快適になったこそのイライラ

私の子供の頃には、停電てもう少し頻繁にありました。
年末年始は店はどこも閉まっていたし、24時間開いてる店なんてなかったし、電話は一家に1台で、クラスに一人二人くらいは電話のない家がありました。
電卓が画期的で、エアコンなんて家に入ったのは10代後半になってから。

待ち合わせ場所の時間や場所を間違えようものなら一生会えないかもしれないって。

昔のが情緒があってよかった・・・・なんてこと言うつもりは毛頭ありませんが、昔の方が気持ちがおおらかで余裕があっただろうな、という事はあります。

心理でも説明されています。例えばとあるレジで、スムーズに会計が済んでいて流れがよい。が不意に、流れが滞る。理由は色々ですが理由問わずイラッとしませんか?

そう、最近は何でもスムーズに事が流れ過ぎて、ちょっとでも流れが滞るとイラッとしてしまうのです。それも分単位、秒単位。


時間に限らず、温度でもです。エアコンで1日中快適な温度で過ごす事が出来るから、ちょっとの温度差ですぐイラッと来てしまう。夏は暑いものであり、冬は寒いものであることを忘れているというか。



とあるツイッターのつぶやき
日本人は、幸せを感じるためのハードルが高くなりすぎてると思う
シャワー浴びてもお湯が途切れない…歩道あって誰でも安全に散歩ができる…交通機関がしっかり機能してる…
インドから見たら特別で幸せに見える色々な面も、日本の人からしてみたら、それは産まれた時から普通にあった日常の物だから




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