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《第1章-①》 ロッドを巻く前から、勝負は決まっている!?これだけは絶対に外せない【事前準備5原則】

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《第1章-①》
ロッドを巻く前から、勝負は決まっている!?これだけは絶対に外せない【事前準備5原則】




ワインディングをする時に1番大切なのに、
ほとんどの人がテキトーに済ませてしまうこと…


それは、

“練習を始める前の準備”

です!


少し厳しいことを言うようですが、練習前の準備をテキトーにする人が
どれだけ必死に練習してもいつまでたっても上手になることはないでしょう。


この記事では、ワインディング“基本中の基本”、

【事前準備の5原則】

からお話ししましょう!


📝【事前準備の5原則】

①ロッドケースの整理
②机の確認
③クランプのゆがみの確認 ★重要★
④ウィッグの向きの確認 ★重要★
⑤自分の立ち位置の確認

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①ロッドケースの整理


まずはロッドケースの中を綺麗に使いやすい状態に整えることが大切です!


ロッドケースの整理に正解はありませんが、

「間違いなくこれはやったほうが良い!」

というポイントを5つ紹介します。


【5つのポイント】

ラバーは一番近い場所に置く
❷ ペーパーは山盛りに入れておく
❸ 同じ種類のロッドは同じところに入れる
❹ ロッドを立てる
❺ 流れのある配置にする


❶、❷、❸はその通りに準備するだけで効率よく作業できるので、絶対にやっておきましょう!


❹と❺については、もう少し詳しく解説をしたいと思います👇


< ❹ロッドを立てる>

ロッドは、ロッドケースの “仕切り” を上手に使うことで立てることができます!

ロッドを立てることで圧倒的に取りやすくなり、タイムも早くなります!

⚠️要注意!⚠️
国家試験ではNG行為なので、学校の試験やコンテストでだけ使ってください!


ロッドを立てるためは、仕切りにラバー(ゴム)をかける必要があります!


ラバー(ゴム)をかける手順はこちらにまとめました

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縦にかけるゴムは何本でも大丈夫ですが、
豆ロッドを立てるときは2本のゴムを使う方がしっかり固定できます!


< ❺流れのある配置にする >

ロッドの並べ方に“流れ”を意識すると、ロッドを迷わずに取ることができます!

例えば、僕がオールパーパスをしていた時のロッドケース配置はこちら

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このように、右から左に順番にロッドが減っていくような“流れ”を意識してロッドを整理していました!


自分がロッドを取りやすい“流れ”を準備の段階で作っておくことで、

😱「あれ?オレンジのハーフどこにやった!?」

みたいなロッドケースをガサガサしてロッドを探す
時間の無駄をなくすことができます!🙆‍♂️


僕の並べ方は一つの例です。

自分が一番ワインディングをしやすいロッドの“流れ”を見つけて、
毎回その状態でスタートできるようにしましょう!

✂︎---------------

②机の確認


机の確認はものすごく大切です。
まずは机自体がガタガタガしないかどうかをチェックしましょう!

机がグラグラするようなら、ワインディングを始める前に別の机に変えるか、びくとも動かないように調整しておきましょう🙆‍♂️


机の確認が済んだら、
次に机を“まっすぐ”に置いて下さい!


”まっすぐ“ というのは 、

机が自分に対して“直角”になっている状態

のことを言います!

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🤷‍♂️「机がまっすぐかどうか、よくわかんない!」


と言う人は、

・壁に机を押し当てる
・床の溝や線に合わせて机を置く

という方法がオススメなので、どちらかを試してみてください🙆‍♂️

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③クランプのゆがみの確認 ★重要★


⚠️重要⚠️
最初からクランプがゆがんでいたら、
どんなに綺麗に巻いてもその作品はゆがみます!!


作品が綺麗な人は、
必ずクランプを水平(机と並行な状態)にするこだわりを持っています!


基準になるのはウィッグの台座です

画像8

まずは、ウィッグの台座が机が平行になるようにクランプを固定しましょう!

この時にクランプはきつく締め過ぎずに、8割くらいの硬さに固定しておきます。


ここから、
さらに水平に近づくように微調整を行います!


