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アバターを作る時に考えていたこと

前書き

 suzuki_ithさんの「ワールドを作る時に考えていたこと」を読んだんですよ。

自分で演出の意図を語っちゃうの、どうなん? と思ってやらないで内に秘めておく人も多いのではないでしょうか。
わかる。わかるんですよ、その気持ち。多くは語らないのかっけえという価値観

それでも一言言わせてください。

捨てろそのプライド!!!!!!!! 
読みたいから!!!!!!!!!!!

とはいえ欲しがってばっかりなのもよろしくないので、とりあえず書く側に回ってみようと思いました。 
ただあまりワールドを頻繁に作る方ではないので、アバターを作ったときに考えていたことでもいいでしょ、という訳で、無理やり書くことにしました。
そういうことです。

 アバターはデザイン的に何を狙っていたのかとか、どういう流れがあったのかとか、どういう苦労があったのかとか、どういう目標があったのかとか、
簡潔に書ければよかったんですが無駄に長くなりました。ごめん。
三年分あるから書きたいことが増えたんです。

セフィができるまで

 僕、VTuberなんですよ。全然動画とか作らないし、人に言わないから知ってる人はごく少数だと思いますが。過去に作った動画を見られるの、メチャメチャ恥ずかしいですし……。
今でも別に引退したわけではないので、肩書はVTuberのままですね。そういえば。

 初めた理由はいろいろあるんですが、きっかけはねこますさんの動画でした。やらなければ、はじまらない……ってヤツですね。
「やって、はじめてみよう」というわけで、そういう世界に飛び込んでみたわけですね。二時間くらいで。
いろいろなことに手を出してみて、それで動画を作って進捗を報告する……みたいな使い方を想定していて、始めた当初から「己の3Dの体を作る」というものは目標にありました。

そういう流れがあったので、Blenderに手を出すのはある種、必然的だったのかもしれません。

3.0.0ができるまで


 最初に作ったアバターであり3Dモデル。生まれて初めて三面図を描き、生まれて初めてblenderに触り、生まれて初めてunityと対決しました。
いきなり話逸れるんですが、一番最初に作るアバターってblenderとunityとペイントソフトの操作方法を頭に入れながら作る必要があって、そこにリソースの大部分が持っていかれるので結果的にクオリティは一番低くて、一番苦労したモデルになりません?
 しかも破綻しやすいデザインとかもわからないから自分の好きなデザインにして苦労するし、困った時聞ける人もそんなに多くない時期だしでまぁ大変ですよね。
そんな中で一番最初に作ったアバターって一番作者の"癖"が入ってて良くないですか? ここだけは頑張ったんだな、とか。

 僕の場合左右非対称、ケープにロングスカートという、「こいつウェイトのこと考えたことないんだろうな」セットがデザインに揃いました。今でもやりたくないです。
zenさんの動画を見ながら死んだような顔でモデリングを行った結果、生まれたモデルがこちらになります。

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 はい。
 メッシュを作る段階で完全に力尽きたので、UV展開以降の作業は全くしていません。マテリアルに色をつけただけのアバターです。
ミラーを使ってるのに顔のメッシュの片方半分を消してないせいでメッシュが二重になっちゃったり、それを編集したせいで重複頂点の削除も使えなくなったり、さらに操作ミスで全部三角面になったのでループ選択も厳しい……という"地獄"が顕現したため、ちょっとずつ改修するのは一瞬で諦め、新しく作り直すことに決めました。

 そういえば、Twitterでちょっと見た「3DモデルはTスタンスよりAスタンスで作った方が肩が自然になる」っていうのを真に受けて、初心者のくせにAスタンスで作ったらスカートのウェイトが手に追従するようになっちゃいました。料理初心者の隠し味と発想が全く一緒なんだよな。

3.1.0ができるまで

 それからすぐに2代目に取り掛かりました。

 今だとここで自作をすっぱり諦めて、販売アバターを改変して使う……なんてルートがあるんだと思いますが。
この時は「アバターを販売する」という概念そのものが無くて、ペデスタルから櫻花ミコちゃんとかの改変アバターを取ってくる……という、いわば海外勢の楽しみ方に程近い形でアバターをみんな使っていたと思います。
当然狼耳美少女しかいない訳で、いやメチャクチャ可愛いんですけども。それ以外のアバターが欲しけりゃ自分で作る以外に道がそもそも存在しない、という感じでした。

 そういった環境も相まってpublicの、人が集まっているインスタンスのファンタジー集会場に行けば自作アバターの人が2、3人は見つかる、といった風情でした。僕はここで会う人に「モデリング作業キツくない??? あと僕のモデル結構良くない???」などとかなりダルめな絡み方をして、褒めてもらって順調に調子こいてました。
 ここの調子こきがあったから今でもモデリングが続いてるな〜とも思うので、本当にあの時褒めてくれた方はありがとうございます。僕も人を褒めて調子づかせたいですね。

