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【CL宮城最終21位】一撃必殺!んなっしょいパンチ👊一撃ルギアVSTARの解説なのら〜

はじめに

こんにちは、エドベル(@tanaka_edopoke)です!noteでは初執筆になりますので簡単に自己紹介をしたいと思います。
普段は本厚木を中心にポケモンカードをしている普通の学生です。私自身の大会での主な実績ですが、
・2021 CL横浜シニアtop32
・2021 CL愛知シニアtop64
・2023 CL京都マスターtop32
などです。

今回、私が制作、調整を行ったデッキを普段から練習を一緒にやっているひぢきさん(@hiziki3333)がCL宮城で使用し、最終21位という成績を出した一撃ルギアについての解説記事を書かせていただきます。
今回の記事では無料部分にて
・宮城環境の考察とデッキ選択経緯
・デッキリスト
・採用カードの解説

そして有料部分では
・各対面での立ち回り解説
・スノーハザード、クレイバースト発売後のルギア

を書かせていただきます。
私自身、noteは初執筆であり、文を書くということをあまりしないため誤字脱字、カードやデッキなどの略称が多々あり読みにくいと感じるかもしれませんが、どうか温かい目でこの記事を見ていってください…

宮城の環境と今回のデッキ選択理由

まず初めに今回の宮城の環境考察、そしてそれを踏まえたうえでなぜ、一撃ルギアを使用したかについてお話ししたいと思います。

今回のCL宮城環境について…

まず、環境を考えるうえで一番最初に出てきたデッキがこの…

人生は花選び

花選びのキュワワーをメインエンジンに戦っていく「ロスト○○」と言われているデッキタイプ。序盤はウッウのおとぼけスピットによる安定した火力、終盤にはヤミラミによるロストマインでのサイドの複数取りが可能であり、ありとあらゆるデッキに対して無限の勝ち筋を持っています。そしてこのデッキ最大の強みはたねポケモンがメインであることの圧倒的な「安定感」と多種多様なアタッカーたちで戦う「対応力の高さ」。ギラティナVSTARにかがやくリザードンなどの高火力アタッカー、そしてザマゼンタ(かたきうち)やカビゴン(どっすんグースカ)などのルールを持たないアタッカーによるビートダウン、さらにはかがやくゲッコウガやカイオーガ(アクアストーム)などのベンチ狙撃など、もうなんでもあり。前回のCL愛知での優勝デッキも様々なアタッカーが搭載されている「ロストバレット」であり、新弾のトリプレットビートでもジェットエネルギーとボウルタウンなどの収録によりただでさえ高い安定性が上がり今回のCL宮城でもこの「ロスト軸のデッキ」を中心とした環境になると考えました。

そして私が考えたCL宮城の環境予想がこんな感じ…

・Tier1 ロストバレット(かがやくゲッコウガ)、ギラティナVSTAR、ミュウVMAX

・Tier1.5 ロストバレット(かがやくリザードン)ルギアVSTAR

・Tier2 サーナイト、ミライドン、アルセウス系統

Tier1は先ほど紹介した「ロストバレット」「ギラティナVSTAR」、そして「ミュウVMAX」を入れた。この3つのデッキの共通点は安定感、この一言に尽きると思います。ロストはキュワワーによる花選びとかがやくゲッコウガによるかくしふだ、ミュウはゲノセクトによるフュージョンシステムのドローにより他のデッキと比べると安定感がずば抜けて高いため長丁場であるCLでは使用者が多い予想。
その下のTier1.5、Tier2のデッキはパワーはあるが安定感が上の3つに比べると低いなどの理由でこの位置に置きました。