「コンコンコンコンコンコンコン!!👉」


ウィッグの頭を指でつつきながら、
少しずつ水平に近づけていきます。


そのあとウィッグから2〜3mくらい離れて、
ウィッグの台座と机が平行になっているか最終チェックをしましょう!


🤔「あれ?近くで見るとまっすぐに見えたのに、遠くから見るとズレてる…?」


なんてことがよくあるので、しっかりと確認することが大事です!


また、ウィッグの後ろからだけではなくて
横からも見て、机と平行になっているか確認するようにしましょう

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④ウィッグの顔の向きの確認 ★重要★


これも超重要ポイントです!


もしもウィッグの顔が正面じゃなくて斜めを向いている状態でブロッキングを取ると、
一体どうなるでしょうか…?


…その場合、どれだけまっすぐにブロッキングをとったとしても
ブロッキングが斜めになります!


こんな感じです

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ブロッキングが曲がったら、終わりです。
絶対に綺麗な作品はできません🙅‍♂️


そうならないために、ワインディングを始める前に
ウィッグの顔がまっすぐ正面を向いているかどうかをしっかりと確認すること大切です!


ただこれ、意外と難しくて、

😃「多分これで正面向いてるっしょ!大丈夫っしょ!」

…となんとなくでウィッグの顔を正面に向かせるのは、ぶっちゃけ無理ゲーです。


なので、僕がほぼ100%ウィッグを正面に向けることができるズルい方法を伝授します!


[手順❶]ロッドケースをクランプに密着させて“まっすぐ”を作る

まずは、“まっすぐの基準”を用意します。


ここでは、ロッドケースの側面を利用します!

この画像のようにクランプにロッドケースを密着させて、
ロッドケースの側面でまっすぐを作りましょう!


[手順❷]ロッドケースを頼りに、ウィッグの顔をまっすぐに向ける

ウィッグを正面に向ける時に
一番分かりやすいのは ”鼻“ です!


ウィッグの鼻の先を確認して、
ロッドケースの側面と同じ方向に向いていたらOKです🙆‍♂️

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⚠️ただ、一つだけ注意点があります!⚠️


もしも、この方法を試してもウィッグがまっすぐ前を向かないのなら、
ウィッグの鼻自体がゆがんでいる可能性が高いです


😇「ロッドケースの側面と同じようにウィッグの鼻を正面に向けているのに、なぜか毎回ブロッキングが左右にズレるんだが?」


って方は、

『《第2章ー⑥》【大半の人は気付いていない】ウィッグにひそむ、衝撃の落とし穴

を読むと謎が解けると思うので、ご参考にしてみてください!

【第2章】センターブロッキングの絶対原則
はこちらから!
⬇️⬇️⬇️


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⑤自分の立ち位置の確認


最後は自分の立ち位置です!


自分の立ち位置は、
クランプのこの部分を参考にするのが良いです

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クランプは、この部分の真上に
ウィッグが固定されるつくりになっています。


なので、この部分を両足で “均等にまたぐ” ように立てば、必ずウィッグの真後ろに立つことができるということです!

画像9


これを意識することで、
毎回必ず同じ位置に立ってワインディングをすることができるようになります!


練習のたびに立ち位置が変わってしまうと、作品が安定せず、上手に巻ける日と上手に巻けない日がコントロールできなくなります。

どんな時でも自分の立ち位置を変えないことが、
安定した作品作りにとても大切です!🙆‍♂️

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◉まとめ


少し長くなったので、簡単にまとめます。

【事前準備の5原則】は、

・ワインディングを始める前の条件をいつも同じにする
・全てをまっすぐな状態にする

ための基本原則です!


道具の整理
机の確認
クランプの歪みの確認 ★超重要★
④ウィッグの向きの確認 ★超重要★
⑤自分の立ち位置の確認

この5つの原則を常に意識してから毎日練習するだけで、
上達スピードが飛躍的にUPします!

是非お試し下さい✨

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「【第1章】は、もう全部チェックした?」

【第1章】ワインディングの基礎の基礎
でまだ見ていない記事は、忘れずチェックしておこう👇


「【第1章】以外が見たい方はこちら!」

【第5章】コンテスター直伝!ウィッグ手入れの極意


この記事が、あなたの成長の一歩につながることを願っています!
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