手にしたDS 21 は、、、

ミッション

DSのミッションには、5速マニュアルと4速セミオートマがあるけれど、
僕が手に入れたDS 21は、4速でクラッチペダルのないセミオートミッション
ハンドルコラムの上から生えてるレバーを動かすと、油圧操作で勝手にクラッチ操作をしてくれる。発進するときには、一瞬2速に入れてから1速に入れて発進した方が良いって教わった。信号で止まるときには、ニュートラルに入れちゃって惰性で走行させて止まるとスムースに走らせられる。だけど、高速を走ると5速が欲しくなる。3速はすごく使い勝手がよく、街中であまり頻繁にギアチェンジしなくても良い感じ。

画像1

インジェクション

キャブじゃなくてインジェクション仕様、それをさらにオリジナルの電子制御第一世代をつけてもらった。つまりラムダセンサーもついて触媒もつけられたもの。
今はもっと進化しているらしいけれど、僕のは割とラフに制御されている冷間時はしばらくアイドリングの上下が激しい。点火も永井電子で強化されてる。

空調

クーラーもつけてもらった。DSは、カムシャフトからコンプレッサーの回転をもらうと言うことでクーラー装着はしない方がいいとかも言われてるけれど、20年乗って特に問題はない。クーラーだから冷気しか出ない。オリジナル至上主義はクーラもつけないらしいけど、エンジンが室内まで食い込んでるようなDSは、2時間以上もドライブするとアクセルペダルまで熱くなってくるような車だからクーラーはあった方が良い

DSは、三角窓を廃してデフロスターを導入したことでも画期的だったらしい。

エンジンは、OHV

ボアアップした2300cc。全然良い音とかしないし、排気音もいわゆる良い音なんかしない。頑丈とは言われているようだけど、ブロックから冷却水漏れして溶接修理を一度経験してる。
オーバーヒートの経験はないけれど、昨今の気温上昇だと夏の渋滞だとヒートしちゃう車もあると聞いてる。真夏の渋滞にわざわざ乗りに行くのはやめた方がいい

低速トルクは、あまりないような感じ。信号からのスタートは、1速でアクセルを多少踏み込まないと周りの車に置いていかれるような気がする。だけど、DS23の最終型はカタログだけど最高速度190km 
DSは、スピードに関係なく運転が楽しい

ブレーキ

DSは前がディスク、後ろはドラム。油圧による制御システム。
ディスクは、ホイールハウスには無くてエンジンルームに15インチくらいのでかいのがついている。後ろはドラム(世の中誤解があるようなので書いておくけれど条件一定ならドラムブレーキはものすごく効く)
思いっきりブレーキを踏むと、本当に強力な制動力で止まってくれる。

色々言われているけれど、普通の車と同じようにコントロールが効く。
ストロークは確かに普通の車に比較したら少ないけれど、12ミリはあるらしい。
普通の車は、奥へ踏み込む強さで制動力をコントロールしていて、DSはブレーキを上から下に踏みつける強さとわずかにあるストロークでコントロールしているイメージ。

ディスクは、買ってから数年後割れが生じてきたので交換している

ちなみに、免許取ってからずっと、2ペダルの時は左足でブレーキを操作してるけれど、何の問題もない。

冷却

エンジンフードを開けるとフロント先端部に真鍮製の重いラジエターはなく、大体フロントタイヤのあたりの高い位置にそれはある。冷却はDSの弱点。ラジエター搭載位置をフロントに改造しているものもある。

ラジエターは、買ってから数年後ダメになって交換した

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