医療危機と変化と現状維持バイアス

こんな記事を読んだ

https://diamond.jp/articles/-/259676(冬のコロナ大感染、わかりきっていた危機になぜ日本は対応できなかったか)/ダイヤモンド・オンライン

要約すると、冬にコロナは感染拡大すると多くの専門家が指摘していて、夏時の感染抑制時に感染拡大に備えて準備すべきと誰もが口を揃えていたのに結局できず仕舞い、
それの理由として、多くの医者(医療機関)は個人経営の小規模であること、(大規模な病院より町の診療所医師のが圧倒的に多い)医療に限らず、個人経営の小規模事業者は現状維持を望み、選択しやすい事、なんだかんだ春は感染拡大を防いだ事から喉元過ぎればなんとやら、で、なんとかなるのではないか、と思ってしまった事、医師会というのはこの町開業医の代表みたいなものだから、現状維持の意見に傾く事、そして支持者(票を持っている)彼らの意見が通り安い政権

結果、意見は出るものの何も変わらないまま冬を迎えてしまった、という事。

日本はこういう経緯を辿り、結果何も変わらずに同じ失敗を繰り返す、という事が多い、ともある。

よく他人は変えられない、変える事が出来るのは自分だけ、というが、なんの事はない、医療界の方も自ら変える事はせずに、感染拡大し始めると自粛だ、外出するなとこちら側の変化を求めている、という事である。しわ寄せは弱い所(受け入れた大規模病院や、飲食店経営者等)にいってしまうのが世の常。

占星術ではこれからは、風の時代だという。変化に富む者が天下を取り繁栄する時代だと。

このCOVID−19の変容の容易性はどうだろう。もう変異が4種も見つかって、一部はワクチンが効かないかもしれないという。

このCOVID−19の柔軟性の高さをもっと見習うべきなのかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?