 この時のコミュニケーションとして培った、まず「そのアバター自作ですか?」などと聞く方法を今でも完全に引き摺っているので、今publicのコネクトステーションなんかで喋っている方が幽狐さんの改変を使っていた時、「そのアバターかわいいですね!」などと言おうにもそんなこと百回は見かけて百回は思っていることだし、いやなんて声掛けたもんかな…… 普通どうやって声をかけるものだったっけ……? 
そも、人と人との会話とは、一体どうすれば…… ということが急に気になってしまい、結局会話に混ざれないでワールドを眺めたり、さもイベントカレンダーを見に来ましたよという面をする、というムーブをよくします。

惨めだ。

 完成した二代目はこちらになります。

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 この2代目でUV展開なんかの工程も一通り覚え、苦労も相まってしばらくは「うちの子が可愛い期」みたいなのが来てました。ミラーの前でヘコヘコ立ったりしゃがんだりを繰り返しているだけなのに、めっちゃ良く出来たなと自画自賛しちゃうのよ……。

 ところが。
アバター自作交流会という、自作アバターを使っている人の交流会に出てから「いややっぱ周りと比べたら微妙すぎでは……?」と、急激に我に帰りました。まさしく井の中の蛙だったことがわかったわけです。
この調子こいてから折れるまでが、だいたい一週間か二週間といったところです。短い天下だった……。

3.2.0ができるまで

 微妙なら作り直すしかない。
既に「改修していってなんとかする」ではなく、「丸々作り直す」しか選択肢が出てこないあたりに思考の麻痺が見て取れます。
しかし作り直すにしても、なんの目標もなくというのはよくない。

 なので次、3代目の目標は、その時新しくVRCに出始めた概念である「アバター販売」を目指し、「とりあえず販売に堪えるクオリティではあること」になりました。

 流石に1080円ちゃんことアークトラスちゃんやらキッシュちゃんやらクレリックちゃんやらと同じ土俵に上がれるクオリティは無いとはわかってました。年季が違うので当然ですが……。
でも隣に並んでも、まぁギリギリ許せるかな……!? 
くらいのラインになるまでは頑張ってみるか! という思想でスタート。

 ところが販売用のアバターって、何をどうすればいいのか全然わからないんですよ。
改変なんてしたことないから改変しやすいアバターの条件なんてよくわからないし、無料で使える期間中のサブスタンスペインターも全然使い方はわからないし、もっと言えばこの時、僕はノートパソコンでVRCをプレイしていました。
当然機材が無いのでVRでの適性なんてわからないし、フルトラに至っては何をしているのか完全に謎です。ますます売れる要素が無い……。
この期間中は、ずっと「わからん……」しか言ってなかった記憶があります。

 そんで完成したのがこちら。販売時の画像がどっか行っちゃったので、Publicアバターをフレンドにコピーしてもらった時のやつです。

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うん。うーん……。まぁ……。自分で言うのもアレですけど、色々と追いついてないよね……。出した当時も思ってたけど……。

 特に色合いのバランスがちぐはぐな気がする……。眉毛だけ真っ黒だったりして、浮いてるというか。

 繰り返しになりますが、販売したとてマジで売れるとは欠片も思ってませんでした。ちょっとニュースのカメラに映って、「俺テレビ出たことあるんだぜ!」って言うくらいの心境で「僕もアバター販売やったことあるんすよ!」ってイキって終わるつもりでした。

 一応値段が当時にしてはお高めの四千円だったんですが、
「今までも三回作り直してるし、これから自分用アバターとしても使ううちに素体を作ったり、新しく服を作ったり、全面的に作り直したり、要素が増えていくはずで、そしたらモデル+着せ替えできる服+素体で価格をつけておこう」という考えの元つけた値段です。
とはいえ自分用アバターだし、一体も売れなくともまぁ、自分が使うから良いでしょ……なんて思ってたんですが。


 ちょっと売れたんですよ、確認してみましたが、5体です。価格にして2万。

 こうなると、俄然妥協してきた部分が気になってきます。
買ってくれたのがフレンドで見せにきてくれたりなんかして、とにかくメチャクチャ申し訳なくなってきたので鬼の修正作業がスタート。フルトラの適正の話とかも出てきたんですが、その時ノートパソコンでデスクトップだったので勘で修正してたりしました。馬鹿なのでは?

