あんた何かライブ参戦記34 〜ただいま!〜

あんた何か

34本目(もんてろソロは別カウント)のライブは

もんてろの地元、愛知県

名古屋MUSICFARMでの


【HOME COMMING 2023】でした。


この企画は

MUSIC FARMが35周年を迎えるにあたって

ここを「ホーム」としている

【逆に、ゆうちゃんバンド】(以下、GYB)が

ゲストバンドを招き「35周年」にちなんで

35本のツーマンライブをするという企画です。


・・・と聞くと、「ピン!」と来ますよね。


そう!

絶叫する60度の伝説の「あたおか」←最大限の褒め言葉 企画


【絶叫する三十days】を!


5年前の2018年に

MUSICFARMの30周年を記念すべく開催された

企画で

八月の一ヶ月間

"まるまる"ライブハウスを借り切って

毎日ツーマンライブを行うという

破天荒極まれし

前代未聞の「狂った」イベント。


(2018年の絶叫する三十days)


(2019年の絶叫する三十days)


それをオマージュしたのが

今回の【HOME COMMING 2023】になります。


『同じ時代に、あの音楽シーンにはいられなかったけれどその伝説はFARMをホームにしているので良く聞かされていたし、憧れでもありました。

その生きざまこそ私たちが目指すもの。

さすがに私たちに35本連続でやる事は難題過ぎて出来ませんが、その「想い」を引き継げてると思うと光栄ですし、とても嬉しく思います。

逆に、プレッシャーも感じていますがやりがいのあるチェレンジに燃えています!

それに、もんてろさんと同じステージに立てる事が嬉しいしめっちゃ勉強になるんです!』


(会話の内容は伝わりやすくボクがまとめております)


ライブを終え、フライヤーを手渡された時に

GYB、Vo.ゆうちゃんとした会話です。


この会話ひとつ取ってもそうですが、

GYBが「絶叫」の意思を託された

理由、意味は

ライブを見れば一目瞭然です!


前回の名古屋遠征の際(8/28 レニーリミテッド)

ひーちゃんの体調不良によるキャンセルの穴をうめてくれたのがGYB。

その時に「これは、いい!」と思っていたので

この日を楽しみにしていたのですが、

思っていた30倍は楽しくて

魂が地殻変動を起こし感情大噴火!

気がつけばドセンで拳を挙げていました。


みなさん!!


逆に、ゆうちゃんバンド

まだ出会っていない人は頭の片隅に・・・

いや、片隅だと忘れちゃうから

頭の主要な部分に置いておいて下さい!

マインド、パフォーマンス、スピリット

どれを取ってもめっちゃ熱いですよ!!

(MC刺さりまくるし)


分かりやすく言うなれば

間違いなく「えっふー」が大好物なバンドです!

(むしろ今となっては分かりにくい例えだったかな)


そんなGYBのあっついライブから

魂のバトンを受け取っての「あんた何か」

そう!

あの「三十days」と同じで主催が先攻でゲストが後攻という構図。


"形は変わったけれど私たちがやってきた三十daysがこうして引き継がれている事がとても嬉しい"


そう感想を述べたもんてろが

かつてのホーム(今もだけど)に用意した

パーティー仕様のセトリがこちら。


・・・その前に。


この日の「あんた何か」はサポートギターの

ゆーみが体調不良で不在。

三人体制でギターは同期で乗り切りました。

「乗り切った」と書くと

さぞやピンチのように聞こえますが

決してそんな事はなく

むしろ、

ベースZaku、ドラムまりな

リズム隊二人の安定感が強調され

二人の存在感を再確認できた回に。


もんてろはもんてろで

「THIS IS MY LIFE」でゆーみを降臨させ

ゆーみになりきってギターソロを模すなど

ゆーみ不在の物足りなさは一切感じさせません。

もんてろ曰く、

「メンバーみんなものすごく緊張してて、

特にまりなちゃんは

ジェットコースターに乗る前の人ですか!?」


ってくらい

顔面蒼白な出番前だったとのこと(笑)

ですが、始まってしまえばそんな事は感じさせないチームプレーでピンチを「レア回」に転じさせて見せたのです(うーん、頼もしい!)


さて・・・

「あんた何か」としては三回目の名古屋です!


「想い」の種を植え

「魂」の栄養を与え

いよいよ

みんなで名古屋の地に花を咲かせてこう!


もんてろがそんな想いを込めて選曲したと思えてならない

【あの花】からライブがスタートします。


激しい曲調ではありませんが

もんてろのアクセントの効いた歌い回しが

魂に火をつけ

静かなる闘志となって爆発のその時を待つ

アイドリング状態へと入ります。


そこからの

【あんたらしく】です!

さすがというか

分かってるというか

もう、患 感情がドカンです!

フロアの拳がもんてろの眼前にギュッと凝縮します


そしてもんてろは

"ここから(名古屋)からやってやろうぜ!"