デッキ選択…

そして環境考察を踏まえたうえでなぜ一撃ルギアを使用させた経緯だが、
CLの当落が発表された翌日にひぢきさんから「俺は今回のCL宮城、何を使えばいい?」と聞かれ、私が「うーん、一撃ルギア!!」と答えたのがきっかけになります。
結構簡単に決まりすぎなのでは?と思うでしょう。だが、私が一撃ルギアを案に出した理由は3つあり、1つ目は、ルギアVSTARのVSTARパワー「アッセンブルスター」によりトラッシュから出てくるアーケオス、そしてアーケオスの特性「プライマルターボ」によりすぐに完成する一撃ポケモンのアタッカーたちによる「圧倒的なカードパワーによる暴力」、そして2つ目は環境に存在するデッキ全てに五分以上の勝負ができること、最後の3つ目だが、今回のCLでもし自分が握るとするなら一撃ルギアを握った、だが自分は抽選落ちしてしまったため「せめてデッキだけでも…」という私情です(笑)。

この3つの理由からCL宮城で使用するデッキが決まりました。

デッキリスト

続いてひぢきさんがday1,day2で使用したリストがこちらになります。

day1使用
day2使用


今回使用したリストはよくあるテンプレの一撃ルギアに一撃ウーラオスの上下を1枚ずつ、そして崩れたスタジアムが2枚採用したのが特徴的だと思います。day1ではルールを持たないアタッカーとして一撃のイシヘンジンを採用してましたが思ったより使わず、day2ではボスの指令を2枚に増やしました。かがやく枠にアマージョを採用し対ロストに、サブアタッカーでイベルタルを採用することで対ミュウVMAXを重く見た構築に仕上がっています。ですがその反面、ルギアVの枚数が3枚やネストボールが不採用など序盤の安定性は少し落ちているのがネックです。
続いてカード解説に移りますが今回の解説ではday2で使用したリストを紹介しようと思います。

採用カード解説


・ポケモン 19枚

・ルギアV、ルギアVSTAR…3-3
VSTARパワー「アッセンブルスター」によりトラッシュからベンチに無色ポケモンを2体を出すことができる剣盾シリーズの最後に出てきた最強のポケモン。下のルギアVは枠の都合上で3枚にしたが基本的に1ゲームにつき1体しか使用しないためこの枚数配分に落ち着きました。

・アーケオス…4
特性「プライマルターボ」により山札からありとあらゆる特殊エネルギーを2枚、盤面のポケモン1体につけることができる最強の鳥。アーケを2枚トラッシュに送ることを第1目標にしているデッキのため、ありとあらゆるカードで引っ掛かりやすいようにフルで採用。対ロストバレット戦ではアタッカーにもなります。

・一撃ウーラオスV、一撃ウーラオスVMAX…1-1
闘タイプアタッカー枠。
イシヘンジンでよくないか?と思われるかもしれないが最大の特徴は「ジュラルドンVMAX」への回答になることだと思います。
従来の一撃ルギアだとジュラルドンVMAXを出されることでかなり苦しい盤面になってしまい負けてしまうという弱点がありました。ですが、一撃ウーラオスを採用することでこの弱点を克服すると同時に他の用途でも使用できることが練習段階でわかったため採用することにしました。
さらに進化前も非常に優秀なアタッカーで、いちげきエネルギーを2枚貼ることでインパクトブローの威力が220になりリソースを残しながらたねVを倒すことができることをお忘れず…(こういう進化前の技って案外強いけど忘れがちですよね、僕もたまに忘れます笑)
主な役割対象…アルセウス系統、ミライドン、ジュラルドン

・バンギラスV…2
悪タイプアタッカー枠。
1試合で必ず1回は使うこのデッキのメインアタッカー。「やまなだれ」により相手のリソースを削りながら小物を倒してアドを稼いだり、「いちげきクラッシュ」によりVSTARを一撃で破壊することが主な役割。また、HP230という数字がとても優秀であり、対ミュウVMAX戦や対ロストバレット戦では無類の強さを発揮します。
主な役割対象…ミュウVMAX、VSTARメインのデッキ、サーナイト、ロストバレット

