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初恋の人と11年ぶりに再会して、初めての彼女になってもらえたけど、3ヶ月で振られた件。そして、それから50日ほど経っての心境と今後に向けて。

お疲れ様です。
情報が氾濫する現代において、私の文章を読もうと思っていただきまして誠にありがとうございます。

本記事は上記タイトルのことについて、回想を交えつつ今日この頃の自分の思いを述べて、未来に向けて何を見据えていくかの決意表明をする構成になっております。

さらに言えば、このような公共空間で行うことによって、その覚悟を一層固いものにしようという打算もございます。

極めて個人的な営みです。笑
予めご了承ください。

早速、本題へ参ります。

事実からお伝えすると、タイトルの通りです。

私は「初恋の人と11年ぶりに再会して、初めての彼女になってもらえたけど、3ヶ月で振られた」のです。

それが確かな事実です。


別れ話。最後の抵抗。

理由について詳細な言及は控えますが(というか、何が真実かは私にも分かりません)、先方曰く「元彼が忘れられない」とのこと。
そして、そのような感情を抱きながらも一緒にいるのが申し訳ないとのことでした。

それを言われた日。まさに青天の霹靂。
それを言われて最初に思ったのは掛け値なしで「申し訳ないなんて思わなくていい」。

聞けば、その人とは4年ほど付き合っていたとのこと。
(付き合っている最中、私は先方の過去が気になっていたものの、それを聞こうとすると「あんまりいいものじゃないから」と言われたり、泣かれたりしていたので踏み込めずにいました)

もちろん、過去の人を思い出されるのは嬉しいことではないけれど、それでも4年間も一緒にいればたくさんの思い出があるのは当たり前だし、それを自分がたった3ヶ月で塗り替えられるとも思わない。
それに、そういう過去があるのも含めて、いま、自分の目の前で頑張っている先方のことを私は尊敬していて、大好きでした。

だから「申し訳ないなんて思わなくていい」でした。

それは先方に伝えました。
でも、先方からは「私はあなたが思っているほど良い人じゃない」「あなたにはもっと良い人がいる」。返ってくるのはそういう言葉でした。

それでも、私はすぐに手を引くわけにはいきませんでした。粘りました。
最終的に、先方との話し合いは3日、3回の電話に及びました。


最初の電話の最中、手が震えました。動悸がしました。
私にとって初めての恋人ですから、当然別れ話も初めて。初めての身体反応でした。

また、友達にもめちゃくちゃ相談しました。普段、連絡事項以外LINEしない人間なのですが、なりふり構っていられなかったです。

下記が、実際に相談しているLINEのトーク画面の一例。

長文を打つ際はPCの方が適していることが分かりました。笑

いま久々に見ましたが長すぎますよね。でも、それも考慮できないくらいの状況でした。

幸せだったのは、私が人に恵まれていたことです。この相談に友達は応えてくれました。
すぐ電話しようと言って何度も時間つくってくれたり、移動中で電話はできないけどと言いながらも自分と同じくらい長文のメッセージで返答くれたり。
自分軸、先方軸、環境軸に論点を整理してくれたり、先方に対して怒ってくれたり、自身の経験を教えてくれたり、状況ごとに場合分けしてくれたり、先方に伝えるべきことをアドバイスしてくれたり。

私自身はとても冷静ではいられない状況で、彼ら彼女らの言葉はたくさんの気づきを与えてくれました。
ただ、整理すればするほど、難しい状況であることも明らかになりました。
それを受け入れなくてはならない時が、刻々と近づいている実感がありました。

そして最後、先方の親友(私にとって幼稚園、小学校の同級生)に彼女視点での意見を求めました。
彼女からの回答は「覚悟をもって選ぶ道なら、私は親友として支えていく」でした。
本来、当時の私にとってありがたくない回答のはずですが、感動しました。
私も覚悟を決めました。


その日の夜が3回目の電話でした。


それでも生きていかなきゃ

と、かっこつけてみたものの、別れた瞬間から切り替えられたはずはないです。

翌日は、生きる意味って何だろうとか、電車に飛び込もうかとか、ものすごい思考でした。事情を知っている同期たちとお昼ご飯食べている時、泣きました。仕事していてもやるせなさは常にありました。
この日の自分を私は生涯褒めたいと思います。偉業を成し遂げた日でした。

