小山田圭吾氏の問題

東京オリンピック開催直前になっての解任。過去のいじめが問題になった、というのが初めに私の耳に入った情報だった。

ちなみに東京オリンピックは楽しみにしていたので無観客とかになってしまったのは残念で、今回強制的とも言えるような感じで開催してしまったのが良かったのか悪かったのかは私にはわからなくて、スポーツはそんなに興味なくて、ただ50代の私に日本で開催、なんてことはもうないだろうな、という一生に一度のコト、ということに普段のオリンピックより惹かれているだけなので、即ちググってみたりするほどの積極性が当初はなかった。

 小さいながらも芝居をしていた身として、直前のこんなドタバタはとてつもなく大変な事である。最悪中止もあり得る大問題である。そんな過去の話を蒸し返して今更問題にするのか?というのが初めの私の感想だった。

ちなみに私もいじめられた経験がある。

オリンピック組織委員会も当初そんな対応だった。

が、問題が大大大問題になり、解任に追い込まれた。

 後々入ってきた情報を見聞きして、これはアウトだと思った。氏の過去のいじめをまるで武勇伝のように語ったとされている記事を掲載したなんとかジャパン/太○出版社の掲載記事を読んだわけではないが、食糞と公衆面前で強制オ○ニー、マットでグルグル巻、そして障害者。もうこれだけで十分である。暴行、虐待、犯罪の領域である。
(このナントカジャパン、耳にしたことあるな、と思ったら、アンチB'z雑誌としてB'zファンの間で知られていた。)

 ちなみにこの太○出版社、完全自殺本マニュアルという本も出していて、これは買って読んだ。つまりは太○出版社というところはサブカルチャーと呼ばれるフィールドを得意としている出版社である。もっというと私自身は決してサブカルチャーが嫌いというわけではなくて、むしろ好きな方である。元々演劇というのはサブカルチャーな部分があるものだ。

 過去のいじめをしていた事を自慢話のようにして稼いでいた、というのも胸糞悪い話だが、それをオリンピック、「パラリンピック」という、国際舞台の仕事の話がきたときに受ける、というその神経に、いわゆる「サイコパス」的なモノも感じる。
 例え氏がどんなに素晴らしい曲を作ろうとも、私は聞きたくもない。本当に削除されてよかった。寸出のところでなんとか公式世界発信回避した。
 
 さて、ここで組織委員会の対応、いやその前にこの小山田氏を採用した経緯である。
 当初は開催式の総合責任者が野村萬斎氏だった。このまま萬斎氏であったのならこんな問題はきっと起きていなかったであろう。ところがオリンピック開催が一年延び、他様々な理由で一度解散してしまった。その後、後任に佐々木宏氏が任命されたが、これがなんの相談も了解もなく決められてしまったという。それが元でMIKIKO氏も辞退している。(もう少しゴタゴタしているが、簡潔にまとめている) 
 
 例えばある一家族の家計に対する諸費用の割合を話合う場合、その家族内での話で済むが、これがコト相続になると問題になる。例え結婚して別に家庭を持っていたとしても、相続権が発生していて当然問題になる。
規模や関係性、影響など考慮して議論の幅を拡げないといけないのは当然である。
この当然の事をはなからやっていない。

 2、3日前にサラッと掲載した「思い起こせばケチ続きの東京オリンピック」のNEWSポストセブン誌の最後の下り『内々で勝手に話が進んでしまっていた。そうした不透明さが問題なのです』が結局、最後の最後まで続いてしまった。
 この問題が、全く議論にされておらず、無視され、こんな醜態を晒してしまった。 「モノゴトはとかくスムーズにいかないものだけど」とケチ続きの東京オリンピックでボヤいてみたけれど、これは起こるべくして起こっている。トラブル続発の土壌は、はなから出来上がっていた。

この佐々木氏が新たに採用した中に小山田氏と小林氏。そして佐々木氏は某お笑いタレントへの発言で辞任し、責任者不在になった。そしてそのまま物事は進行していき、開催直前になっての小山田氏、小林氏と相次いでいなくなった。
 ついでにいうと佐々木氏が任命されたのは、電通が関係ある。ここでは詳しくは述べない。

 過去に3回もいじめの話を糧にした事なのだから少し調べればすぐにわかったはず。そしてその内容から、オリンピックという公にして世界発信の場に起用するには相応しくない人物であるということは判断出来たはず。佐々木氏に任命した、誰かさんの責任はないのか?

 ずっとこの「内々で勝手に話が進んでしまっている」が官僚のや政治家を始めとしたあちこちではびこってしまっている気がする。
 お友達内閣と揶揄された事も久しい。結果、本来その位置、立場に居るのに相応しくない人物がそこに堂々と居座ってしまっている。
 
昨今の木下富美子都議員もそうだ。立候補に仕立てあげて当選してしまっている。
 党は離脱しているが、相変わらず都議委員である。そして都議委員が受ける色々な都議特級権利が相変わらず彼女には支払われる。それは我らの税金だ。
ロクに身辺調査もせず応援し、当選させてしまった某党に責任はないのか?
 

 周囲にイエスマンばかりで固めてしまう組織はろくなことにならないと歴史が証明しているというのに。


いじめといえば、教育者の間で、深刻ないじめとも取れる問題が過去に発生している。大人の、しかも教育者という立場でこのような事があるのは、もう終わっている。

 教育者になる資質や器量がない人が教育者になっている。政治家の器のない人が政治家になっている。運転免許のない人が車の運転をしている。車運転の能力がもうない人が車の運転をしている。

 トップが危ない組織は優秀な部下が次々と去っていき、やがて崩壊するのが常。思っている以上にこの国は危ないかもしれない。

思い起こせばずっとケチ続きの東京オリンピック|とみはじめ (富一慧保 トミハジメケイホ) #note https://note.com/04tomihajime13/n/n0d1d1372be3b

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