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5/28の愛

暴太郎戦隊ドンブラザーズ、ありがとう。
ソノイ、ありがとう。
富永勇也さん、ありがとう。



2023年5月28日(日)、ファイナルライブツアー大阪公演にて暴太郎戦隊ドンブラザーズはフィナーレを迎えました。



私がこの1年半ずっと追いかけてきて、たくさん幸せにしてもらった作品です。
このnoteでは暗い記事ばかり書いていたけど、その中でいつもドンブラザーズには支えられていました。

特に富永勇也さん演じるソノイというキャラクターが大好きで、ソノイを通して富永勇也さんのファンにもなりました。

公演後にもだらだら感想をツイートしたし、富永さんへのお手紙にもまとまらない気持ちを書き連ねたけど、まだたくさん思いは湧いてくるしここにもまとめようと思います。


ストーリーについてのお話


FLTのヒーローショー部分である「じごくさいばん」。
どんなストーリーかというと、私の推しであるソノイが仲良しの桃井タロウへの気持ちを勝手に拗らせて裁判沙汰にし、周りの人間を巻き込んだ上、欲望や感情の塊が怪人化した「ヒトツ鬼」をも生む大変迷惑な話です。


ソノイのドロドロしためんどくさい部分がいっぱい詰まったお話なんだけど、いちオタクとしてはとても満足しています。

※ここからは「じごくさいばん」について語るためにタロウとソノイについておさらいしていきます。


彼は常に自分自身や他者に対して清らかであれと願っている人間の上位存在(脳人という種族)で、決して自己犠牲も厭わない、気高く優しい人です。



そんな彼が出会ったこのドンブラザーズの主人公である桃井タロウもまた人間の上位存在で、嘘をつくと死ぬ体質によって周りから誤解されたり傷つけてしまったりすることが多々ありました。

実はタロウとソノイはお互い倒すべき宿敵なのですが、彼らはお互いの正体を知らないまま出会い、友情が芽生えてしまいます。


正体がバレてからも、いつかは倒さないといけないと思いながら絆を深め、最後は脳人もドンブラザーズとして共に戦うようになりました。


テレビ本編でも彼はタロウへ向ける「えも言われぬ感情」に振り回されて、時にはそれによって仲間を困らせるようなこともありました。



でもその時はソノイの中に「タロウは倒すべき存在」という使命と「タロウのような清らかな存在を守りたい」という感情からなる葛藤がありました。


誇り高き脳人の戦士だからこそこの2つの思いに揺れ、時に周りをも振り回すような行動になったのだと私は解釈しています。



でも、「じごくさいばん」はタロウと共に戦うようになってからのお話。



本当にただタロウが自分との仲をほったらかしているんじゃないかと不安に思う、メンヘラ彼女面120%のソノイです。



タロウはといえば全くそんなことは考えておらず、純粋に他のお供とも仲良くしていただけなんですよね。


とはいえタロウもソノイが自分の知らないところで他の人と仲良くしてたら寂しい顔をすると思うんだよな〜。(テレビ本編参照)



でね、ソノイがこんなんだからFLTを見たお客さんみんなに「ソノイはめんどくさい男だ」って言われてるんですよ。


私はソノイを弁護したい!!!


いやまあめんどくさい男ではありますけど。
彼がこうなった背景も考えてあげましょうよ。
あいつの気持ち、お前は考えたことあるのかよ。



脳人はいつもリーダー格のソノイ、紅一点のソノニ、末っ子ポジのソノザの3人で行動しており、戦闘力や知識などはソノニ・ソノザより上回っているようです。

また、同じく脳人のソノシとは学生時代に生徒会長の座を争い、ソノイはその座を勝ち取った経験があります。

そして、
「私は脳人の世界では常にファッションリーダーだったッッ!!」
などと申しており。


ファッションリーダーに関してはどこまで本当かわかりませんが、少なくとも昔からソノイは周りから一目置かれていたり誰かの上に立つポジションだったのだろうと推察されます。

(もしかしたらファッションリーダーっていうのは周りがあのファッションを見て触れてはいけない扱いでそう呼んでいたりした…?やめようそれは可哀想すぎる。やめたげてよ!)

