宇宙人ジョン卍次郎の報告書

2020年2月3日の六本木未来大学の「読みたいことを、書けばいい。」のイベントから638日後の2021年11月2日。
田中泰延さんと今野良介さんの2冊目の本「会って、話すこと。」が出版されてから初めての対面でのイベントが開催された。場所は青山ブックセンター。


会場に着き、受け付けに向かう。女性スタッフと男性スタッフのお二人でお出迎え。女性が入場券の確認、男性が検温という流れ。男性はあの浅生鴨さんだった。受け付けから豪華。


19時を少し過ぎたあたりから会はスタートした。
万雷の拍手とはこのことをいうのだと思った。皆、こんな日が来るのを指折り数えていたのだろう。待ち侘びていた気持ちをぶつけるような拍手。もうこれだけで泣きそうになる。


田中泰延さんのスライドから始まり終始和やかな雰囲気で会は進んで行く。田中泰延さんと今野良介さんの会話がジャズみたいにとても小気味良くずっと聞いていたい気持ちになる。


会の半分は読者からの相談コーナー。そこで私「宇宙人ジョン卍次郎」の悩みが取り上げられた。
それまでの悩み相談はほぼ実名で出されている中、急な「宇宙人ジョン卍次郎」の登場。

登壇していたお二人はもちろん、会場も困惑…

田中泰延さんが
「こちらに宇宙人ジョン卍次郎さんはいらっしゃいますか」

恐る恐る手をあげる私…


未知との遭遇。



私の名前をイジりつつ、お二人に背中をしっかり押してもらえた気がした。「じ」が一つ多いことはここだけの秘密。




あっという間の90分。会が終わっても静かな熱が会場には残っていて、すぐに帰ろうとする人はいない。

みんな「会って、話すこと。」を求めていた。
あちらこちらで
「初めまして!」
「お会いしたかったです!」
「Twitterではお世話になってます!」

この空白の638日を取り戻そうとするように、至るところでこんな会話が聞こえてきた。


まさに
「会って、話すこと。」
に相応しい風景だった。


そして登壇したお二人もお一人ずつ会って、話してくださっていた。卍の字の書き方で悩ませてしまってすみませんでした。

特別な日はこうして笑顔と話し声が絶えないままゆっくり幕を閉じた。

こんな場を提供してくれた、田中泰延さん、今野良介さんをはじめ、青山ブックセンターの会場のスタッフの方々、参加者の皆さん、本当にありがとうございました。最高の時間でした。





地球人ってこんな優しさを持っているんだ。滅亡計画は中止します。そもそも地球始皇帝が強すぎて返り討ちに遭いそうです。




最後に以前潜入していた捜査官の名言を…

この惑星では
別れないと出会えない

by宇宙人ジョーンズ

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