3.3.0ができるまで

 修正作業をやってたら、「Vケットの2が始まるらしいですよ」という話がVRCを駆け回ります。販売してるアバターもあることだし、僕も出してみっか〜〜〜!!! と応募したあと、余裕綽々でブースを完成させます。そりゃアバターがもう完成してるんで、焦りとかは無かったですね。無機物モデリングは初めてだったので、そういうところの苦労はありましたが……。

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完成したブースはこれ。怪物が彷徨う洞窟を探索している……という演目の劇場という設定。この設定は結構気に入っている。

 入稿があまりにも余裕すぎて、猛烈に時間が余りました。そしたらやっぱりペデスタルアバターの修正でもしようかな、なんて思うわけで、ちょこちょこ気になるところを直すうち、どうも顔面のトポロジーはこっちじゃなくてこうした方がいいんだなとか、流れてきたチュートリアル動画になるほどね、とか言っていたら、段々試したくなってきました。

「顔だけこっちのトポロジーで作り直してみるか…」と思い立ったので、再びの作り直しに突入していきます。本当は修正は1年後とかにやるつもりだったんですが、販売後二ヶ月くらいで2.0が出ることに……。

 当初は顔だけの予定だったんですが、作ってる途中でVRCのポリゴン制限が、2万から破格の7万に引き上げられました。
じゃあ顔だけじゃなくて、ポリゴン制限の関係上諦めていたあんな装飾やこんな装飾も付けちゃうか! と、再び地獄への道を進んでいくわけです。あんまり真似しないほうがいいと思う。

 この時の目標は、三面図をきちんと製作すること。
僕は可愛いモデルを作る上では、三面図が本当に大事だと思ってます。
横顔があてにならないだのなんだの言われてはいるものの「可愛い顔の比率」みたいなのはイラストの時点でも決定できますし、修正も楽なので頂点をいじりながらあーでもないこーでもないと言うより良いのでは、と思うんですよね。
服の小物も、ノープランでblender上であれこれこねくり回すよりも先に下絵を描けるのなら描いた方が明らかに楽です。

……実は、この時の様子が動画になってたりします。作ったもの、とりわけ動画は見られるとメチャクチャ恥ずかしいんで嫌なんですけど、せっかくの振り返り記事なんで、過去の製作物から逃げるのは辞めようね、というわけで。

こちら。
それはそれとして自分の過去の動画のことを話題に出されるのは本当に恥ずかしいので、見たことは報告しないでください。

 三面図以外にも他にもいくつか目標はありました。
まずは彩度を上げて今風の雰囲気にすること、もう一つは後のことを考えてモデリングをすること、そして見栄えの良いアバターにすることです。

 最初の今風の雰囲気ですが、今風……というより当時参考にしまくっていたのがギルティギアだったりしたので、色の使い方をそれに近い、鮮やかな感じにしよう、というのが目標になりました。ここからユニティちゃんトゥーンシェーダーを使っているのもこれが理由です。
ほかのシェーダーでも全然そういう表現はできると思いますが……。「シェーダー? ああ、UTSです」って言うのがカッコいいと思って……。

 モデリング段階での意識は、デザインを見て貰えばわかるかと思うんですが……
ロングスカートに斜めがけのベルトが存在するというできれば避けたいデザインをなんとかする為には、後にウェイト付けをすることまで含めてメッシュの作りを考えなければならない……ということです。

 そして三つ目の見栄えなんですが、全体的なシルエットをアルファベットのAに見えるようにしたり、
ガチャガチャしたパーツを手足につけて、手足の大きいデフォルメ絵の体型を3Dでなんとか出そうとしてみたり、
武器や装備などを思い切って大きくしてメリハリみたいなのを付けたりとか、その辺です。


 そして完成したのがこちら。だいぶ垢抜けたのでは?

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 その後、もう一度素体を作り直し、現在のバージョンは3.4.0になっています。作り直しまくってます。

色々作りましたが、デザインは気に入ってるのでまたリベンジはしてみたいですね。
特に服は作りの粗さが目立つので、できれば修正したい……! なんだかんだ完全に作り直しになりそうだからできてないけど!

 そういえばデザインの話をロクにしてませんでした。
褐色緑髪は、ゼノギアスのエメラダが好きだったからです。いいよね。
頭身や小物のサイズ感は世界樹の迷宮を参考にしました。いいよね。
スチパンは特に参考とか無いけど好きなんで入れました。いいよね。

 販売ページはこちらになります。ババアより売れてない美少女です。ウケる。
https://sephir.booth.pm/items/1145899


ティファレトができるまで

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販売ページ:https://sephir.booth.pm/items/1443258

 そんなVケット2が終わってからすぐ、3の開催決定が発表されます。
また参加してみるか……と思ったので、じゃあ新しいアバターを作ろうということに。
メカを作ろう、というのは、製作段階で既に決まっていました。

 Vケット2にはロボ系のアバターを展示するワールドが存在してまして、それを見て回ってメカいいな〜となったことや、このころになってVRを手に入れたのもあり、誰よりも身長の高いアバターになって頭を撫でる側に回りたいと思ったことが理由でした。

 メカは身長が高いことに説得力がありますし、自分の身長が高ければ相手のアバターが相対的に小さく見えます。小さいと可愛さにメチャクチャブーストがかかるのでオススメ。たまには大きいアバターになってみると楽しいです。

 デザインがこの形に、つまりアンドロイド的な感じに落ち着いたのは、Vケットに出ていたメカアバターにガンダムのキュベレイやターンXのような曲面を使ったものが少なかったこと、僕がそういうメカの方が好きだったこと、VRCでメカ需要はありそうであまりないことが理由です。

