビともお友達になると学習しました。

おろしたてのタオルが汗とサビでこの状態です。


【ASH FRASTのターン】

何フェス→「いいじゃん!」

大団炎→「めっちゃカッコいいやん!」

印象がホップステップしての
三度目ですもの
そりゃジャンプするしか無いってもの!
そして、やっぱワシは
前線ではしゃぎ倒すのが性に合っています!
レスを貰う度にギアが上がりまくって
ライブが終わったら完全にガス欠。

けど、この出し切った虚脱感がたまらない
(LiTはすぐにガソリン「ラーメン」入れられるしね)

完全に楽しかった!
そしてやっぱり愛沢さんはカッチョ良かった!

そりゃそう・・・よ!
だって追いかけてた背中が
魁ともんてろなんだもの。

てか、
二人のイズムを愛沢さんの中に見るから
これほど「いい!」って感じてるのかもしれないね。

物販に行くと
「やっと会えました!」と予想外のことば。
続けざまに
「噂はかねがね・・・」と。

なに何、何!・・・こわっ。

「ヲタクの鏡みたいな人があんた何かのファンでいる」とMAR氏に聞かされていた模様。

キャーーー(悪いことは出来ないね)
てか、するつもりは毛頭無いんだけど。

嬉しき言葉!
めっちゃ楽しかったし、ワンマン行きます!

ロッキュー

【ラーメンのターン】

ライブ後はとんこつスープの匂いに包まれる
「ラーメン屋」になるのがこのハコのもう一つの顔。
店長が百麺(ぱいめん)に勤めていたので
ホンモノの百麺がここで食べられるんです!
タイテに「物販&ラーメンタイム」とあったのはそのため。
ただし、ラーメンはライブ後の提供なので
チェキ中に出来上がるなんて事もあるからね!

とは言え
演者さんも打ち上げで食べるから
味まで一緒に記憶に残る
って考えれば食べたい選択はないよね!

あとがき

「バンドはねぇ、好きな人とやるのがいちぼん」

魁ちゃんが昔を振り返りかえり
自虐気味に言えるのも
二人がページを塗り替えて
「大好き」と言える間柄になったから。

愛沢さんの目に映る二人・・・。

スリーマンなのに

ワンマンのような景色に包まれた新横浜LiT

次は魁ちゃんはALLiCAで是非!
このスリーマン最強です!

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