感想って悪口を言うところじゃないんだよ

なんの前触れもなく、すぐに本題に入ってしまうのだけれど、小説を書いているとね、変な感想が偶にくるのよ。すっごく嬉しくなれる感想を書いてくれる人もいれば、変な感想を送ってくる人もいる。万人にウケる小説なんて、この世界のどこにもないってことは分かっているから、ある程度は受け入れられるんだけど、書かれていることを訊ねてくるのは何なのかなって思うことが多々あるんだ。

自分の価値観っていうのかな。書く上で、読む上で自分にとってとっても重要なこと。それを押し付けてくる人は、ちょっとないなって思うのね。

先ほども言ったように、万人にウケる小説なんてない。それと同じで、自分の意見を全員が全員同意するわけじゃないってことを、理解してほしいのね。もちろん、その意見を取り入れて、良い方向に進むこともあるかもしれない。けど、大抵の人はそれを受け入れないってことを知っておいた方がいいと思う。

攻撃的な感想を受けた作者が、ダメージを受けて筆を折る。そんな姿を見て楽しみたいというおかしな人がいるのであれば、今すぐ人間を辞めるべきだと思う。もしそうじゃないのなら、攻撃的な感想は言うべきじゃないよ。

それも一つの意見だと、言う人もいると思う。

けど、その意見を言ったとして、誰が得をするの?感想を書いたその人物が、勝手に自己満して終わりでしょう?1人の有望な作者を潰すくらいなら、言わない方がいいに決まってる。

善意でその感想を書いたのかもしれないけど、それは作者にとって、悪意にしかならないんだよ……ってことを、知ってほしいと思う。

辛口評価。この言葉の意味を分かっていない人多すぎる。辛口評価=作品の悪口を言う。じゃないんだよ(失笑)