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京都に住まう理由。

気づけば京都に住んで11年も経った。希望する第1志望大阪の大学に入ってそれなりに満足した学生生活を送ってはいたものの、大阪の実家で何不自由なく暮らしながらも、密かに出来れば京都に住んで、学生生活をしてみたいと思っていた。京都特集の雑誌を買っては行きたいお店のページの角を折り、開店時間、定休日、地図を頭に叩き込み、勇んで行ったものの「社員研修」なんてこともあったっけ。

京都の魅力とは?

今住んでいる所は2か所目になるが、家から鴨川が近くて、ものの5分で鴨が泳いでいる、笛の練習をしている、裸で日光浴しているおじさん×3(!)を見つけることができる。(本当に3連続でベンチで違うおじさんが寝ていたんだよ…あっついのに顔をしかめて…熱中症とかなってないのが不思議)単純にいいなと思う。思いついたら裸足で川のなかにも入れるし、色んな小枝や葉っぱを集めて不思議な創作物も作れるし、一人でいても寂しくない。ある時気づいたのだが、河原で散歩している人、遊んでいる人たち、今視界の中にいる人々は、腹の中では何を思っているかはわからないが、とにかく「平和」だということ。怒っている人、喧嘩をしている人は見た事がない。空があって、川が流れていたら皆幸せなんだなと思ってしまう。世間を騒がせるニュースや出来事が嘘のように感じてしまう。

良いところ(主に川)を書いたが、勿論ものには裏と表がある。次は裏の部分書いちゃおう。そうしよう、そうしよう。

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