・イベルタル…1枚
悪タイプアタッカー枠その2。
主に対ミュウVMAX戦でのまくり札として採用しました。このカードの有無でミュウ戦の勝率が大きく変わると言ってもいいくらい強力なカード。
ミュウ戦においてサイドを先行された場合、このイベルタルにいちげきエネルギーを3枚つけ相手のミュウVMAXをとることによってミュウ側にイベルタルを倒すということを強要させることができます。また対ロストバレット戦ではいちげきエネルギーを2枚つけ上技でキュワワーやヤミラミをとることもあります。
主な役割対象…ミュウVMAX、サーナイト、ロストバレット

・ネオラント…2
サポートを使いたいときにいつでも持ってきてくれる万能魚。
序盤の展開や中盤で妨害の時のジャッジマンをサーチ用で1回、終盤にボスやセレナで試合を決めるときに1枚使いたいため2枚採用。
たまにスタートしてしまいますが「お茶目なやつめ」と思って許してあげましょう。きっとそれ以上にこの魚に助けられます。

・かがやくアマージョ…1
対ロスト用のかがやくポケモン。
ロストバレット戦ではバンギラスやルギアの場持ちがよくなり、かがやくゲッコウガのげっこうしゅりけん+ヤミラミのロストマインでアーケオスの二面取りをするための手数が一手伸びます。対ロストでは積極的に出しましょう。それ以外の対面では残念ながらつかうことはないと思うので一思いにトラッシュに送ったあげましょう。(アマージョ好きの方ごめんなさい…)

・バケッチャ…1
ボール系のカードをスタジアム破壊に変換できる有能なかぼちゃ。
宮城4日前に黒馬がシティで入賞してしまい、もしかしたら当たるのでは?と思い急遽採用。本番、黒馬には当たらなかったらしい…

・グッズ 13枚

・ボール系…キャプチャーアロマ4、ハイパーボール4、スーパーボール2
ポケモンに触れるカードたち。ハイパーボールは手札にあるアーケオスをトラッシュに落としながらどんなポケモンでもサーチ可能なため脳死で4枚採用。キャプチャーアロマは不確定だが期待値通りに考えると、たねポケモン2枚、進化ポケモン2枚をサーチできることもあり4枚採用。スーパーボールもアロマ同様に不確定だがデッキのすべてのカードに触れる可能性があるので採用。試作段階ではたねポケモンを確定で出せるネストボールにしたのですが、アーケオスに触れるか触れないの違いがかなり大きく、デッキ全体の出力など総合的な面でみるとスーパーボールの方が優れていると感じたため採用しました。

・活力の壺…3
いちげきエネルギーを2枚山札に戻すことができる強力なカード。イベルタルや一撃ウーラオスVMAXなどの技を打つために指定色3つを必要とするアタッカーが採用されているため1ゲーム中2回は使いたいためサイド落ちや博士での巻き込みを考慮して少し多めに採用しています。

・サポート 11枚

・博士の研究…4
手札を全て捨てて7枚ドローする最強ドローソース。特に入らない理由もないのでフルで投入。使用する際に活力の壺やボスの指令などのカードなどの巻き込みが怖い人は1枚ヒガナの決意にするのもアリです。

・ジャッジマン…2
手札干渉カードです。1試合に1回は使用したいためこの枚数。ロスト戦では2回使用したいので、博士での巻き込みやタイミングを間違えて使用してしまうなどで負けてしまう可能性があるので使う場合は冷静になって盤面を見てから使用するか判断しましょう。

セレナ…2、ボスの指令…2
ベンチのポケモンをバトル場に呼び出すことができるカード。
相手のシステムポケモンを倒してゲームテンポを取れたり、最後に勝負を決めることができたりとどんな盤面でも腐りにくい。このカードも特に語ることはないくらい強い。

バーネット博士…1
山札からトラッシュに好きなカードを2枚落とすことができるカード。
ネオラント1枚からピンポイントでアーケオスをトラッシュに送ることができ盤面展開をスムーズにできるため採用。素引きできたら強いが博士などの自分の手札を進めることができるカードの方が強いと感じ最低限の1枚採用に収まった。

