【宿泊レポ】The Ryokan Tokyo YUGAWARA【原稿合宿@湯河原】
2024年10月、湯河原にある温泉宿『The Ryokan Tokyo YUGAWARA』に宿泊して1泊2日の作業合宿をしてきました。
2022年3月にリニューアルオープン。
昔ながらの温泉旅館をリノベーションして出来た、日々忙しなく生きる現代人向けの新しいタイプの温泉宿です。
公式サイトが何ともノスタルジーでおしゃれ。
○宿泊のきっかけ
今回は学生時代の友人と4人で滞在したのですが、その内の2人が一度同じプランで来たことがあると言ってオススメされたのがきっかけでこの旅館を知りました。
最近、周りで手芸や創作を趣味として始める友人の割合が増えてきました。
私自身もnoteでの執筆を始めたのでその1人。
創作活動なり資格勉強なり何か作業をする時に家だといまいち集中できない。
かと言ってカフェだと周りが静かじゃない事もあるし、混み具合や時間制限を気にしてしまう。
思い切り時間を取って何にも邪魔されずじっくり集中できる機会が欲しい…。
そんな悩みを誰しも抱いたことがあるのではないでしょうか。
こちらの宿ではそんなニーズを満たしてくれるぴったりの宿泊体験をすることができました。
結論、大満足!
○宿泊プランの内容
今回宿泊したプランは『大人の原稿執筆パック』
原稿執筆とプラン名に入っているものの、原稿じゃなくても創作活動じゃなくてもパソコンを使わない作業でも、机上で済むものであれば基本何でもOKです。
今回一緒に滞在した友人の中にはぬい作りを作業内容として宣言する者も。
ちなみに、こちらのプラン以外にも『資格取得応援パック』『積ん読解消パック』など、ユニークなプランがいくつかあります。
プランによって食事や貸出グッズの内容が少しずつ変わるようです。
個人的には飲み放題とポテトと唐揚げ食べ放題付きの『御自愛パック』がとても気になってます。
全てがしんどくなったら行きたい。
・お部屋
今回は4人での利用だったので十畳和室を用意していただきました。
部屋数も全部で11室と元々大きくない旅館なので、おそらくここが一番広い部屋なのではないかなと。
和室と四畳半ほどの小さな部屋が襖で仕切れるような作りになっています。
部屋には座布団の代わりにYogibo(ヨギボー)がたくさん転がっていたのが特徴的でした。
廉価版のビーズクッションは自宅で使っているのですが、本家Yogiboは沈み込み方が違うというか、長時間座ってても腰がやられないような程よい硬さがあります。
まんまと欲しくなりました。
布団は自分たちで敷くセルフスタイル。
和室の奥に見える窓際のスペース(普通の旅館だとよく椅子とかテーブルとかが置いてある縁側もどき)には洗面台と小さめの冷蔵庫。
洗面台に歯ブラシなどのアメニティがまとめて置いてありました。
タオル類もバスタオルからフェイスタオルまで揃ってますが、お風呂場の入り口にも洗濯済みタオルが用意されています。
基礎化粧品のアメニティが一通り揃っているので今回自分では何も持って行きませんでした。
ちなみにトイレはありますが部屋風呂はありません。
その代わりにシャワールームが3つほどあります。大浴場に入れない方でも大丈夫。
・食事
1泊2日プランで食事は
夕食、朝食、昼食と3食ついてきます。
お部屋は10時にチェックアウトする必要がありますが、帰りの送迎バスが出る15時半まではカフェエリアで作業することができます。
早ければ1日目の16時にチェックインできるのでほぼ24時間の滞在が可能。
この長い滞在時間を利用してがっつり自分の作業に没頭することができるのが他の宿にはないプランの特徴だと思います。
以下は食事の写真。
地元の特産品を使っていると説明を受けましたがどのメニューもとっても美味しかったです!!
