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第187回太陽cs(31人)の対戦レポ

注意

このnoteはHEROを知らない、使ったことがないという方には不親切な内容となっております。読み手にHEROの知識がある前提で書いておりますのでご了承ください。

また、僕自身HEROの構築に正解はないと考えています。他のデッキと違い使い手がデッキに順応していくのではなく、デッキがプレイヤーに対応していくのがHEROというデッキの本質と捉えています。そのため、今回の構築が今のHEROの答えだと思わず、あくまで一つの事例として考えていただけると幸いです。

※質問やご指摘はDMにて承ってます。


対戦成績



今回重きを置いたこと



構築面
①ピュアリィを重く見たサイド構築
②先攻サイドチェンジによるダークエンジェル&群雄割拠の成立
※後ほど構築の欄で解説


プレイ面
①相手先攻の三戦系カード
②サイドチェンジ後の怪獣、二ビル
③早期決着

①手札にもよるが基本メイン中には泡以外の誘発は極力打たないようにし、相手の盤面を崩していくようにした。

②今回はサイコロ運が悪く後手からのスタートが多かったが、上手く噛み合い先攻サイチェンをする機会が少なかった。怪獣ケアを考え、天気戦、ピュアリィ戦の先攻サイチェンではダークエンジェルと群雄割拠を投入し、リキッドやクロスキーパーで展開と合わせて20枚近く掘り進めたが群雄割拠だけ引けず、理想盤面の成立は叶わなかった。
※ピュアリィにはリンク1が採用されておりダークエンジェルが効かないため、割拠を引けない時はデスフェニの素材にしていた。

③フレイムシュート登場以降の構築ではクロスガイの2枚目の採用はしていないため、早期での決着を考えている。そのため後攻サイチェンではフェイバリットコンタクトやシャドミの2枚目は抜き、捲り札の大量投入でライフキルを目指している。

今回使用した構築の採用理由


今回の構築のコンセプトはメインデッキの軽量化及びドローソースによる先攻ダークエンジェル&群雄割拠の成立である。
以下、蓮杯inつりおcs3人チームでの構築からの変更点及びこだわりの解説。

ファリス 3→2 
インクリース 2→1
今回の構築ではサイドカード引きやすくしたり、手札の質の向上を目指し枚数を減らした。どこかでファリス2は整合性がないと厳しいご指摘を場外からいただいたが(誰だよあの質問したやつ)個人的にはファリスは以前、先攻後攻問わず初手に欲しいカードなので2枚の採用である。※ヴァイオン効果にアトラクターを投げられた際1番ダメージが少ない飛ばし先でもある。

クロスキーパー 0→1
リキッドマンとの噛み合いやブルーdの生贄素材の供給と幅広い活躍をしてくれた。また、今回採用に踏み切った理由として、先述したドロソとしての役割とフレイムシュートを主軸においた構築であるためE・HEROのサポートカード欲しかったのも大きい。後手サイチェンではイシズティアラ以外基本抜いていたが、サイチェン枠として悩まずに済むのも個人的には大きい。

増殖するG 3→2
今回の構築は先攻重視で組んでいるため、先攻札の質を高めるためにメインでの枚数を減らし、後手札としての期待も込めてサイドに一枚いれた。

ドロール&ロックバード 0→1
今まではサイドカードとしての採用だったが、メインから増殖するGを減らしたため、メイン戦後手を渡された時の抑止力としてメインから採用。

M・HERO アシッド 0→1
フレイムシュート主軸の構築にしてから3つのcsでアシッドがいる前提の動きをしてジャッジを呼ぶことがたたあったためエスクリダオと入れ替えで採用。

【個人的なポイント】

シャドーミスト 2枚
個人的に今回の構築で一番悩んだところ。前日まで40構築で考えていたが、クロスキーパーの採用やフレイムシュートの都合上E・HEROを減らしたくなかったため変更無しで2枚となった。1枚にしてもいいと感じた理由としてはフリス3構築や一滴3枚構築のように僕自身今回の構築では禁じられた一滴のコストを強く切れないと感じているのと、後攻でファリスや一滴、融合を素引きしていない初手でこのカードを引くと手札の質が一段階落ちてしまってると考えたため。そのため後攻サイチェンではイシズティアラ戦以外1枚減らしていた。