と言わんばかりに

鋭い眼光を携え、関東はもとより

ふるさと名古屋(豊川じゃんって突っ込みは無しで)も震源地にすべく

気迫を前面にフロアに乗り出しながら

一人一人の魂に【煽り】という油を注いでいきます。


"名古屋の本気、見せてちょーだい!"


落ちサビになると

(演奏の音量を落としてVo.のメロを際立たせるサビのこと←よくケチャする場面)

いつものメロディーの部分をゆーみに向けて、

また、

ゆーみの想いもここにあるぞ!と

メッセージに変えて叫ぶ、もんてろ。


"今日はサポートギターのゆーみがお休みしてしまいました。ゆーみはこの日をすんごくすんごく楽しみにしていたので悔しかったと思う。

だからこそまたゆーみとFARMに帰って来られるように今日という1日をみんなで作っていこうぜ!

いいかぁあーっ!!"


熱さの載った勢いのあるメッセージは

もんてろの感情の抑揚そのままにボクらの胸に突き刺さったのです!


初めても

久しぶりも

毎度の人も

みーんな一緒にただただ盛りあがる事に特化した

屈伸からの全力ジャンプが楽しい


【初でも】


全身で唄うもんてろに

(歌は喉じゃない、身体全部で歌うんだ!)

ツーステ、クラップ、ケチャ

全力全身で応える


【あんたなんか】


"ホームパーティーしようぜぇ!自由に踊れぇーっ!"と


【パーティーナイト】


ヘドバン、折りたたみ、ジャンプ

そして、

乳酸地獄ゾーンの


【30】から【THIS IS MY LIFE】への流れへ。


さぁ、そろそろお気付きの方もいらっしゃる事でしょう。

そうなんです!

この日も「MC無し」のノンストップ灼熱ライブでした!


はっきり言って・・・キツいです!


キツいけど・・・これが燃えるんです!


そして強く思うんです!

コレ、コレなのよ!

コレがもんてろのライブなのよ!!って。


MCは貴重です!

何せ、もんてろの想いを直接本人の口から聞蹴るのですからね。

自身は「苦手」と言ってるけれど、決して下手ではないですし、それに・・・

ちょっと休憩できますしね(笑)


ただこの頃の「ノンストップライブ」をみて

つくづく思ったのが

伝えたい事は歌で!

パフォーマンスで!

そしてこの日のように

衝動

湧き上がった想いを曲間にぶっ込んでくる

このスタイルこそ

絶叫する60度の「ゴキブリ」の時のような

アレ(叫び)が

やっぱり魂がいちばんスパークするんですよね!


当然、

もんてろの中にも同じように

「コレ」って想いはあったと思うんです。

ここにきてそれが可能になったのは


【体力】


心・技(喉)・体


完全に戻ってきた印象です!


いやむしろ

以前より「強く」なっているのではないでしょうか!

なぜなら

全パート一人で唄ってる訳ですし

しかも、あれだけ

飛び、跳ね、走り

動き回っているというのに

唄のピッチも乱れなければ、息だってさほど上がっていません。


もう、驚異的です!


"もう終わっちゃう、あっという間でした"


ラストの

【キャスト】を唄うにあたって叫んだことばの

何とも頼もしく

突き抜けたカッコ良さに

大汗を流しながら

ゾクゾクする武者震いを抑えられなかった

名古屋MUSIC FARM


本編が終わって

「カウントダウン」のBGMが流れる中

もんてろがみんなに向けて叫びます!


ぶっ通しほぼ40分間名古屋元気でしたね!

だから毎回、帰ってきてもめっちゃ安心する!

まだまだ名古屋で私はやりたい事がいっぱいある!

名古屋のみんなと一緒に最高の景色が見たい!

まだまだこれからも名古屋、やってやろうぜ!

また、FARMに帰って来ます!!


うぉおーーっ!


狂わんばかりに雄叫びを上げるフロア


『もんてろぉーーっ!』


『もんてろーっ!』


あちこちから叫ぶ声。


鳴り止まない拍手。

そこからみんなで全力コール!

予定調和じゃない心から欲(ほっ)する

【アンコール】で

メンバーを再びステージに引っ張り出します。


アンコールは【あんたらしく】


"最後まであんたらしくライブで生きてまたFARMで会いましょう!"


あんたらしく

もんてろらしく


そう!

いちばん自分らしさを取り戻したのは

もんてろかもしれませんね。


"ようやく勘(カン)が戻ってきたかも!"


もんてろからは

心強い言葉が聞かれるようになりました。


「この」もんてろを待っていたとはいえ

いざこの日のような強く、熱く、勢いのある

もんてろの魂の火勢を肌で感じると

どこまで突き進むのか


【逆に】、こわいくらいです!



(まりなちゃんも愛知出身です)

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