 VRCのメカアバターって、本当にやりたいのは「15mくらいあるロボに操縦して鉄機みたいに動かす」ことだと思うんですよ。
なのにシステム的に「着ぐるみのように動かす」ことしかできず、しかも視点が高いおかげで自分手が小さく見えたりして、着ている本人のテンションが一番上がらない問題ありません?
「なりたい」わけじゃなくて「操縦」がしたいのに、できない。
そういうわけで、15m級っぽいデザインのメカを作るのは避けて、人と同じかそれより大きいくらいの感じで、アンドロイドとかガイノイドと呼ばれる種族の女の子にしようということになりました。曲線と相性が良さそうでしたし。
せっかくVRCには自立するためのバランスの概念も無いですし、「後々立体化されることを考慮しない」系統のメカにしよう! とかも考えてました。たしか。

 他だと……実は環境課に入りたかったので、もともとはそれ用に配色なんかを考えてました。緑色のエネルギーラインはユニコーンガンダムのパクリじゃなくて、元々は黒い装甲に緑の予定だったんですよ。他には、僕の作るアバターに共通した意匠みたいなのを入れたくて、それが発光する緑色だったとか。

 走り出しは、まぁ良かったと思います。ところがここから、デザインでかなり苦戦することになりました。なぜって、資料が無いから。
曲面を使ったロボは、主流から外れるので数が多くないみたいです。しかもこの曲面ロボの系統はやたらトゲトゲしたパーツが多かったりして、「そういうことじゃないんだよな……」という資料ばかり見ることになります。ファイブスター物語とか、パワードスーツみたいな曲線ロボですね。もちろん好きなんですが目指す系統が違うし、うんうん悩んでたら三ヶ月くらい経ってた気がします。

 何もわかんなくなって全部ぶん投げてダークソウル やってたら、気がつけばデザインができるようになってました。一回離れるって大事ですね。

 デザインとしては、骨がモチーフです。他だと騎士甲冑とか、ターンエーガンダムとか、ゼノブレイドの機神兵なんかもかなり参考にしてます。
VRCだと真正面から見えることが無いのでわかりづらいですが、対称性とか黄金比とかも意識してます。

名前がティファレトになったワケ

 そんなこんなでなんとか完成したアバターの、名前を決めましょうということになったんですが。
僕は名前を決めるのが超ニガテでして、どうぶつの森の村の名前とか、デフォルトネームのないRPGの主人公とか、決められなさすぎて1時間とか経っちゃうくらいには苦手です。
なのでなんとかセフィという名前に関連性のある、既存のものをつけよう……と探した結果、生命の樹に辿り着いたんですね。
しかも生命の樹の要素(セフィラって言うそうです)にはイメージカラーが存在するんですよ。他のアバター作る時に楽そ〜という安直な考えで、名前をティファレトに決定しました。美に関係があるらしいので。黄色も入ってるし。
……この時はかなり甘く見積もっていたんですが、生命の木は11個のセフィラで構成されているんです。つまり11体アバターを作る必要があるわけで……。いつ終わるんだろうと毎回思ってます。正直めっちゃ後悔しているので、元ネタには気を付けよう!!!
エゴサもしづらいしね!!! タグ作っちゃおっかな!!!

今、かなりリメイクしてあげたいアバターでもあります。特に顔がちょっと古いので……。
首から下は……何に手を出したら良くなるか全然わからないのでやるかは謎ですが、UV周りが酷いのでそれを修正したいですね。

他にも戦闘形態みたいなデザインをぼんやり書き殴っているので、いつか作り出すかもしれません。気が向けば。
こういうメカ増えろ。


コクマーができるまで


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販売ページ:https://sephir.booth.pm/items/1670478

 作業しながらTRICKを見てたら、上田次郎みたいな男性が作りたい欲が高まってきました。男性も一回は作ってみたかったので、ちょうどいいやと男性に挑戦することに。
語弊を恐れずに言うと、この当時VRCにいた男性アバターは「多分女性が作ってるのかな……」という造形のものが多かった気がします。全体的にセクシーで繊細、という雰囲気。
もちろんメッチャ良いんですけど、着るときちょっと躊躇するんですよね……顔が良すぎて「これを僕が……?」ってなっちゃいがち 可愛いアバターだとそんなことないので、単に慣れなのかもしれないですが。特殊な何かが働いているのかもしれないですね。

 全体的に、男が好きそうな男はあんまり多くなかったように感じます。コーネリアスさんがいたかな、くらいでしょうか。

 なので目標は「VRCの男性アバターの主流の真逆を行ってみよう」でした。
顔が良くて細身で高身長がトレンドだったので、あんまり顔は良くなくて中肉中背の170センチという感じ。
そもそも男性初挑戦というだけでも結構大変そうだなと思っていたので、せめて顔はちゃんと作ろうね、ぐらいに、低めにハードルを設定。
 顔立ちのイメージとしては少年漫画とかその辺にいそうで、セルルックで、おじさんで、曲者的な雰囲気にしようということに。曲者は僕の趣味なんですが。
声を当てるなら大塚芳忠さんや藤原啓治さんのつもりで作りました。いいよね。
 イメージしてた声優陣がその辺なので、西部劇が似合う感じに自然となりました。大塚芳忠さんと西部劇の絵面の愛称、かなりいいと思う。

