赤井秀一・安室透

映画公開の折、公式You Tubeでも過去回を配信しているし、WOWOWでも特集している。関連して、考察系ユーチューバーと呼称されている方々が、伏線回収、伏線未回収を寄せている。

面白い。

その中で赤井秀一と、当てていらっしゃる声優さんと、機動戦士ガンダムのシャア・アズナブルの声優が一緒という考察からネタバレに辿りついている者がいて、なるほどナ、と思った。
これはもちろん安室透にも当てはまる。

これ、わかる人にはわかるもうなんとも言えない組合せ。これが「萌~」なのかな。

元を正せば原作者の青山氏が「名前」の方は意図してつけたものなので、この考察は辿られてもよかった案件なのだろう。

・・・・ところで

機動戦士ガンダムが好きだから、それに関連付けた名前を登場人物につける、とここまでは独断で出来るけれど、アニメーション制作においてことこれに当てる声優を配役する、となると少し話が変わってくる。

大人の事情が関わってくるのだ。例えばギャラの問題。例えば業界内における派閥の問題。
私は声優になれなかった者なので詳細はわからない。でも、いくら原作者が好きだからと既成アニメーションの登場人物の名前をもじった名前をキャラクターにつけたところで、いざアニメ化になりました、そのキャラクターを当てた声優さんを絶対当てられるとは限らないのだ。

そのあたり、青山氏はどのくらい読んでキャラクターを創造したのだろうかと。(本当に機動戦士ガンダムが大好きだったらしい)

名探偵○ナンが当たっていて、人気を博している。映画化も24作品目という多さと長き雑誌掲載、テレビ放映。

まだまだ初期段階にこのようなキャラクターを登場させてもこんなマニアには涙ものの絡まりは出来なかったのではないだろうか。
そう、ぶっちゃけて言えば長きに渡り人気があるので予算もある、だからこんなコアなファン垂涎ものの声優をも巻き込んだ凄いキャラクターが完成した。

マイナーもののアニメやゲームの世界では、このキャラと声優を絡めたパロディ色強い遊びや掛け合いなどは割と昔から散見されるのだが、(元祖天才バカボン最終回の放送枠後にルパン三世パートⅡが始まるにあたり、ルパン三世(故山田康雄氏)が『パパさん、ご苦労様でしたナノダ』と入れているなど)こんなメジャーでここまで絡ませたのは初めてではないだろうか。

名探偵○ナン、侮れないかもしれない。

さて、元声優志望だった私が何故この件に今更触れるのかと言えば答えは簡単、機動戦士ガンダムをあまり見ていないから。だからこの考察系ユーチューバーの方々のをみて、あ〜そう言われてみればポン!
主人公のアムロ・レイが古谷徹氏だったことくらいは、それも結構後になってからの知識で、そもそも機動戦士ガンダムは小学校高学時の作品で、男の子人気は絶大だった。

さて、女子全般、そして私は何見てた?
思い出すためにもググってみた。

サイボーグ009、ベルサイユのばら、エースをねらえ、花の子ルンルン(ちなみに放送枠はあのキャンディ・キャンディの後番組)赤毛のアン、etc・・・・

こりゃ女子はガンダムは見ないわな。
エースをねらえの影響で中学校部活動のテニス部希望者が激増したわけだし。
ちなみにガンダム放送開始年に映画ルパン三世「カリオストロの城」公開。

もう数年すると私の年代ではアニメ好きは「今更」になり、女子全般の興味はジャ○ーズになっていた。あのたのきんトリオ全盛期に突入だ。最も私はほとんど興味沸かなかったのだが。

中学時代は私にとってはあまり良い思い出はないのだが、それは又別の話。


#名前の由来


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?