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【DM全国大会2019使用】新型ガイアッシュ覇道

1.初めに

お久しぶりです、デデンネです。今回は僕が参加したDM全国大会2019で使用したデッキについて紹介していきます。今回のデッキは栃木県で1番強いとり((1) とり🐥(@toriao0726)さん / Twitter)が原案で全国の日程が決まってから調整を手伝ってもらいました。

2.全国前までのリスト

全国の日程が決まってから様々なデッキタイプを試していました。その中でガイアッシュ覇道が自分の中で1番しっくりきたデッキタイプだったのでCSに持ち込みました。CSに持ち込んだ結果2位になったので実際に全国大会で使用しました。
実際にCSで2位になったリストはこちらです。

このリストは『九番目の旧王』を採用しているので赤単にも勝てるようになっており、『パルテノン』を採用しているので青単スコーラーのようなソリティアデッキにも有利をつけることができます。

3.全国大会使用リスト(現在のリスト)

CSで2位になったのですが、使用してみて以下のような欠点が出てきました。5c系統の『ロストソウル』に対して、『ヴェノミック』だけでは対応しきれないことが多々ある。「アルカディアスモモキング』を出された際の受けが4枚採用のGSしかないので、JO退化に対して安定した勝率が出ないことが分かりました。そのような欠点を補うのに調整した結果とりCSで2連続優勝することが出来ました。戦績は以下の通りです。

調整の結果以下のようなリストになりました。

このリストはとりがイエサブCSで使用したリストになります。ソリティア系統に有効だった『パルテノン』ですが、ソリティア系統の母数が減少しているため不採用にしました。代わりにJO退化を見るために『カクシレシピ』を採用しました。さらに調整した結果以下のWolf杯(ウルフ)リストを使用しました。

試しに『ボルカニック』を1枚『オリジナルフィナーレ』にしました。回していて黒マナが足りなく感じたので採用しました。全国大会ように組んだリストは以下の通りです。

全国大会で使用するにあたって、安定した勝率の出せる5cネバーと最大値が他の山よりも高いjo退化の2デッキの使用者が多いと考えその2デッキに対して有利のつくリストに調整しました。赤単は自分のプレイではなく相手のトリガーや引きの運で勝ち負けが決まるため使用数は少ないと考え赤単に勝率の落ちてしまう構築になりました。

4.各カード採用理由

採用理由はとりがWolfCSで使用したリストになります。

4 x フェアリー・Re:ライフ

初動になりながら受けにもなるカード。今の環境JO退化がいるのでGSはかなり強力です。『地龍神』だと多色枚数が多くなってしまい自分の動きに支障が出るので『Re:ライフ』を採用しました。

4 x 天災 デドダム

ブーストしながら手札管理を行えるハイパーカード。このデッキで1番強いブーストなので4枚確定採用。

2 x 裏斬隠 カクシ・レシピ

JO退化への勝率を上げるために採用。青単色なので『デドダム』の色にもなるので2枚採用しました。JO退化が多い環境では3枚目までなら採用してもいいと思います。

3 x 百鬼の天邪閣

最初は『九番目の旧王』を採用していました。しかし、盾から踏ませないと有効にならない点が気になっていました。そこで『百鬼の天邪閣』を採用しました。『百鬼の天邪閣』は素引きしたり、デドダムで見えても有効になるのでこちらを採用しました。赤単を見ない場合は0でも大丈夫です。その場合黒マナが少なくなるので『ボルカニック』を『オリジナルフィナーレ』に変えて色配分を見るようにしています。

3 x ドンドン火噴くナウ

赤青緑の3色もっているので、『デドダム』の色になりやすいのが特徴でこのデッキでもっとも3ターン目にプレイしたい『デドダム』を出しやすくしつつ、赤単に対して盾から踏ませて強力で、『カクシレシピ』や『一王二命三眼槍』を拾ってきて2面受けられるため採用しました。色配分で1枚『オリジナルフィナーレ』にしましたが、4枚採用もありかと思います。