ところでこの二人の声優さんの声真似ができる方はいませんか? このアバターを一回着てもらって、喋ってる場面が見たいんですが……。

 今回かなり曖昧な三面図で製作を始めたので、なんかそんな感じのデザインになっちゃいました。イマイチ詰め切れてないなと我ながら思います。しかも顔だけ作って力尽きたので、身体にマジで自信がないです……。一番出来に納得がいってないアバターです。それでも使ってくれてる方は本当にありがとう……。

いつかリベンジします。そろそろいい勝負ができる気がする。

こういうおじさん増えろ。


ケセドができるまで

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販売ページ:https://sephir.booth.pm/items/1812518


 ハロウィンがありまして。流行り物にあんまり乗れてないな、と思ってたのもあって、それに向けてデザインをしました。
空飛ぶホウキとSFというアイデアは、どこかで見かけたイラストから激烈にパクりました。怒られたら秒で謝ろうと思ってます。

この頃「ギミックのついたワールドを作ってみたいな……」と思ってたので、ワールドに置く物をついでに作ってみよう、とかそんなようなことも考えてました。今でも考えてます。ゲームワールドと自作アバターワールドはずっと作りたいと思ってます。

 この辺りから、自作界隈のレベルの上昇みたいなものをひしひしと感じていました。僕がロボとおじさんを作ってる間に、美少女を作り続ける人のレベルがガンガン上がっていたとか、プロが入ってきたとか、そういう要因です。
 幽狐さんが出たのもこの辺りで、「いよいよプロが本腰を入れてきたぞ」という、とうとう来たかみたいな感覚がありました。「あーあ、僕の素人モデリングでは逆立ちしたって勝てっこないわ、やめよ」などとメンタルがヘラって落ち込んだり……

は、全くしませんでした。

 ちょうどその頃、僕は上手いと感じるモデルにはなんらかの共通項があるということに勘付いていました。しかも、上手いモデルの中でももう一段上の段階にいるアバターもいます。幽狐さんやミーシェちゃん、みみのちゃんあたりにそれを感じていたんですが……。
それが一体何による物なのか、とても感覚的なものなので言語化するのが難しいんですが、一つには「板を板に見せない」というのがあるのではと思います。

 例えば、大体のアバターは白目を凹ませて目を作っています。すると黒目部分は、円形の板ポリになります。それを横から見ると、どうしても「板ポリなんだな」という印象になります。それを防ぐために、黒目に厚みをつけたりしてます。
……こう書くとあまりにも当たり前すぎて何言ってんだこいつという感じですが、上手いモデルはこういうのが積み重なって「上手いな」という印象を産んでるのかな、などと。全体的に丁寧。
これって、360度あらゆる角度から顔を見れてしまうVRだから生まれる印象だとも思うんですよね。

 そういう「現実的な服を着ているのに、やっぱポリゴンで出来てる虚構なんだなと気づいてしまう瞬間」みたいなことが極力抑えられてるのが上手いことの条件の一つなのではないか……というわけ。

他? 他は単純にテクスチャ能力とかですね どうしようもないよ 解散

 話を戻しますが、そういうことを分析するのにメチャ興味湧き時期でもあったので、幽狐さんやミーシェちゃんが来た時もラボにサンプルが来たわぐらいの感覚しかありませんでした。あわよくば糧となれくらいの勢いです。

……そんな過程があって産まれたモデルですが、上手いモデルが持っている良さをラーニングしきれなかったな……という印象。そりゃ一朝一夕で身につくもんじゃないですよね。
このアバター作製の目標は「こなれたモデルにする」だったんですが、どうだろう、見えるだろうか?

 そういえばハロウィンに向けて作ったこのアバターが完成したのはお正月も過ぎてからでした。流行りに永遠に乗れない病に罹っているのかもしれない。

デザインについて

 デザイン的には、左右非対称な見た目になるようにしています。かっこよく言えばアシンメトリー。作るのは手間ですが、好きなんですよね……
また、サイバーパンクというジャンルに挑戦したのも今回がはじめてのことでした。サイバーパンクとはなんぞやというところから始まり、どうも和風が混ざるといいらしいとかオーバーサイズだとそれっぽいとかベルトが垂れてるといいらしいとかそんなことを感じたので混ぜつつ、和風な魔法使い=陰陽師じゃん、というわけでそんなような見た目になってます。狩衣とかですね。

 一緒に作ったホウキについてですが、僕の作ったものとなんとなーく相関性があったらいいかなと思い、あんなデザインに。あんな見た目ですが、実は小型オートバイくらいの立ち位置の乗り物という脳内設定があります。小回りは効くけど速力が出ないイメージ。生活の足ですね。

