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燃える商魂!

『ちっちゃな喧嘩をするたびにスケールが小さくなる』
-アントニオ猪木-

飲食業界にとって世知辛く‥コロナに翻弄され続けた令和4年も師走のラストスパート。鬼が笑おうが来年こそはでっかく当てたいと想ってます。

振り返ってみると、配達業者さんが集団感染してしばらく納品ストップしたり、店舗スタッフも急に濃厚接触者になり出勤不能になったり。。
スタッフや業者さんからLINEが届くたび震えました。

次々に届く原価高騰の見積りにもシビれさせられました。ビールに油、電気代にガス代、食材全般、、さらには最低賃金の底上げにテイクアウト包材や配送代も値上がり、、

コロナ休業による学生アルバイト離れや人手不足問題も常につきまとい、渡る世間に鬼ばかりいた感が否めない一年になりました。

話のついでに言わせてもらうと、変異株ケルベロスとか怖そうな名前付けるとウチの高齢の両親がワクチンもう一回打てとか、やばいから店を一旦閉めろとか見事なまでに煽られて面倒臭いのでやめていただきたいです。

そんな今年は気晴らしにYouTubeでよく『落語』を観てました。

インターネットやSNSの噂話レベルに一喜一憂するより、よっぽど豊かな時間を過ごせると思いますので、お正月には、にっぽんの名人芸ぜひオススメです。

落語の本題に入る前の小噺で立川談志師匠のこんなジョークがありました。

ある日の朝礼でリーダー精子が全員を鼓舞するんだよ。
「我々の企業目標である誰かが子宮に届く、を何が何でも成功させるぞ!でもな、こんなに沢山いるんだから誰かがやるだろうじゃダメだ!自分がやるんだ!一人一人意識をしっかり持て!!」

そしたら、ちょうどリーダーが先頭に立つタイミングで、皆に手本をみせるチャンスがきた。

「お前らよ〜く観ておけよ」
うごめく精子の中から、必死の形相のリーダーがスポーーーンと勢いよく飛び出して行ったその時、後ろから部下達の叫び声が聞こえたんだって

「お〜い、今のは尺八だぁぁ〜」

っしゃ。
元気があれば何でも出来る!

来年も宜しくお願い致します。
天晴レにっぽん!

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