自動化と温もり

これからどんどん自動化、簡略化、あるいは合理的になっていくと思います。超高齢化による労働者不足だからです。セルフサービスも増えていくと思います。今までのような”過ぎたサービス”は受けられないと思います。

働き方改革?で、在宅ワークも導入しているところもあります。事務作業なんかは確かに家で書類作成して電子メールで送ってしまえばいい訳で、わざわざ出社する必要はありません。テレビで紹介されていたのは家でパソコンの出勤退勤画面でタイムカードを入れ、回線使って会議も自宅でして、そして飲み会もモニター画面見ながら”乾ぱ〜い”して、会話も家にいながら画面見つめてやっていました。

....いいと思います。私もどちらかというと合理主義なので、その事自体には反対しません。

ただこのまま進んでしまって大丈夫なのかな、という一抹の懸念は持ってます。

名前は忘れてしまったけど心理学では有名な実験です。

産まれたばかりの猿に子育てロボットが二台、あてがわれました。決まった時間になるとミルクが出る、という代物です。ただ一台は機械むき出しのまま、もう一台は毛布で機械を包んでいました。

結果、機械むき出しの猿は、凶暴になったり、隅にうずくまってしまったりと、精神が非常に不安定になったそうです。

毛布に包まれた方は、比較的穏やかで精神が安定していたそうです。

ネットだけの繋がりだけではない ”リア充”なんて言葉も産まれるほど、実際に会って、触ったり何したりって事がやはり必要なのでは?と思わないこともないです。手間暇かけても人が実際にやった方がいい事もあるのでは?と。

もっと世の中が殺伐としていってしまわないかと思わないこともないのですが....

それともその殺伐感が”当たり前”の世の中になっていくのでしょうか。

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