帯状疱疹ワクチン接種副反応

帯状疱疹ワクチン（不活化ワクチン）
シングリックスは、2回の接種で90%以上の予防効果が得られるという。
（日本では2018年3月に承認された）

シングリックスってなんの名前？
メーカー？
……で、調べてみたら

＊製造・販売業者はイギリスのグラクソ・スミスクライン株式会社。シングリックスは、帯状疱疹を意味する「Shingles」と、グラクソ・スミスクラインのワクチン製造拠点であるベルギーの地名「Rixensart」を組み合わせた名前＊
だそうだ。

1回目の接種から2ヶ月の間隔をおいて接種する筋肉注射だ。

わたしは2回目を3日前に受けた。
今まで受けたコロナワクチン、全て発熱の副反応が出た。
37.5 〜 38度ほどの熱が、1日半から2日間あった。

若い時、風邪をひいて出たこのくらいの熱は何ともなかった覚えがある。
だけど、ワクチンの副反応の熱は倦怠感も伴い気持ちも悪い。
立ち上がる気力も無くなり、ずっとベッドで横になるしかない。
ただ2日間で平熱になるし、その時間だけ我慢すればいい。

今回の帯状疱疹ワクチンも似たようなもんだろう…
でも、2回目はちょっと違った。
接種12時間後、午後10時頃発熱、
徐々に熱は38度になった。
身体は自分でも驚くほどの熱さになった。
こんな熱いことは経験したことがない。

額に冷えピタ、首にネッククーラー、解熱剤を飲み、水分を補給。
そうだ、脇の下も冷やそう…
夫に氷袋を2つ作ってもらい、両脇に挟んだ。

ボーっとする頭で、
この状態が続いたら…病院へ行った方がいいのか…
大げさだ…朝までには良くなってる…
身体が辛くなると、弱気になって思ってもいないことを考え出す。

3日目の今日はすっかり平熱だが、浮遊感が残っている。

こんな副反応は軽い方なのかもしれない…
もっときつい人もいるのだろう。

反対に夫や友人のように、部位の僅かな腫れと痛み以外はなんの副反応もない人もたくさんいる。
うらやましい。

医師によっては発熱について
「異物が入るんだから反応はあって自然」とか、
「高齢者の方で発熱する人は少ないですよ」
と、いろいろおっしゃる。

若くなくてもいいから、もう発熱は御免被る。正直、もうこんな思いするのはイヤだ。

老夫婦2人の生活、
今は持病があっても、それぞれの趣味など、やりたいことが出来る「健康」をまだ持っている。
それは、
歩けて、自転車に乗れて、バスや電車にも1人で乗れる「健康」だ。

でも、いざというときお互いに頼り合える時間はあと僅かだ。

姉や友人も含めて、1人で住んでいる高齢者は多い。
彼等の気持に及ぶべくもないが、
その時の覚悟もしとかなくてはと思う。
こんなことでオタオタしないようにならなくてはね！