笑いの大学
注:ネタバレあり。
イベントが中止され、カラオケやらライヴハウスが閉まり、海岸や観光地も行けなくなり、果ては近所の公園まで遊具にロープがかかり遊べなくなってしまっている。酷いもんだ。
6日までの措置だがそろそろ限界ではあるだろう....
ふとこんなのがあったなと思い出し、これからの少しのヒントにでもなれば、と。
私はスーパーのパートで夫は運送業。収入では何ら被害は受けていない(でも給付10万はいただきますよwww)
さらに子供もいない。気がかりはは実家、施設にいる母親くらいだ。
「言うだけは易し」は重々承知なのですが。
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時は二次大戦、戦況が激しくなった頃。登場人物は喜劇作家、演出を兼ねた劇団の座長と憲兵の二人だけ。
興行するには検閲を受けて許可を得てから打たなければならなかった。戦況が激しくなっている中、例えば戦争反対だとか、日本が負けるだとかそんな内容や、それを思い起こさせるような文々は御法度。強行すれば逮捕。そんな時代背景。
厳しいしかめっ面の憲兵が出来上がった脚本を読んですぐにNG。作家が色々意図を説明するけれどケンもホロロな態度。
その読んではNGつき出す憲兵と意図を説明する喜劇作家のやり取りが何回か繰り返されるのだが、段々と憲兵の顔つきが柔和になっていく。書き直しては検閲される台本が段々面白くなっていくのだ。「この間より面白いじゃないか」と憲兵が言う。さらにこのNG出された言葉をどういう言葉にしたら大丈夫ですか?と聞く劇作家にも、最初はつっけんどんだったのに、この言葉なら大丈夫、と一緒に言葉を考えるようになり、果てはここをこうしたら面白いんじゃないですか、とアイデアまで出すようになる。
.....そして最後。台本読んではゲラゲラ笑う憲兵がいた。これなら興行出来ます、という憲兵に、いえ、できません、という劇作家。驚く憲兵。
『赤紙が来ました。明日、旅立ちます』と。そして興行できないとわかっているのに、なぜ知らせずに今日の検閲に間に合うように仕上げたのかと、問う憲兵に『最初は意地でやっていました。それが貴方がきてそれを真剣に読んでいただき、真剣にだめだしをしていただいているうちに、よし、この人に心底笑っていただけるような脚本にしようと思い始めたんです。』
この情勢と立場上、絶対に言ってはいけない言葉、言うものは非国民とされた言葉を憲兵はこの劇作家に投げかける。「生きて帰って来てください。そしてこの作品を是非、上演してくだい。私も生き延びて、必ず観に行きますから」
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細かいところが違うかもしれません。そして私はこれ劇場中継(録画)で観ました。(ゴメンナサイ)
制限のある中、それを続けるのか続けないのか、その意味は。
出展は 笑いの大学/三谷幸喜
私の記憶からです。
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