見出し画像

彦星誘拐を企てた織姫妖怪の物語 毎週ショートショートnote

彦星と織姫は天帝の怒りを買い、後悔と反省をしていたが天帝は一向に許してくれない。
これをチャンスと思った妖怪がいた。
その妖怪は彦星に横恋慕していて何とかこの機に彦星を手に入れたいと思った。

妖怪は織姫に化けると彦星に近づく。
『彦星様、父が許してくれました』
妖怪織姫はそう言うと楚々と彦星の胸に。

彦星は多少の違和感を感じたが、織姫の新たな魅力と思い虜に。
妖怪は自分たちの新居とだまし彦星を自分の住居に連れ去った。

織姫はそんな事とは露知らず、一心不乱に愛しい彦星のために機織りに精を出しています。

偽物の織姫と彦星のことは、カササギの知るところとなり、カササギは本物の織姫に告げ、仲間を集めて妖怪織姫の住居まで橋を架けたのでした。

織姫は出来上がった反物を抱きしめ、橋を渡って行きました。それから、



この先のページは破棄されていましたが、今でも織姫と彦星は一年に一度の逢瀬を楽しみにしていますから、うまく解決したのでしょうね。多分……


了 410文字

たらはかにさんの今週のお題 彦星誘拐 と 裏お題 織姫妖怪 です。
多分初めてだと思いますが、表裏一体で書いてみました。と言うか、これしか浮かびませんでした。ショートショートになっていませんが💦



#毎週ショートショートnote