 あと、今回服の紋様を作るにあたって「なんでこんな模様がベタベタくっついてるんだろ」と思ったので、自分が納得するために設定を結構ちゃんと作ってあったりします。
フレーバーテキストとして販売データにそれとなく添付してはありますが、その頃ハマってたのがソウルシリーズだったのでそんなような文章になっちゃってますね。
そういう設定が結構死蔵されているので、どこかのタイミングで公開したいとは思ってます。VRCのアバターという利用法と作者の設定はあんまり相性がよろしくないので、あくまで脳内設定としてお暇つぶしにでもご利用下さい。

 そういやクエスト版が存在します。土曜の夜に「形はシンプルだからクエスト対応できるのでは……?」と思ってたら、日曜の明け方には6万ポリゴンが9900ポリゴンにまで減ってました。

マルクトができるまで

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販売ページ:https://sephir.booth.pm/items/1021858


 VRCを始めてごく初期に、インディアンのウォーボネットを着た着たクレリックちゃんの改変アバターの写真がTLに流れてきました。ただ目を離した隙にどっかに行ってしまい、誰が改変していたのかは完全に謎のまま、ただ「民族衣装いつか作ってみたいな」という欲の種は生まれていきました。
すくすく育ったその欲は、ICOとワンダの巨像をプレイしたことにより花開きましたとさ
そんな感じのアバターです。

 とはいえどういうモチーフにしようか、その頃は全然決まっていませんでした。中東とかいいな、エジプトとかもいいな、アオザイとかどうよとか思っていたくらいです。全然固まってねぇ。
漠然と、「民族衣装」だけが決まってました。

 次に決まったのが、「爆乳にすること」です。
ケセドを作った時のことなんですが、僕は彼女を完成させた時「結構巨乳に作っちまったな」と真剣に思ってました。今でもまぁまぁある方だと思ってます。
ところがVRCの巨乳のフレンドが言うには、「足元が見えなくなってからが本番」らしいんですよ。完全に一蹴されてしまい、嘘じゃん……と思い、その後ツイッターを見てたら殻? という個人の方が開いているワールドの画像が流れてきまして、その写真に写っているアバターがどの子もめちゃんこ巨乳で、いやマジなんだVRC……と愕然とする、という一幕がありました。

 じゃあやってやるよこの野郎!といった具合で胸を盛ることが次に決まった要件でした。
巨乳ならそれを活かしたデザインにしようということで、包容力のありそうなモコモコしたデザインにしてみよう、それでハーピーにしてしまうというデザインと、羽つながりでウォーボネット、つまりネイティブアメリカンな感じのビジュアルが生まれてきました。
ハーピーは実は前から作ろうと思っていたので、ラフが残ってたのも大きいですね。

 鳥要素が猛禽になったのは、元々モデルがハクトウワシだったからですね。ガッチリした足が好きでしたし、アメリカの国鳥だしでちょうどいいかなと思って選んでみました。ところがハクトウワシモチーフがウォーボネットをかぶっていたら「アメリカ」が強くなりすぎてしまったので、何となく薄めた感じにしてあります。

 とりわけ服はアメリカっぽくない、イヌイットとかアイヌ、モンゴルなどの系統の、寒冷地に住んでいる民族などからデザインをとってきていますし、全体のパーツ配置はゴスロリ衣装が元になっていたり……とか、それとなく混ぜてます。よく見るとコルセット的なパーツやら、ボンネット的なパーツやらがあるように見えなくもないのでは?

 そういや爆乳なんですが、「VRCデカパイトーナメントに参戦します」「足が見えなくなってからが本番」「頭が三つあるケルベロスかと思ったがただの爆乳だった」とか抜かして作ってたんですが、現行の段階で「これ以上の爆乳はもう無理だ」と思ったので止めました……。


 実は当初の目標は「モンスターの皮膚や羽をきちんと作ってみる」というもので、今後リザードマンとか竜とかを作ってみたかったのでその練習として、手足だけで済むハーピーにしてみよう……という思惑があったり。
できたかと言われれば、民族衣装で力尽きたとだけ。
大変ですが僕は他にも民族衣装が見たいんで、みんな作ってください。


増えろ。


ゲブラーができるまで

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販売ページ:https://sephir.booth.pm/items/2528952
無料です。


 強いババアってよくね? とSEKIROをプレイしてからずっと思っていたので、その当時から製作予定として候補には入っていました。ただ後回しになっていたやつです。
マルクトが終わったあたりで次作るアバターをどうするかツイッターで聞いてみて一番希望するリプライが多かったこと、その頃VRCでダンス勢の方々と知り合いまして、動いているのを見るとフルトラ適性の高いアバターを作りたいな、と思っていたことが着手の大きな理由でした。
 現状のVRCでフルトラ適性をよくしようとすれば、必然的に腕が長くなってしまいます。可愛い女の子の腕が長いのは気になりますが、ババアの腕が長いのは多分成立するだろう……という判断ですね。
ルパン三世みたいなデフォルメとかあるじゃないですか。あんな感じのイメージです。

