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なんと言おうと#26~今の時代、忍耐力は~

こんばんは。なんと言おうと#26です。
このコンテンツは普段は人の意見に導かれたり、流されたりすることが多い僕がこの場だけは自分の考えを誰の意見にも惑わされずに言いたいという思いから成り立っています。

まずは、この記事をみてください。

小学生、いや中高生もだけど、カバン重たいですよね。僕は置き勉はしない主義だったので毎日10㎏くらいしょってましたよ。ショルダーバッグだと片方の肩に負担がかかりすぎるので、学校で流行っていなくてもリュックにしていましたね。だから背が伸びなかったのかぁ・・・。
まぁ、内容に関してはどちらの立場にも「はぁ・・・?」と思った身なので触れませんが、その中の意見「昔は重たい荷物を背負っていた」「昔はこれを耐えられた」「重いランドセルで鍛えないと」(というコメントをグーグルでは見たんだけど、バズフィードになかった)を見て、思ったことがあります。

今の子どもたちは、どこで忍耐力を培っているのだろう?

あらゆる物事に制限がかかって、楽を楽をしよう、楽して稼ごうという世の中なので、どこで忍耐力をつけているのか疑問に思いました。いじめも厳しく取り締まられているので「昔、すごいいじめにあっていたけどそれに比べればずっとマシ」的な声を聞くこともだんだん減ってくるのかな、なんて。厳しくすればするほどそういう話は美談として残っていくものだから(なんと言おうと!)そういうことも受け入れられなくなってくるのかな。・・・というわけで、世代間ギャップを埋める回、スタートです。

今の時代、忍耐力は

やっぱり、忍耐力がつく場所といえば、学校じゃないですか。例えば部活。よく「厳しい練習を乗り越えて・・・」なんていうのをよく聞きますが、今の世の中、部活の活動時間も制限がかかってきている。朝もはよから日暮れまで、月月火水木金金、休みなく・・・というのもいい顔をされなくなってきつつありますよね。僕も部活経験(吹奏楽部)があってまさにこんな中やってましたけど、大変でしたね。もっと言うと中学も高校も男子の先輩いなかったから心の底から頼れる人があまりいなかったんですよね。それで結果を残せれば美談となれるし、「あの時大変だったけど楽しかったよね」と最高の思い出に昇華できるけど、もし初戦敗退だったら・・・。燃え尽き症候群待ったなしですよ。僕はなりましたけどね。部活を始めた時より嫌いになって終わって、卒業後は一度も演奏会行ってなければまたみんなで吹きたいという気はないですね。それでも、大変だったけど充実した時間だったし、部活していた時間は楽しかったし、今の家にも当時のメンバー紹介と定期演奏会のパンフレットは持ってきていますよ。

現代よりは昔の部活のほうが圧倒的に過酷だったエピソードってたくさん聞きますよね。ほら、部活中に水を飲んじゃいけないとか、先輩の命令は絶対とか、良くも悪くもしごきがあったりとか・・・。でも、今時そんな教えをする人っていないじゃないですか。肉体的な苦痛(鍛錬?)を味わう経験ってできなくなってきていますよね(そもそもできる状況って自分で書いておきながら何なんだよって感じですが)。体罰を容認するわけではないけれど、経験上そういう経験があった人のほうが精神的には強いのかなぁと思いますね。野菜のトマトだって、甘いトマトに育てるのはあえて水を与えず、トマトに厳しい環境を与えさせることが必要と言いますし(とシンフォギアAXZで言ってましたよ)。

会社でも、業種によっては若いうちに月に200時間残業、始発で出て終電で帰る、家には寝に帰るようなものな人って今でもいると思うんですよね。法律上は制限がかかってきたのでこれもまたそれを通して忍耐力を養うことは難しい。また、会社でもそうでなくても、怒ったり、叱ったりすればすぐに周囲から横やりが入り、それらをされたり、理不尽な仕打ちを受けたりした人間はすぐさまその旨を報告して対応を求める仕組みというか雰囲気が確立されている世の中じゃないですか。今の子どもたちが大人になるころには所得は大きく増えてなくとも、労働状況は大きく改善されて定時退勤が当たり前で「残業代?なにそれ?」みたいなことを言われて上司が衝撃を受ける時代になるかもしれない。もしかしたらその逆で、「沢山働いて、法定以上の残業をして沢山稼ぎたい、そして働いた後は飲みに行く!」という流れにまた戻るかもしれませんけどね。ファッションの流行みたいに世の中の考え方もどこかで一周するんじゃないかとは思ってはいますよ。ただ、長時間働くのは、精神力、忍耐力の向上にはいいかもしれませんけど、会社の資本力的にはどうなんでしょう。あっ、そもそも15歳未満の少年少女は労働できないんだったわ。

こうしてみるとやっぱり昔と違って生活も豊かだろうし、厳しい環境に置かれる機会って減っているのは事実だと思います。身の回りにも、上司からの教育は正当であるにもかかわらずすぐに「転職したい」とか「働かずに稼ぎたい」と言い出すZ世代はと思っている人は少なからずいると思います・・・。中には本当に忍耐力なさすぎだろという人もいるし・・・。こういう経験がないから、しかしこういう経験をさせない世の中にも問題があるような。いや、こういう経験はないに越したことはないんだけど、まったくない人間は失敗に、挫折に、想定外の事態に弱い気が、いつまでも改善しない気がして。なんでも生産活動に制限をかけるのはやっぱり良いこととは言えないし、みんな早くその事実に気付いて、見直す流れを生み出すべきでは・・・?絶対にどこかに両立できる絶妙なラインがあるはず。とはいえ、そのラインって時代によって変わって現代のラインがそのラインと言われるとそれまでなんだよな。

まぁ、今の子どもたちは、昔にはなかった制限やストレスのかかりまくりの今の世の中そのものが忍耐力を養えるのかもしれないと思ったところでこの話題を締めたいと思います。結果的に美談とするためには結果が必要だと思うし、美談に聞こえるのが嫌な人もいると思いますが美談は経験や教訓の積み重ねの結果であり、経験も教訓も美談の積み重ねが生んでいると僕は思いますよ。ちなみに、僕は周囲から「忍耐力あるね」なんてよく言われますけど、強化・・ガラスのハートなので、簡単には割れないだけであって一度割れるとなかなか立ち直れないタイプです・・・。別に今回の話は今の世の中が甘ったれているとか、最近の若者をひとくくりに忍耐力がないと言っているわけではありませんので悪しからず。次回もこんな感じの話をしたいと思っています。内容もだし、その場の感情のままに書き連ねているので、読み手にはつらい文章が続きますが、ご容赦ください。

最後はこのコーナー!

今週の1枚!

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どのカバンやカギにも付けられていないストラップの数々・・・。先日部屋の掃除をした際に缶バッジとともに壁に飾りたいなと思ったものの、どういう掛け方をしようか思案するも結論が出ず結局行き場がないままという図です。趣味の欄に書くほどではないけど、行った先々でのキーホルダー集めは好きだし、飾るにしてもスペースは取らないし、なにせ財布にもやさしいしで沢山集まった結果です。コルクボードと押しピンを買ってそこに掛けていくスタイルがよいか、金網みたいなのを買って引っかけるスタイルがいいのか、1本の棒につるしていくスタイルがいいのか、缶バッジも一緒に飾るには・・・、どうするのが良いのでしょうか?まぁ、次回の更新にはその結果を載せたいと思います。

それでは、また次回お会いしましょう!!

(アップ後に編集が入る場合があります)

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