コロナウイルスの全員検査

以前、某番組某コメンテーターが”疑わしきは全員検査”を訴えていて、某有識者もそれに賛同していた。
しばらくして医療崩壊の話が出て、”こうなるから全員検査をしなかった”論になり、某コメンテーターの”全員検査”が否という論調が流れ、後に某コメンテーターは”もうそんな段階ではない”と発した。

某所コメンテーターの全員検査発言はプリンセス号が隔離場所として機能していた頃の話だ。(ズサンで封じ込め失敗だが)乗客約3500人くらい。それから感染拡大中の騒がれた中国からの入国者、が対象だった時の話だ。推計でも1万人いなかった頃の話だ。こういう時は初期行動がものを言う、時間との勝負だ。

多分この段階では全員検査できたはずと私も思う。やはり検査キットの数より、どこの誰が責任持ってやるだとか、それにかかる法律の問題だとか、費用はどこからか出すのが妥当だとか、そんなことの問題だったのでは、と今でも思う。

それから2週間か3週間くらいして、日本の感染者が出てきはじめてしまった。更に1〜2週間経ってから医療崩壊の話が出て、更に1週間後くらいに全員検査は否、コメンテーターの”もうそんな時期ではない”と言ったのである。

とっくに有効かもしれなかった時期を過ぎて意見を変えただけなのに、否発言するバカがいる。頭の回転が悪い。

最もこれだけ世界に拡がっているからもしかしたらプリンセス号の段階で無症状感染者が世界中に散らばっていたかもしれないが、プリンセス号の時期はそれはわかっていなかったはずである。

ひょっとしてこれが裏情報として入っていて無駄だとわかっていたから初期の全員検査しなかったのか?

.....と変な勘ぐりもしてしまう。

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