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ショートストーリー

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#140文字小説

仲良し(140字小説)

「ねえ、ばあば」  「なあに、メグちゃん」 「私ね、小さい頃のばあばに会いたいな」 「そうだね。ばあばも子供の頃にメグちゃんと遊びたかったよ。良い友達になれただろうにね」 そんな様子を雲の上から見ていたのは、ご先祖様。 『こちらに来れば子どもの姿に戻るけれど、それはね、まだまだずっと先よ』

穴(140字小説)

歩いていたら星形の穴があった。 初めて見た。 歩いていたら四角い穴があった。 通り過ぎた。 歩いていたら三角の穴があった。 跨いで歩く。 歩いていたらハート形の穴があった。 引き込まれたら困るので無視しなきゃね。 歩いていたら丸い穴があった。 「お母さん、ただいま」 「おかえり」 星の坊やの家でした。