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怖い…?

体の具合が悪くなるとすぐに病院に行く人と、そうでない人がいる。
わたしは行きたくない人で、ある友人は行く人だ。

かかりつけ医が撮ったCTだけでは納得できず、PET検査ができる病院を紹介してもらう友人。
そこでなにも無ければ初めて安心するという。

具合が悪ければ直ぐに病院に行くのはいいことだ。
わたしのように心配するだけで、検査結果が怖くて行かないよりはずっといい。
だから彼女の話はいつも病気と病院の「大変だった話」だ。

先日は、自宅でふらっとしたので、救急車を呼んだという。
徒歩10分のかかりつけ病院に運ばれ大事にはならなかったので良かったのだけど…

病院の看護師さんが、暗に言ったらしい。
…歩けるんだったら、このくらいで救急車を呼ばないでほしい…

「そう、言われたのよ。だけど大丈夫かどうかわからないてしょ」

ウン…おっしゃるとおり、
だけど…
正直、救急車まで呼ぶほどかな〜とも思った。

「やるだけのことをやってるから、死ぬのは怖くない」
と、はっきり言う友人。

健康なときと、重い病気になったときとでは、考えも違ってくると思うけど…
すごいな…
まだそこまでわたしは言いきれない。

わたしは亡くなること自体よりも、痛みが耐えられないと思っている。
だから、怖い。
この歳になっても往生際が悪いのはわたしか…?

でも、最近はなるようにしかならないと思ってる。
生物はみんな終わりがある。
あたりまえでわかりきっていること、
自然には逆らえない。

それを徐々に受け入れていける気がしている。
そういう意味では、歳をとるってすごいな…と思う。

でも実際はきれいごとでは終わらないだろう。
痛みは絶対避けたいし、
いざ、その時はなってみなければわからない。

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