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食とヘキ。

寿司、天ぷら、蕎麦など世界的にメジャーな、にっぽんの食文化
これらは江戸時代に手軽なファストフード、屋台メシとして始まりました。
江戸橋には「なん八屋」という何を頼んでも一皿八文の小料理屋もあり江戸の庶民は外食を楽しんだ様です。

ですが〜、

自分はこれらが登場する前、娯楽要素が入り込む前の江戸庶民の食生活にも興味があり、どんな飯食ってたのかな?の疑問が江戸にハマるきっかけでした

生活の為の食に入り込んだ娯楽要素が庶民の心理にどう作用し、現代に繋がっていったのか気になったのです

しかしながら井徳正吾さん著「江戸時代をふりかえれば明日のビジネスがみえてくる」によると、このタイミングよりも高度成長期に入り込んで来た海外資本のファストフードがより大きくにっぽんの状況を変えたとあり、食が人をつくっていく根本と想う自分にとってはこの点も非常に興味深いのであります

飯屋の自分はその「食が人をつくる」をテーマに毎日米を研ぎ、汁を煮て、野菜を漬けた定食を提供しているのでありますが、

お客さんのリアクションが気になるので、こっそりと客席を覗いたりしますと、そこには十人十色で実に個性豊かな食べ方があったりします

行儀良く背筋を伸ばして美味そうに食べる人はやっぱりお会計の時も退店の時も気持ちが良いですね。人柄でるなーと思います

逆にクチャクチャ噛みながら、メチャクチャ食べ残したり、テーブルや床を散らかす様な人も人柄でてるなーとも思います

民族学者の宮本常一さん曰く『普段何をどう食べているかで、どんな人かわかる。食は自らを投影する鏡』ホントその通りだと思います。

しかしながらベテラン風俗嬢はもっと見極めが凄くて、客の食事スタイルを観ればその人をある程度はわかり、むしろその雰囲気で相手の性癖まで見抜くそうです

例えば、迷い箸をしたりする人は、優柔不断で奥手なM気質な人が多く、とにかくセックスが下手

好きな物しか食べない人は見事なまでに自分本位なセックスしかしないらしく、口いっぱいにほうばりガツガツ食べる人は制欲旺盛な人が多いらしいです

早喰いの人や、だらだら食べる人もなんとなく性癖わかるし、大皿を人数分きれいに取り分ける人は夜もマメそうですね

また、酒を飲みすぎて酔い潰れてしまう人は、己の欲望を制御不能タイプで誰とでも始めてしまうらしいです

食スタイルでいろいろバレます
気をつけましょう!

天晴レにっぽん!


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