だから中々タロウのように同じ目線で仲良くできる人が少なかったのかもしれない。

タロウのような憧れの存在が少なかったのかもしれない。

そしてタロウを見て、自分といくらか似た存在だと思っているのかもしれない。

そう考えるとタロウがソノイと仲良くなってどこかうれしそうなのと同じように、ソノイもまた尊敬できて対等に渡り合える存在と出会えたことはうれしかったのだろうと思います。

タロウが自分の理想とする「清らかな人間」だから、そんな存在と出会えたことの喜びはもちろんあるでしょう。
でもきっと、脳人と言えどひとりの人間として、タロウとの関係はとても大事にしていたんだと思います。


かわいい。かわいいねえ……………。



そこら辺のただの人間でも、大親友に彼氏や彼女ができたらすごくうれしい反面寂しい気持ちになることって普通にあると思うんですよ。私はあります。

でもその大親友が自分だけの大親友ではなくて、別の誰かの友だちでもあり、誰かの先輩・後輩でもあり、誰かのお客さんでもあり、誰かの娘・息子であり、いろんな人といろんな関係があることを知っているじゃないですか。
自分だってそうなわけだし。
だから自分のテリトリー内の人間に新しい人間関係ができても飲み込めるんだと思うんです。


でもソノイってきっと今までそういう経験自体少なかったんだろうと思うし、ソノイ自身も他者と関係を築くことが並の人間より少なかったんじゃないかと思うんです。
そしてそれはタロウにも言えます。


そう考えるとソノイがタロウに執着するのも理解できませんか?




…………………………。
とはいえ裁判なんか起こすなよ!!
しかもジロウを使うなんて!!
このバカタレハチマキが〜〜!!(©️末吉9太郎)

そんで閻魔大王がブチ切れてヒトツ鬼になったわけだけど、ソノイがこんなことにならなかったらヒトツ鬼にもなってないからね!?




私はずっと思っているんだけど、ソノイって脳人だからギリ耐えてるだけで、ただの人間だったら絶対何度もヒトツ鬼化しているはず。
雉野つよしさんのこと言えないぞ!


ソノイがこんなに私情120%でめちゃくちゃになっている姿はテレビ本編では中々無いし(めちゃくちゃな時は一応脳人の戦士としての使命を忘れていないので)、ドンブラザーズに加入するという結末を迎えたからこそ生まれた姿だと思っています。

でもそんなめちゃくちゃになっているソノイがかわいくてかわいくてたまらないのでオッケーです!

最初はあんなに気高くて優雅で強くて冷たさもあったソノイがこんなに人間みたいにめちゃくちゃになっている姿がもう本当〜〜〜〜〜に、かわいい。





ソノイちゃんは世界一かわいい。





キャストさんについてのお話


大千秋楽のみんなの挨拶で、それぞれ辛いことや苦しいことを抱えながらこの作品に飛び込んだり向き合っていたことをたくさん明かしてくれました。


そりゃそういうことは演じている期間中あけすけに言わないだろうから当たり前なんだけど、そこまでそれぞれがいろいろな思いを持っていたというのは私の想像を遥かに超えていました。


こはくちゃん、あみさちゃんは初めての映像作品、初めてのお芝居がドンブラザーズ。
思うようにできなかったりして現場に行きたくない時期があったこと。


雷蔵くんはお先真っ暗と思っていた時にこの作品に参加して、それでもずっと苦しさを持ちながらジロウという役に向き合っていたこと。


別府くんは猿原真一というわけのわからんキャラクターをどう演じたらいいのか迷って、腐っている時期があったこと。

※確かにわけわからんのだけど、ああしてふわふわしているからこそあの関係性地獄みたいなドンブラザーズのブルーとしてフラットにいられるんだと私は思っています。


そして、樋口くんは19歳までずっとプロサッカー選手になるために生きてきて、夢が叶う目前まで来ていたのにプロになれなくなってしまって。
朝6時に起きて気づいたら夜の9時だったこともあったぐらい大きな挫折だった、と。