しばらくは「BAD入っている状態」がデフォルトでした。
毎日夢に出てきました。目覚めは特にひどかったです。

それでも、周りから「話聞くよ」って言ってもらえたり、「話聞いてください」って言えたり、おすすめの曲を共有してもらったり、失恋からの立ち直り方調べたり、別れ話の最中に友達からもらった「私はあなたに幸せになってほしい」という言葉を思い出したり。
3歩進んで2歩下がるみたいな感じで、本当に少しずつ前に進めるようになりました。(というか、なってきました)

その背景には、反省できたことがあります。

まず、別れたからこそ、付き合っている最中の自分に対して、周りから率直にフィードバックをもらえました。

自分でも自覚していましたが、本当に視野が狭くなっていたので、そこに客観的な意見をもらえたのはありがたかったです。
自分の良いと思われていた点、続けていくべき点、逆に、良くないと思われていた点、相手の重荷になっていたであろう点を整理できました。

別れてからの私は「これでオレは生涯独身だな」と言っていましたが、周りは「いや、学べたんだから、逆に結婚に近づいたじゃん」と言ってくれました。

そして、ちゃんと自分と向き合うようになりました。

周りからのフィードバックをもとに、付き合っていた当時の自分、別れてからの自分を振り返ると「自分は、自分のことを愛せていたか」という疑問が生じました。

というのも、別れてからの自分の感情を冷静に紐解くと「大好きな人がいなくなった悲しさ、悔しさ」だけではなかったのです。
本当にダサいことですけど「『恋人』がいない自分と向き合う困難さ」や「また『恋人』を見つけなくてはならないつらさ」もないまぜになっていました。
つまり、「私のことを好いてくれる」が私が先方を好きだった一つの理由なのです。

私は、どこかで、私自身を愛することを先方に依存していたんです。

冒頭、別れた理由について「何が真実かは私にも分かりません」と述べましたが、それは上記の理由からというのも一つです。
私のそのような姿勢、弱さが先方の負担になっていた可能性は多分にあるのです。

となれば、やることは自分と向き合うこと、もっと言えば「自分で自分を好きになる」ことです。そして、その努力を始めました。

やってみて思いますが、自分を好きになるっていうのは本当に難しい。でも難しいからこそ、好きになれた時、新しい自分に出会えるという大きな希望も同時に感じています。

自分を愛することを自分でできて初めて、本当の意味で他人を愛せる、と私は信じています。

Life goes on

そんな中での、いまの私のテーマは「孤独を楽しむ」です。

ここまで読んできた皆さんは気づいていると思いますが、私はまだ未練と闘っています。BADに大きく振れる瞬間もまだあります。

でも、最近はいつも「孤独を楽しむ」を自分に言い聞かせています。

仮に30歳で結婚できてしまった場合、80歳まで生きるなら50年間誰かと繋がり続けなくてはいけない。そう考えたら、いまの「孤独」ってめちゃくちゃ貴重な時間じゃん!と。

それに、これまでの人生、孤独な時に私は成長してきた実感がありますし。

いつか、一緒に幸せになりたいと心の底から思える人に出会えた時、そう気づけた時、私がその人との幸せを創れる人間でいたいと思います。

そのために、いま、私は孤独を謳歌します。自分を高めます。


そして、孤独になるために覚悟を決めなくてはいけません。

自分が弱くなる要因は、これまた本当にダサいですけど「まだ復縁できるんじゃないか」という思いです。

なので、私は、
初恋の人と、金輪際、連絡をとらず、会わず、友達にも、恋人にも、絶対にならないこと
を今日の自分に約束します。


私の2024年上半期は激動でした。

中でも「3ヶ月」は、人生で最も幸せな3ヶ月であり、同時に、人生で最も弱かった3ヶ月でもありました。


この3ヶ月があったから、私は必ず幸せになります。

「オレの彼女になってください」と言える自分になります。

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