 ババアはラピュタのドーラ様のような力のババアと日本刀を振り回す技のババアがいますが、技のババアの方が好きなのでそちらに。
サブマシンガンとかの現代的な銃器をぶっ放すのも見てみたかったので、時代設定は現代的なイメージでラフを作製。

 技のババアは骨と皮だけみたいな体つきをしている……とするなら、それを活かしていこうという理屈で細身が似合うスーツを着てもらうことにもなりました。
完成したイメージは、スーツ姿の特殊部隊員という感じ。FBIとか。

 そして大体無料、規約もほとんどなしででばらまくという販売形態ですが、実は最初から決まっていました。
既に配布されていたリュージュちゃんみたいなぶっ飛んだ規約が好きだったのでやってみたいなと思ってましたし、値段をつけたところでまともに売れることはないだろうと予想していたので。

 アバターの売れる売れないについては色々あるとは思いますが、可愛いのは大前提として、個人的に「朝起きたらこんな女の子になってたらいいな」と思う子が売れやすいんでないかな、と僕は考えています。もちろん例外はありますが。
ソシャゲのSSRキャラみたいなゴチャゴチャした格好の子は、「家に帰った時いたらいいな」とかは思いますけど「自分がなりたいですか?」と訊かれれば、別にそうでもないよね……と思う人が多いはずで、ババアもそういう、「いいと思うし、見てみたいとは思うけど、売れはしない」枠だと考えています。これは今もそう思ってます。
「もっとこういうアバターがいてもいいはず!」と思うのは自由ですが、実際に作る人とそれを使ってくれる人がいなければ当然淘汰されちゃうわけですね。
僕のように気が狂っている人種(リターンが明らかに得られそうもないとわかる場所に突っ込んでいってしまう人種)が稀にそういうモデルを作ってくれるんじゃないかなあ、ぐらいに思ってます。今回、無事気が狂ったので作りましたが。

 とにかく、そういう風潮が世の常である以上、無料再配布可能で世に出して、たまーにfavoriteに入れといたババアを一発ネタとして使ってもらおうくらいの感覚でいました。今もそうです。
後から「他にもババアを作ろうと思ってる人がいた時、僕が悪い前例になったら嫌だな……」と思ったんで値段をつけましたが。
それで貴重なお金を払ってくれる人に何にもないのは流石に申し訳なかったので、オマケを制作した……という流れがあります。
このオマケはかなり趣味が出たので、現代特殊部隊から一気に19世紀ぐらいにイメージが飛んじゃいました。許して。

 そういうわけで、最初からほとんど全部の流れが決まってしまっているという状況だったんですが……。

"ババアの資料、マジで皆無"という問題にブチ当たり、製作が難航しました。
リアルに寄っている方じゃなくてある程度二次元寄りにはしたかったんですが、資料が少なすぎてどうデフォルメしていけばいいのかとか、どうすれば女性であることはわかる体格になるのかとか、とにかく体格で相当苦戦した記憶があります。スーツという男女差の分かりにくい格好なのも相まって、胸とか出したほうがいいのか、いやいやババアに胸があるのはどうなんだとか、だいぶ長いことゴチャゴチャやってました。
なんとか完成して良かった……。

 デザイン以外について。今回はスーツと日本刀という、服装自体はシンプルなアバターになりました。
今までは服装が複雑で作るものが多いため、作る段階で力尽きてしまってブラッシュアップの手が及ばず、一つ一つ分解するとクオリティは低めになってしまう……なんてことになっていたのですが、今回は作るものの数は少なく済むのでその分服などのクオリティを上げようという目標がありました。細部に神を宿らせたかった。
なのでシワをベイクしてみたり、厚みをつけたり、ちゃんと資料を見ながら日本刀を作ったり、色々やってみたのですが。どう?

スーツとか日本刀として見てもそれなりのクオリティにはなったかな、とも思うので、まあ、羅生門とかに使っていただければありがたいですね。

増えろ。

次のアバター

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 まだ完成してないですが、次に作るアバターの話もしておきたい。

 今までいろいろアバターを作ってきました。そのどれもが、まぁ、VRCであまり見ない感じにはなっているのではないかなと思います。

 それはもう、「真正面から可愛いアバターを目指したところで、太刀打ちできるか怪しい」という理由や、「もういっぱいいるから似た要素のアバターを作る必要がない気がするから」という理由があります。

 ところが最近「そういう変な路線のアバターを作ってる自分」に優越感みたいなものを感じている瞬間がありまして。
これはよくないという訳で、ずっと避けていた「現代的で、真正面から可愛い、改変の余地のあるアバター」を作ってみせるぞ!!! という目標が生まれました。