また、鈴木さんは今まで自分でメイクや衣装を準備してひとことセリフを言って終わり、みたいな現場がいくつもあって。
でもドンブラザーズはこうしてスタッフさんがずっとキャストさんのことを考えて動いてくれる現場だったということ。



あの挨拶の場では言ってなかったけど、富永さんもいろいろ抱えていたことを他のところでおっしゃっています。

2.5次元舞台にいろいろ出演してきたけれど、これから俳優としてどうやっていくか迷っていたところにオーディションの話をいただき、この作品に飛び込んだこと。

監督の期待に応えることはできたけど、及第点を遥かに飛び越えることはできず、悔しいと感じていること。

道に迷っている時に桃井陣役の和田さんと2人で食事に行けていろいろ相談させてもらえたこと。



経歴も年齢もバラバラだし、キャラクターとしてもキャストとしても立ち位置があるから、それぞれにいろんな思いがあったと思います。


最後だからこんなに明かしてくれたんだろうけど、それでもまだファンの前では言えないようないろいろがきっと計り知れないほどあっただろうと思います。



それでもキャストのみなさんはいつもお芝居やSNS、ファンサービスまで、いろんなところで私たちを楽しませてくれました。


「ファンのみなさんにたくさん幸せにしていただきました」とか「愛してくれてありがとう」ってよくキャストのみなさんは言うけど、本当にそれはこっちのセリフというか。


どれほどこの人たちに幸せにしてもらったかわからない。
ファンとしては愛することが幸せだし。
こんなに愛せるキャラクターを生み出してくれることに感謝しているし。
「この9人がドンブラザーズでよかった」って、ありきたりな言葉だけど心からそう思います。



ソノシ役の廣瀬さんが、雉野役のオーディションを鈴木さんと受けていたけど、結果として鈴木さんが雉野役、廣瀬さんはソノシ役として出演することになったというお話をされていました。


「雉野つよし」というとても優しくて不器用ながらも一生懸命で、でも自分に自信がなくて、つい思いが暴走してしまう、所謂「ヒーロー」という存在への対義語としての「平凡な」人間の役。

「ソノシ」という清潔第一を掲げ、自身の思う「美しさ」の追求には力を持ってしてでも決して抜かりなく、それでもどこか憎めないチャーミングさもたっぷりある脳人の役。


出来上がりしか知らない私たちだから言えるのかもしれないけど、この役を演じる人が違う人だったらきっとこんなキャラ説明になってなかったんじゃないでしょうか。

元々作られた設定の上に俳優さんたちのエッセンスが加えられてこの愛すべきドンブラザーズたちは成り立っています。

ドンブラザーズになるべくしてなったんだろうな、この人たちは。
このメンバーじゃなかったら今みたいに愛せていなかったかもしれない。知らんけど。

だからあの9人がドンブラザーズでよかった。
素晴らしい縁です。





富永勇也さん。
とみながさん。勇也くん。


ファンサとか苦手ですよね。
サマステやGロッソ舞台挨拶、超英雄祭で大勢のファンの前に立つ機会は何度かあったけど、ほんと苦手なんだろうなとよく感じていました。
確かご本人もそう言っていたんじゃないかな。(違ったらごめん)

※ドマステのカテコはたぶんだけど役も入ってると思うんだよな。でもドンブラのイベントの時は割とソノイではなくとみながさんとして立っている感じがする。


でも公演を重ねるごとにいろんなところを隅々まで見て大きく手を振ったりピンポイントで手を振ったり会釈したり。


私はこれまでのイベントも含め、いつも「ソノイさま♡」と書いたうちわを持って見に行っていました。
一方で、こういうの持って来て困らせてたらごめんねって心のどこかでいつも思っていました。