<1日目夕食>
揚げたてのフライの何と身の柔らかい事…お箸で切れるくらいほろほろで感動しました。
醤油、タルタルソース、中濃ソースが付いてるので味変しながら楽しめます。
フライが3つともかなりの大きさなので、定食としてはだいぶボリューミー。
結構頑張って食べ切りました。
夕食は追加料金で地元の鮮魚を使った手巻き寿司セットにアップグレードもできます。
2泊以上の場合は自動で2日目の夕食がアップグレードされるようです。
<2日目朝食>
“湯河原おちょこ御膳”と名の通り、おばんざいが小さいおちょこに入って陳列されています。
ひじきやきんぴらなど、純和風のおかずでご飯が進む進む。
一緒についているお鍋は湯葉。
ご飯と卵を一緒に入れて雑炊として頂くのもオススメだそうです。
つい夜更かしして作業を進めてしまった身体に沁み渡る優しいお味でした。
<2日目昼食>
地元湯河原の出汁を使った“お茶漬け御膳”です。
胡麻鯛、筑前煮など朝食に引き続き身体に優しくて嬉しい和惣菜がたっぷり。
もう言う事なし。美味しい。
色々な味でお茶漬けを食べたすぎてお米が足りなくなるところでした。
・貸出グッズ
公式サイトより引用↓
これらの他にもノートパソコンスタンドや液タブなど、原稿作業する人に向けた備品が充実していました。
貸出コーナーから自由に持って行くことができます。
今回iPadを利用しての作業が多かったのでタイプライター型のキーボードを借りてみました。
充電コードも何本かありましたが、Lightningケーブルは無かったのでApple製品を利用する人は自分で持ってくる必要がありそう。
あとはコンセントとケーブルを繋ぐアダプタも少ないように思いました。
また、作業用のグッズの他にも浴衣やジャージの貸出もあります。
私が行った時は貸出コーナーのジャージは補充されてなかったのですが、部屋に置いてある作務衣のような上下セパレートタイプの部屋着を退館までお借りすることができました。
ゆったりした服で作業に集中しましょう。
・カフェエリア
部屋に篭ることもできますが、基本的にはこちらのスペースで終日作業していました。
食事処も兼ねているので作業している人と食事している人が同じ空間にいる事にはなりますが、騒がしいと感じる事はほとんどなく落ち着いた時間を過ごすことができました。
各席にはコンセントも完備されているため電源がある席が争奪戦、みたいな事にもなりません。
カフェエリアの本棚には話題の漫画や小説、旅行系の雑誌、創作ハウツー本まで揃っているので作業の合間に読むのも息抜きになって良さそう。
宿泊プランにはカフェフリーがついており、作業しながらお供にいただきたいコーヒーや紅茶が飲み放題!
私は湯河原のスーパーで小さい牛乳を買って行き、コーヒーや紅茶に混ぜて飲んでいました。
その他、湯河原の地ビールやオリジナルジュースなどフリーフローではない飲み物も充実していました。
○感想
集中できる環境が整っていたので、自分の作業にじっくり時間をかけて取り組む事ができて良かった!
自室やカフェエリアを行ったり来たりして適度に環境変えるのもリフレッシュになって良さそう
食事の時以外スタッフさんから声をかけられる事はほぼないので、放っておいてくれる距離感が丁度いい
逆に旅館ならではのおもてなし精神やきめ細やかな行き届いたサービスを求める人にはアンマッチかも
リノベーションされてるところは綺麗だけど、トイレや手洗い場なんかはちょっと劣化を感じる古さ
駅からのアクセスが遠いのと宿の周りに何にもないので忘れ物があってもコンビニで調達ってわけにはいかない
でもアメニティも貸出品も充実してるしどうにかなりそう
私はこの合宿に来たおかげでnote記事を2日連続で投稿することができました!
いつも記事1つ書き上げるのに1ヶ月近くかかってしまうので、それを考えるとめちゃくちゃ有意義な1泊2日だったと思います。
自分時間に没頭したい方は、ぜひ一度こちらの宿を訪れてみてください。
この記事で興味を持ってもらえたら嬉しいです。
それでは。
○おまけ
旅館の送迎バスの時間より1時間ほど早い到着の踊り子号に乗ったので、送迎バスの時間までは駅すぐ近くにある雰囲気のいいカフェで時間を過ごしました。
YUGAWAYA CAFEさん、こちらもオススメです。
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