マスクチェンジ 2枚
イシズティアラの減少により、初手で必ず欲しいと思わなくなったのと、ギミックで確定で持ってこれるためこの枚数での採用としている。シェアトップのピュアリィにはダークロウ、ブルーDともに強く刺さっているため、前よりダークロウを重視しなくていいのもこの考えを推す追い風であると考える。

禁じられた一滴 2枚
増殖するGのところでも触れたが今回は先攻重視の構築にしているのでこの枚数である。原案ではサイドに3枚目を指す予定だったがシークレットレアの枚数が足りなかったので断念した。

【サイドカードの採用理由】

ダークエンジェル 1枚
今回のサイドプランの本命。送り付けることにより完封できる対面が多い他、結界波や拮抗勝負、トップでの泡をケアできるのが大きい。

原始生命体ニビル 1枚
当日の朝方まで音ゲーに没頭して群雄割拠の3枚目を探すのを忘れていたため急遽投入。当日アダマシアを含む展開系が多いとよんでいたため採用自体は正しかった。
※1度も引けなかった。

ドロール&ロックバード 1枚
理不尽な展開系(超重武者)をシバいたり先攻展開の抑止力となるため採用。しかし、本命のピュアリィがドロールケアでドローフェイズに展開を始めたり、三戦の号のトリガーになったり、一滴との兼ね合いも考え今後は無限泡影との入れ替えを検討している。

皆既日食の書 2枚
クシャトリヤやピュアリィのピュアリィープ!?に打つために採用。今回は引けなかったため今後も引き続き採用し使用感を確かめたい。

三戦の号 2枚
本来は1枚での採用だったが禁じられた一滴のシークレットが1枚足りなかったので急遽増量。前期と比べ深淵の獣やティアラメンツが減ったためメインからの採用は辞めた。今回は障壁の採用は見送ったのと巷で話題のドロバケアでのフェイコンセットはバグースカでドロバケアが補えているので、イシズティアラ戦以外での先攻での採用はしなかった。後手では無類の強さを誇っていたので今後も引き続き採用していこうと考えている。

ハーピィの羽根帚 1枚
セットカードを一掃できる捲り札であり三戦の号で持ってこれるため採用。また一定の罠ビ、メタビがいると予想していたので上手く噛み合った。

群雄割拠 2枚
今回の主役。前日まで3枚採用する予定でいたが先述の通り前日準備が上手くいかなかったため2枚での採用となった。今季は壊獣が流行っているため生贄封じの仮面とでギリギリまで考えたが、エクソシスターなどの刺さる対面が少なからずいることや、ダークエンジェルとの盤面ロックのがDフォースブルーD+生贄封じの仮面より難易度が低いと考えこちらを採用した。
※1度も手札に来ることは無かったので引き続き試行回数を増やしたいと思う。

拮抗勝負 3枚
今季は裏にもリソース補助の永続魔法罠が多くあるので、打つだけで十分な効力を発揮すると考え3枚採用した。しかし三戦の号を2枚採用しているので、今後も枚数を変えないのであればこちらの枚数を減らすのも視野。

レッドリブート 1枚
罠ビやメタビがどの大会にも一定数いるので採用している。

【前日までのサイド案】


対ピュアリィ戦における考え

【先攻】
現在のピュアリィはメインでの誘発枚数が少ないため基本的にこちらの展開は通る。そのため、先攻で苦労することはないと考えている。ただし、注意する点として三戦系のカードの大量採用があるため、基本的にはギリギリまで相手ターン中はモンスター効果を使わないようにし、相手のハンドが3枚以下になってからダークロウのハンデスなどで三戦系カードをはたき落としたり、展開を抑止していくことを推奨する。そのため、ブルーDを先攻で立てるよりはマスクチェンジ2枚体制と三戦の才のケアとしてデスフェニを除く闇属性HEROを2体用意するのもありかもしれない。

【後攻】
前提として7素材かつ守備力4000以上のノワールをいかにして突破するかが鍵となる。1回目の効果は雑に使ってくれる印象だが、5素材以下にはならないようギリギリまで粘ってこられる。そのため、一滴を持っているさいはオネスティネオス、もしくはブルーDをチラつかせながら相手が2回目の効果を発動せざるえない状況を作る必要がある。

Ps
後日サイドの入れ替え案を更新します

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