4 x 一王二命三眼槍

現環境に噛み合っている受けです。『デドダム』や『ボルカニック』で探すことができるため手札に抱えることも可能なので採用しました。単純に赤黒マナを補えるのも噛み合っています。JO退化対面に『 一王二命三眼槍』で耐えて『ガイアッシュ』でカウンターをするプレイをよく取るため確実に見えてほしいので4枚採用しています。

4 x Dの暴毒 ヴェノミック・ハザード

エンド時にクリーチャーを拾う効果を使って無限に『ラッキーナンバー』を唱えたり、無限に『逆瀧』を唱えたり、無限に『覇道』でエクストラターンを取ったりすることを可能にしている1枚です。どのプランを取るにも必要になるカードであり、5マナの時に優先的にプレイしたいカードなので4枚確定採用です。

1 x ”必駆”蛮触礼亞

8マナのときに『ヴェノミック』を展開してから『フレア』『覇道』で無限覇道を狙うことがあります。『チェンジザ』を場に出して『フレア』を引いた時にそのまま『覇道』出せたりと結構器用なカードです。赤単対面にタップされているクリーチャーとほかにもう1体クリーチャーがいたら2面処理しながら2面除去することもあるので覚えておくと便利かもしれません。

1 x 終末王秘伝オリジナルフィナーレ

元々は『ボルカニック』の枠でしたが、『一王二命三眼槍』などの手札にキープしたい黒マナが多く思うように『デドダム』がプレイできないのが気になり採用しました。『オリジナルフィナーレ』を採用することによって黒マナが16枚になるので『デドダム』をプレイしやすくなっています。

1 x 機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」

主にトリガーケアで使用します。一見不利対面に見える青魔導具も『ヴェノミック』を貼って『ナンバー』8宣言で勝つことができます。マナにおくと拾う手段が『ステゴロ』くらいしかないので青マナがこれしかなくて青のカードをプレイする時以外はキープしましょう。

4 x 流星のガイアッシュ・カイザー

地味に出たとき効果の2ドローがリソースになったりします。このデッキの場合は1枚プレイして手札が2枚になって帰ってくることが少ないのでリソースゲームをしていく中で重要な1枚になります。相手の踏み倒しに対してもカウンターをしたりするため確実に公開領域に見えてほしいため4枚採用になっています。

3 x 龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 ~土を割る逆瀧~

出たときに2ドロー1捨てするので手札を減らさずにクリーチャーを場に出すことが出来ています。捨てる効果でコスト5以下の呪文を捨てたらタダで唱えることもできるのでその点も強力ですが、このデッキでは呪文面の方を多々使用します。相手の『覇道』からのエクストラターンであったり、赤単やJOに対しても『逆瀧』がかなり刺さります。『ヴェノミック』から無限唱えたり、ゲーム中盤以降で使いたいので3枚採用になっています。『逆瀧』を唱えた状態で『覇道』で詰めていくと『カツキング』を踏んでしまいエクストラターンを取れなかった場合でも『逆瀧』で止めておくと負けなくなります。

2 x 闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ

このデッキは『デドダム』や『ボルカニック』などで山札をかなり消費をするので山切れケアで『お清め』を採用しています。たまに上面でマナに埋めたカードを拾ったりします。墓地退化を見て採用したというよりかはこのデッキでは自身の山札切れケアで採用されています。

4 x 勝利龍装 クラッシュ”覇道”

『ヴェノミック』と合わせた無限『覇道』の通りが今の環境非常によくフィニッシャーとして最適と考えこのデッキを制作しました。『デドダム』の色になりませんが、フィニッシャーで『ガイアッシュ』が絡むと最速3ターン目に場に出るので早い段階でも公開領域に見えてほしい1枚なので4枚採用しました。

5.採用候補、デッキ構築について

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