なんと言おうと#2 ~五輪と疫病のあれこれ~

~五輪と疫病のあれこれ~

皆さま、こんにちは。なんと言おうと#2です。
2回目でようやく改行のしかたを覚えました。Shift+Enter!

さて、東京オリンピック2020が終了してから1週間たちますが、いかがお過ごしでしょうか。僕は14日に某ワクチンの2回目を終え、副反応が幾分出ているところです。ワクチンの特性上うったとしてもかかるものはかかるんですけど。そしてこの1週間涼しくて自宅でエアコンを使わずに乗り切りました。今回はオリンピックを通して思ったこと、そこからつながるさまざまな事象を書いていきたいと思います。#2からいきなりタイトル通りの本領発揮、沢山書いてストレス発散回、スタートです。


僕がテレビで観たのは、開会式(小国の選手団を見るのが楽しい!)、サッカー男子(メキシコ戦×2以外)、自転車(トラック)くらいで、もっと見たかったですけど、もともと楽しみにしていた競技だけでも見られてよかったです。とにかく2020東京五輪、何とか開催できてよかったですね。まあ、もともと五輪賛成派だった僕からすれば当然で、中止など言語道断と思っていたので。南スーダン代表とか2019年から日本に入って調整を続けていましたし(先見の明アリ!?)、そんな努力を無駄にはできないでしょう。しかし、多くの種目で観客を入れられなかったのは残念の極みで、チケット当たっていたのに払い戻しになった人がかわいそうでなりません、ぬか喜びになったのですから。テレビで観ていて、選手が結果を残しても、心のどこかで「何か足りない」と思っていた人も多いんじゃないかなと。

五輪までの一連の流れで報道を見て思ったのは「選手へのリスペクトが欠けていた」ということ。そしていかに金にしか目が行っていないかということです。IOCも国も都も国民も報道も自分の利益ばかりで主役であるはずの選手たちへの意識が足りていなかった。「最大限のリスペクトをした」と誰かが言っても僕にはそうは思えませんね。周りで同じことを言っている人は少ないですが、心の内でそう感じている人は多いはずです。出場した選手たちの笑顔や感謝で心を動かされた人もいたと思いますが、一部の人が踏みにじっているような気もしてならなかったです。ただ、状況がどうであれ8年前の盛り上がりは忘れたんですかねえと思って、東京に住んでいる先輩に話を聞いてみると「普通に盛り上がっていて、国立競技場の周辺とかは写真撮影で大行列」とのこと。ネット上と現実世界では少し違いがあって、お偉いさんがあれこれ言って、マスコミがセンセーショナルに報道していたけれど、ちゃんと楽しみにしていた人も多かったんだなと思いました。いかに反対派とマスコミが抗って世の中を扇動というか、かき回そうとしていたことを感じさせられました。

そもそも、五輪の開催をめぐってこんなに荒れたかって、先の疫病のせいですよ。それさえなければもう少し穏やかだったはずです。東京で開催が決まった時点でそういう運命だったかもしれません。もし、マドリードだったとしてもイスタンブールだったとしても(いずれも2020年の開催候補地)、ほかのどこかの街だったとしても同じように自国から、世界からさまざまな意見が飛んだことでしょう。むしろ東京でなければもっと厳しい現実が待っていた可能性だってあります。


この世の中、この状況でもまだ「県外移動の自粛」を訴えているのは、良くも悪くも日本人の諦めない心の表れだと勝手に思っていますが、移動してもしなくても一緒だと思う人はいませんか?僕はワイドショー疲弊等ありここ何年は必要以上の情報を耳に入れないようにしているので細かいところはわかりませんが、国民の約1%がすでに感染(発症はもっと少ない)、確かにリスクをかけないなら動かないというのは間違っていないと思いますし、医療関係者も「お願いだから!」という気持ちでしょうけど、もう自粛とか言ってもコイキングのはねる並みに効果ない状況まで来ているのでは。
ここで、移動の制限を「都道府県単位(北海道は振興局単位)」に縛るのはどうしてなのか、まあ推測ですけど、政府が考えた国民にとって総合的にもっとも分かりやすいだろうと思ったのが都道府県というくくりだったんでしょうね。最初の時に移動を抑えて一時的に成功して味をしめてしまったのが今までだらだらと続いているというのもまた愚かですね。面積も、その都道府県のどのあたりに住んでいるかによってその範囲は大きく変わるのに。都道府県の区分けとは少し違う「生活圏」という人の流れを重視した分け方もあったはず。まあいずれにせよ文明が発達している以上、人が移動しないなど不可能だし、交通網とか考慮されるべきなのにそこまで考えられなかったのはさすがに甘いかな。そこを考えたうえでそういう区分けをしたとしても称賛には値しませんね。鳥取県が生活圏を加味して兵庫県の美方郡(新温泉町・香美町)への往来の自粛を求めなかったのは「ちょっとだけやるじゃん」と思いました。
まあ、地理をやっていた人間なのでよくわかることなのですが、人間的には県境があってもウイルスに県境はなくって。そもそも境目なんて目で見えないし、歴史上人為的に引いたものが大半なわけで、人間以外にはまったく意味をなさないんですよ。とにかく言いたいのは移動自粛は失敗というかそもそも不可能だということです!物流も止まりますので生活できないですよ!

手洗い・マスクでインフルエンザ(うがいのインフルへの効果は科学的に証明されていないそうです)は防げているのに成果が上がらないのは免疫うんぬんもあるんでしょうけど、他に何か決定的に足りない要素がある気がするんですよね。長期化してくるとそもそも予防策自体が間違っているのではないかと思う瞬間があって、結構前から思っています。今の生活に慣れきれないうちに、希望を捨てないうちに目に見える結果が出ればいいと皆さんも思っていると思いますがどうでしょうかね。神のみぞ知る、一寸先は闇。自分のためなら過程が大事ですが、人のためなら結果が大事だと最近感じています。結果が欲しいですね。

というわけで、本編はこの辺にして約3000字、もっとうまく表現できればとは思います(これでも自分の中ではストーリーはすべてつながっている)が、#2から毒を吐いてしまいました。いろんな意見もあると思いますが、まあ毒は早いうちに出すに越すことはないでしょう。次回はもう少し明るい話題にしようかな、、、

長文となりましたが、最後に今後行う固定のコーナーを紹介したいと思います。
その名も「今週の一枚!」
Twitterでは不定期でやっている「今日の一枚」(通算回数自体は「一言」のほうが多いんですけど、始めたのは「一枚」のほうが先なんですよ!)のnote版。Twitterではタイミングがなくアップし損ねる写真が大半なのでここで救済しようと思います。一枚と言いながら初回なので(説明上2枚必要なので)2枚上げます。

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「ルヴァンプライム」のJリーグパッケージを発見しましたので購入しました。表には我らがアビスパ福岡のアビーくん(1枚目左上)以下計10クラブのマスコットが描かれていますが、なぜか裏面の「もうひとつのルヴァンカップ」の料理は9クラブ分しかない。あれっ、モンテディオ山形は??

(公開後に編集が入る可能性があります)

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