でも、「うちわ全部見えてます」とか作ってきた労力に触れてくれたりとか言ってくれたりすると、すごく救われたように思いました。


私はもともとジャニオタなので良くも悪くもその文化がベースにあって。
だからとにかく全面に名前バーンみたいなうちわを作ってたんですよね。


自分としては
うちわ=「ここにあなたのファンがいますよ」
っていう標識だと思っており。
それはもちろんこっち見て!っていうアピールでもあるし、あなたを応援する人はいるから安心してねっていうメッセージでもあると思っています。

※うちわ持って行くのに「こっち見てほしいなんて思ってないです〜(>_<)」みたいなことを言うのは全員嘘だと思っている。綺麗事を言うな。


ファンサが得意な方じゃないだろうから「○○して」とかをわかりやすく書いてもよかったのかもしれない。
でもとにかくソノイのファン、とみながさんのファンがここにいるよということが伝えられたらいいなと思って、いつもうちわを持参していました。


とみながさんは時々手を振ってくれたり(たぶん)、会釈をしてくれたり、じっとうちわを見てくれたりしました。


他のキャストのファンサ力(ぢから)があまりに高すぎるので、同じようにやれなんて全然一つも思ってないけど、それでもやっぱり反応してくれたってわかるととてもうれしかったです。




でもきっと照れちゃうとかどうしたらいいかわかんないとかあったと思うから、そこに関してはほんと、こちらの自己満に付き合わせてしまってごめんなさい。
精一杯こたえてくれて本当に本当にありがとう。
とみながさんが「来てくれてうれしいな」と思えるファンになりたいです。



とみながさんは最後の挨拶で
「もし俳優を辞めたとしても絶対に忘れません」
と言っていました。
正直少しドキッとしました。

でもその前に脳人について
ソノイ:タロウと出会っておでんを知った
ソノニ:翼と出会って愛を知った
ソノザ:はるかと出会って漫画、感情を知った
そしてそれぞれ幸せになっている、というようなことを話されていました。

だからこの脳人たちの変化を踏まえて、とみながさん自身も今後いろんな出会いを経て、彼自身の望む未来や幸せの形が変わってくる可能性はゼロじゃないということが言いたかったのかな?と受け取りました。
だとしてもドンブラザーズのことは絶対に忘れないよ、と。


でもダブルカテコでは
「俳優としてもっと大きくなってドンブラザーズへ帰ってきます!」
と清々しい声と表情で私たちのさっきの不安を払拭してくれました。
正直安心したよ…!!もう!!


とみながさんは「代えの効かない俳優」を目指しているとお誕生日などに言っていました。
そして、飽き性の自分が飽きずにずっと続けられているのがこの俳優業だということも言っていました。


だからとみながさんはきっとずっと俳優なんだ!


そうであると願っています。
そうあれるよう応援しています。



富永勇也さん、あなたがソノイでよかったです。

ドンブラザーズと、
ソノイと、
富永勇也さんと、
出会えてよかった。

本当に本当によかった。
たくさんの幸せをありがとう。
大好きです。

愛してますっ!





なんの話がしたいのかさっぱりわからないですが、今思っていることはだいたい書き連ねられたかなと思います。

他にも思ったことがあればたぶんTwitterに流してくだろう。


総じて何が言いたいかと言うと

私はドンブラザーズがとにかく大好きで、
ソノイがひたすら大好きで、
ソノイは世界一かわいくて、
そのソノイを演じた富永勇也という俳優さんがとてつもなく大好きで、
たくさんの幸せをくれるドンブラザーズとソノイと富永勇也さんに心から感謝している、

というお話。



あ、最後にひとつだけ。











青って200色あんねん。





ちなみに
富永勇也さんのSNSはこちらです。
この夏からファンクラブも開設されます。

富永勇也さんのおもしろTwitter

富永勇也さんのうるわしInstagram


おわり。またね。

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