・スタジアム…4枚

・崩れたスタジアム…2
お互いのベンチを最大4枚しかおけなくなる妨害カード。
初期案では1枚だったがあまりにも強く使える場面が多く、1枚増やした。このデッキの陰の主役でもある強力なカード。

・テーブルシティ…2
50%の確率で好きなポケモンを加えることのできるカード。
先ほども述べたようにこのデッキはアーケオスをトラッシュに送ることが最重要であるためポケモンに触ることのできる可能性があるだけで採用する価値が大いにあり採用しました。

・エネルギー…13枚

・いちげきエネルギー…4、インパクトエネルギー…1
どちらとも一撃ポケモン用のエネルギー。
いちげきエネルギーはついるだけで火力が常に+20される強力なカードなのでフルで投入。インパクトエネルギーは火力は上がらないがエネルギーが足りないことがあったため最低限の1枚。

・無色エネルギー…Vガードエネルギー2、ギフトエネルギー2、ジェットエネルギー2
無色エネルギー組。今回は耐久力の上がるVガード、手札が増えツツジなどのケアにもつながるギフト、入れ替え札であるジェットを各種2枚ずつ採用しました。ギフトエネルギーはアタッカーや狙われやすいポケモンにつけておくと手札が7枚でターンを開始しやすくなって幸せな気持ちになります。

・ダブルターボエネルギー…2
ポケモンについていると無色2個分のエネルギーになる強力なカード。主にルギアやバンギラスにつけたり逃げる時のコストに使いたので2枚採用。火力が20下がってしまうのだけ注意。



ここまで読んでいただきありがとうございます!ここからは先は有料部分となります。有料部分では各対面での戦い方、スノーハザードクレイバースト環境のルギアについて書く予定です。もし「一撃ルギアに興味がある」「この対面の戦い方が気になる」と思った方、購入しただけると非常に嬉しいです!有料部分の収益は今後の活動資金に充てたいと思います。
無料部分で気になることがありましたら是非エドベル(@tanaka_edopoke)に質問ください!可能な限り答えさせてもらいます!

note購入ありがとうございます。

・各対面の立ち回り

お待たせしました!ここからは各対面での立ち回りや意識することなどを書いていきたいと思います。

・ミラー…五分

ルギアミラーで重要なのは相手に2-2-2を最速でとらせないことが一番意識することだと思います。ここで大活躍するのがいちげきウーラオスVMAX。ここで1度いちげきウーラオスVMAXのテキストを見てみましょう。

キョダイイチゲキで全てを破壊するのら~

最大の強みはHPが330あるということ。この330という数字はいちげきエネルギーが4枚ついたバンギラスのいちげきクラッシュを10耐えるという絶妙な数字。これにより相手の攻撃を1回耐えてサイドを取るということが可能になり先行ならサイドレースを有利に、後攻なら逆転することが可能です。その他にもVガードエネ付きのルギアで突っ張り相手のバンギにいちげきエネを集中させルギアが倒された返しにジャッジマンを絡めながらバンギラスを倒しリソースをはかせることも重要になったりします。


・ロストギラティナ…微有利

ギラティナ戦で大きく意識することは2つ。
1つ目は相手のギラティナVSTARに合わせてバンギラスを使いサイドを取りに行くこと。
基本的に相手のギラティナVSTARをワンパンできるこちら側のアタッカーはバンギラスとウーラオスVMAXになります。ですがウーラオスを連続して使用するのはあまりにもコスパが悪く、サイドも3枚とられる可能性があるためこのマッチアップではバンギをメインにプランを立てていくことが重要です。相手のギラティナVがアビスシークを行ってきた場合にはウーラオスVのインパクトブローでサイドを取りに行くとリソース面で少し楽ができます。
2つ目はジャッジマンを使用するタイミング。
ロストギラティナ戦ではジャッジマンは2回使用することが望ましいです。1回目は相手の手札が多く、アクロマの実験の1回目に合わせる。2回目は自分のサイドが3枚以下になる時です。対ギラティナではツツジ+シンオウ神殿を同時にプレイされることが1番負けに直結しやすいため少しでも相手のハードルを上げることを意識しましょう。

