もう春ですね~

桜も散り、次はツツジや藤の季節

やっぱり春が好き。

季節は何が好きですか、なんてのは私は愚問に思っていたのですが(何故なら嫌いだからって避ける事は容易ではないから)春夏秋冬の各々の季節に好きなところ、楽しめるところをみつけて少しでもワクワク、ドキドキしながら過ごしたいので。

でもやっぱり春が好き。

花粉症が辛いところだけれども、段々暖かくなるにつれて草花が競うように次々咲いていくのを眺めたり、見つけたりするのがとってもいい。

冬に咲く花はやはり圧倒的に少ない。寒椿、クリスマスローズ、くらいしか思い浮かばない。

私の春探しはイヌノフグリを見つけるところから始まる。
雑草だけれどもそれでも都会だともう見かけないかもしれない。2月中旬、下旬頃のまだ春には遠いかな、という頃に咲いてくれる。これを見つけると春が近づいてるな、と毎年思う。
次は土筆。土筆がある所を見つけるのは実は気をつけていないと見過ごす。(私の場合)。桜便りがチラホラ聞かれる頃に土筆のあとの俗称杉の子と呼ばれる草が伸びているのを見つけて、ここに土筆が出ていたんだ、と気づくのが常。
桜が咲き始めるのを待っていたかのように次々と花々が咲いていく。桜はすぐに散ってしまい、桜が散ったあとにふと咲きだしている各々に気が付く。たんぽぽ、ハルジョオン、レンギョウ、ユキヤナギetc・・・
ここに書ききれないくらいの花々が咲き乱れる。
雑草という名の草はなく、全てに名前がついている。ただの雑草と思っていたのが春になると結構綺麗な花が咲いていて驚くこともある。
実は花が咲かない植物は無いそうで、数年に一回咲く花があったりだとか、人間が花だと気づいていない形態の花もあるそうで。


去年の今ころから外出自粛が始まって、出かけるのもままならないけれど、植物にとってはほとんど関係ない。

去年咲いたように今年も咲いていく。
道端の雑草と気にも留めなかった草が思いもよらない綺麗な花を咲かせているのを見つけるのも好し。
各家庭の花壇の花を眺めながら散策するも好し。垣根によく使われる低木のこんな花を咲かせるんだ、という発見もある。

結婚する前に住んでいた、築ウン十年のボットントイレの戸建アパートの何が良かったかって、庭があるのが良かった。

東側は高台だったので朝日は当たらなかったけれど、昼から夕方は陽が当たるので、思い思いの草木を植えていた。
最もズボラな性格をしているので、あまり手間暇かけなくてもよい草花ばかり植えていたけれど。

今は集合住宅の3階住まいなので庭がない。
プランターは苦手。よって今は小さい観賞用植物一鉢あるのみ。

だから本当は”庭付き”戸建に住みたい。


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