 言わば質の高いアバターを目指そうという訳で、妥協しないよう素体を作ったりテクスチャを描いたりしてます。
今まではどうせ見えないしそこそこで大丈夫でしょ……などという理屈で適当に作ってた箇所があったんですが、それをできる限り排除。
フレンドから手が微妙と言われたりしたので、個人的に一番手がきれいなモデルだと思うみみのちゃんやら、手タレ(ハンドモデルとも。ネイルの参考用の写真を撮るために起用される、手がメチャメチャきれいな人)の人の手を参考にしたり、色々とやってます。

 体もスケベな感じにしちゃお!!!!! と思って、エッチな絵を見て研究しながら作ってます。エッチな目で見れるって、クオリティがかなり担保されていることの証左だと思うので。
結果エッチな絵を見ても「なるほどね、ここをこうしてるんだ……」みたいな目で見るようになっちゃって全然エッチな目で見れなくなりました。助けてください。

 結果的に素体がメチャメチャうまいことできている(主観)ので、色々シェイプキーで体型変化とかをできるようにして、それから今までのアバターへの後方互換性が持てたらいいな……なんてことも考えてます。

 オオカナダモさんみたいな「素体共通でガンガン服を作る」みたいなこともやりたいですね。しかも服がオシャレなのがいいよね……。こういうオシャレな服が作りたいなあ。

 角が生えているのは、単純に女の子にごつい角が生えているのが好きということと、トナカイだけが目の色が変わる生き物という話を見かけたからです。同じアバターに昼と夜の2パターンを作る……という計画があるのですが、実現できるかは謎です。果たして……?

 服については、作業中流していたAmazonPrimeの海外ドラマ、「マーベラス・ミセス・メイゼル」の衣装がメチャクチャよかったので、近い感じに。
現代的にとか抜かしたのに1950年代のアメリカが元ネタです。初志貫徹という言葉は僕の辞書には無いので、平気でこういうことをします。

 お正月までに完成したら、10人くらいにモデルを配るお年玉抽選会をやりたいと思ってます。完成すればの話ですが……。


その後作りたいもの

 まだ作れてないけどいつか作りたいものを書いてます。

痩せてるヤク吸ってそうなイギリス人

 次男性アバターを作るならこういう系統かな、と思ってます。
つまり、シャーロック・ホームズ役のベネディクト・カンバーバッチです。
ほかにはシュタインズ・ゲートのオカリンみたいな、白衣が似合って痩せている神経質そうな男性が見たい!!!!!

 ビーカーでコーヒーを入れてる姿が似合うアバターにしたいですね。


デカいロボの体内に作った部屋のワールドアセット

 ロボは売り方が難しいということは、ティファレトを作ったときから思っていました。

とはいえ、ロボはもう一度作ってみたい。
ならば買った人が巨大感を感じられるものなら良いのでは……ということで、部屋の中から動いているロボの手足が見えたりする部屋とかどうでしょうか。
どちらかといえば戦艦とかに感じるカッコよさが近いかもしれませんね。

 イメージ的には、ゼノブレイド2の巨神獣みたいな感じです。もしくはワンダと巨像の巨像。デカい生き物と共生してる感じを味わえて、なおかつライティングなどは設定済みにしておいて、シーンファイルをアップロードするだけでいい状態に持っていきたいですね。
そのためにはワールド制作の勉強がまた必要になるので、るらさんのワールドアセットを買ったりして勉強しようと思ってます。

 売り出したらぜってえマンションポエム書く


西洋甲冑

 ここ最近フロムソフトウェアのゲームをやったせいか、ガチガチの西洋甲冑を作りたいなあという欲が高まってきました。
とはいえ、既に西洋甲冑は出してる方がいるんですよね。それもクオリティが高い。

 なので、それなりにデフォルメの入ってるデザインにしつつ、堅実な西洋甲冑を着ている女の子が作りたいです。
イメージ的にはダクソ3の逃亡騎士や、1の上級騎士のようなフードやマントのあるデザインです。
で、持ってるのは武骨なロングソードがいい。それで躊躇なく糞団子とか投げそうな雰囲気にしたい。

 年季の入ってる甲冑がいいですね。エッチな展開になりそうもない感じにしたい……。それはそれでエッチな目で見れちゃうけど……。


シェーダーおしゃれ

 phiさんだったはずですが、「浴衣の花がシェーダーによって常に動いている」という表現のものを作ってるのをツイッターで見かけました。

や、やりて~~~~~~!!!!!!

 VRで特有のオシャレだと思うんですよ、こういうの。こういう模様が動くやつが作りたいのですが、そのためにはシェーダーと和解する必要があるという……。
バチバチに殴り合わなければいけないと考えるとちょっと気が重いですが、いつかは作りたいですね。


おわりに

 それぞれのアバターを作る時に実は色々考えていたので、備忘録がてら出力してみました。今年の終わりも近いですからね。
こういう文章を初めて書くので、助長な部分もかなりあるのではないでしょうか。読み飛ばしていてくれることを願います。

 長い文章に付き合っていただき、ありがとうございました。
これからもエルフの森静岡支部及び、天才美少女のセフィにそれとなくお付き合いください。

 何卒!



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