・ロストバレット…有利

ロストバレットにはかがやくゲッコウガ型とかがやくリザードン型の2種類がありますが意識することはさほど変わりません。
ロストバレット対面ではジャッジマンで相手の動きを妨害し、かがやくアマージョでの回復をしようしながらバンギラスのやまなだれで相手のリソースを削りサイドを取るということが基本の戦い方になります。アーケオスやイベルタルなどのサイドが1枚しかとられないアタッカーなども活用してサイド差を広げていくことが勝利への近道です。
大きく意識することは、相手の空の封印石でサイドを3枚とらせないことです。ルギアVSTARは極力後ろに置いておき、崩れたスタジアムでなるべく早めにルギアVSTARを盤面から消すということが重要です。

・ミュウ…有利

ミュウ戦では普通にサイドを取り合った場合、ルギア側がかなり有利です。イベルタルで3枚、バンギラスで3枚サイドを取ることができ、ミュウもイベルタルを無視できないためテンポを取りやすいです。イベルタルでサイドを取る時にギフトエネルギーをつけておくと相手のツツジも効きにくくなります。
ですが、ミュウ側も雪道+ジャッジマンでこちら側のアッセンブルスターをけん制してくるためできるだけ序盤でアーケオスを2枚落とし、相手の雪道ジャッジの返しにこちらの要求を下げておくことが重要です。ルギアVのかぜよみを1回使ってもサイドレースは間に合うのであとは自分との勝負です。

・サーナイト…微有利

序盤はバンギのやまなだれでリソースを奪いながらサイドを進めていきサーナイトexが出てきたらイベルタルでサーナイトexを倒しサイドを1-1-2-2で取りに行きましょう。
サーナイト戦で意識することは、空の封遺石+ザシアンVのサイド3枚取りをケアするためにルギアVSTARを終盤に盤面から消しておくこと、ツツジ+シンオウ神殿で止まらないためにスタジアムとバケッチャを温存しておくことが重要です。

・ミライドン…五分

いちげきウーラオスでサイドを4~5枚とることが重要になってくるマッチアップです。かなりの確率でサイドが先行されるため、いちげきウーラオスで1回耐えることができればゲームの流れをつかむことができます。
意識することはウーラオスを早い段階で置いておきエネルギーまで集中させておく、先攻後攻限らず1ターン目はルギアVは2体置いておくことを意識しましょう。


・アルセウス系統…有利

先攻後攻どちらとも有利がつくマッチアップです。アルセウスというデッキの性質上、高確率でダブルターボ付きのトリニティノヴァを最初に使用することになるためルギアがとられることがほとんどありません。例外としてアルセウスギラティナなどの超タイプのアタッカーと組み合わせている場合はザシアンVの特性で超エネルギーをつけることができるのでこだわりベルトの+30でルギアがとられる可能性があるので2枚ルギアVを置くかVガードをつけるようにしましょう。
意識することはこの対面でもウーラオスを使いサイドを4枚取れるので早期に置いておくこと、雪道ジャッジも使ってくるので1ターン目にはアーケオスを2枚トラッシュに送ることです。

・ルギアを回すうえで全体的に意識すること

少し寄り道になってしまいますがルギアを回すうえで私が意識していることを書こうと思います。私が回すうえで常に意識してることは、
・アッセンブルスターを確実に言えそうな手札なら確実に言いに行くこと
・ボールはアロマ→スーパーボール→ハイパーボールの順で使うこと
・いちげきクラッシュを使う前に必要なカードは先に山札から抜いておく

この3つのことを意識するようにしています。
まず、アッセンブルスターを確実に言えそうな手札なら確実に言いに行くこと。これはルギアの基本的な動きの1つだと思っており、例えば

  • こんな感じの手札の場合、私はまずアロマでコインを投げます。コインの結果が表ならルギアVSTAR、裏ならネオラントを持ってきます。そのあとにハイパーボールを使いアロマで持ってこれなかった方を持ってきます。あとはルミナスサイン→バーネット博士を使用してアッセンブルスターを使用します。これにより負け筋になりやすいネオラントを盤面に置かなければなりませんが確実にアーケオス2体でのアッセンブルスターを決めることができるのです。負け筋であるネオラントを置くことで負けることを怖がらないである程度は割り切った方が楽な気持ちでプレイできます。

  • 続いてボールの順番ですが、手札にあるボールがキャプチャーアロマとスーパーボールのみの場合は基本的にキャプチャーアロマから使用し続いてスーパーボールを使用するようにしています。例えば1ターン目にルギアを持ってきたい場合、アロマを投げる→裏ならそのままルギアVをサーチしスーパーボールは次に残す、表ならアーケオスまたはルギアVSTARをサーチ→その後スーパーボールを使えば山にいらないカードが1枚抜けた状態で山上7枚を見れるので少しですがルギアに触りやすくなっています。このような細かいアプローチはルギアに限らず色々なデッキに応用が利くので覚えておいて損はないと思います。

  • 最後にいちげきクラッシュを使う前に必要なカードは先に山札から抜いておくことです。いちげきクラッシュは240とかなり高打点ですがデメリットとして山上4枚をトラッシュに送ってしまうためボスの指令やエネルギーを巻き込んでしまい最後の詰めにボスが使えなかったり、エネルギーがなくなりそのまま負けてしまうみたいな事故が起こりうる可能性があります。そのような事故を起こさないようにネオラントでボスを抱えておく、プライマルターボで先にエネルギーをつけておくなどでしっかりケアしましょう。

ルギアはこのような細かいプレイの積み重ねが重要なデッキです。難しいように見えますが実際意識してみると案外簡単なことが多く、しばらく回していると自然に身についていたりするので、ひたすらにルギアと向き合ってみましょう。

・スノーハザードクレイバースト環境のルギア

最後に次の新弾でのルギアについてお話ししたいと思います。
パオジアンやイキリンコなどのパワーの高いポケモン、セラピーエネルギーやリバーサルエネルギーなどの新規特殊エネルギー、非常に汎用的かつ凶悪な妨害札にもなるナンジャモの収録で環境が一気に変わるスノーハザードクレイバースト環境。新しい環境でもルギアはTier1~1.5の間に変わらずいるくらいには強いです。それくらいシステムが完成されており強力なデッキタイプであるので新弾後でも平気で私は使っていると思います。

新弾白ルギア
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新弾当日に大きな大会があるなら多分この白ルギアを使っています。
新弾では勇気のおまもりというたねポケモンのHPを50上げるというインチキカードがあるためルギアで220ラインを見れるようにスイーパーを採用。パオジアンから連続で飛んでくるゲッコウガとすごい釣竿で強化され増えると思っているロストカイオーガ対策にマナフィ、同型まくり札でレントラーを採用しました。イキリンコは強力なシステムポケモンなのですがこのデッキはネオラントの方が優秀なので今回は入れませんでした。同型意識でレントラーの採用が増えるのであればノコッチもいれたくなります進化後のノココッチもかなり面白い動きができそうです!

・終わりに

まずはここまでお読みいただき本当にありがとうございました。
このnoteを書いてる途中で再確認したんですがルギアってすごく面白いデッキですよね。
私自身、今回のCLでこのルギアを使えず非常に悔しい思いもありましたがこのデッキを信じて持って行ってくれたひぢきさんには感謝しかありません。
初の試みだったので見にくい箇所もあると思います。ですのでわからない箇所がございましたらお気軽にエドベル(@tanaka_edopoke)のDMにお問い合わせしてください!可能な限りすべてお答えさせていただきます。
今回は本当にありがとうございました。また機会がありましたらnoteを執筆してみたいと思います!では!


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