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J2第25節 愛媛FC vs 徳島ヴォルティス

みなさん、お久しぶりです。と言っても覚えてない人がほとんどだと思います笑。徳島ヴォルティスを愛してやまないナーゲの魂です。一昨年に書いた記事が最後となり、更新できていませんでした。色々多忙なことがあり、これからまた頑張ろうと思います。ぜひこの記事が面白いと思った方はいいねとSNSでの拡散をよろしくお願いします!


1.試合の概要

勝ち点差2で迎えた中断明けの「四国ダービー」。徳島は前節はプレーオフ圏内の仙台に2-0と結果でも内容でも完勝。夏の移籍で復帰したレジェンド岩尾を中心に序盤戦の遅れを巻き返しを計っているところです。また今年の夏の移籍で左WBとして主力だった橋本が新潟へ移籍。ここは必ず今後の補強ポイントだと思います。また前回対戦ではホームのポカスタでスコワレスドローとお互い鬱憤が溜まっている一戦だと思います。
ではスタメンを見ていきましょう。

スタメン

スタメンはこんな感じです。徳島は前節から変わったのは2枚。まずは移籍した橋本が抜けた左WB。もともと右を主戦場にしていた西野が入ります。やっぱりここはクロスで攻撃を終わるためにも左利きが欲しいところ。残りの移籍期間で新戦力の加入を待ちます。もう1つがシャドーの杉本のところ。柿谷が怪我をしたのか、体調不良なのかそれとも競争が激しくなっているのか。続報を待ちましょう。またベンチメンバーは児玉や杉森がベンチに入っていませんでした。そこには鹿沼やターレスなどの新戦力の名が並んでいました。ここからの新戦力の活躍に期待したいです。一方で相手の愛媛のシステムは3-4-2-1。丁寧にボールを繋ぐイメージと同時にサイドからの攻撃に特徴があり、高精度のクロスが多い感じです。

2.立ち上がりのミス

まずこの試合のフォーメーションの噛み合わせは完全にミラーになります。ここで重要になるのが「どこまで捕まえるのか問題」です。図で見たらわかりやすいと思います。

この画像をみて分かる通り、常に岩尾・永木の前と後ろに相手がいる状態になっています。これにより岩尾も永木も前に出ると後ろの石浦と茂木がフリーになる。ここで優位性を作られて徳島は序盤はなかなかペースを保つことはできず押し込まれる時間が増えました。ですが坪井やブラウンノアは前から奪いに行こうとして前と後ろでだいぶギャップが生まれていた感じがしました。ですが試合中盤くらいから立て直し、徐々に前線で奪えることができ、ショートカウンターが増えたのは我らが岩尾の巧みな修正でカバーされました。

岩尾の修正

では徳島がリズムを取り返したのは岩尾が守備時に前に出て相手のプレスの出口を潰しに行こうとしたとこです。相手の菊池がアンカーのように低い位置では振る舞います。徳島が試合の主導権を握るためにはそこを潰す必要があります。なので岩尾のこの判断は正しかったと思います。もちろん、岩尾が前に出ることで後ろの茂木や石浦がフリーになります。ですがここは内田が前に出てマークしたり、永木がうまいこと隠しながら対応します。

前半中盤頃

これにより完全に試合の流れを取り戻した徳島のボール保持を解説します。

3.徳島のビルドアップ

岩尾が帰ってきたことにより、中盤の底が岩尾一人で回せるようになり、永木がサイドに流れることもできるようになりました。より戦術の幅が増えると思います。

ビルドアップ

このように永木がサイドに流れることが多く、図の通りサイドで石浦に2vs1を迫れることで、中央ではなくサイドから前進するという意図がありました。ダニやラバインの時より複雑なビルドアップはしませんがあの時より個のレベルが上ったのでマンツーマンで来られても剥がせるなという印象です。
では得点シーンを振り返ります。

ゴール

得点シーンは完全にノアが少しボールを受けに降りたときにLCBの小川が釣り出されて、その裏のスペースに走り込んだ岩尾がという形でした。まるでピッチを上から見ているかのような岩尾はさすがというしかありません。本当に徳島を昇格に導く漢だと感じさせてくれます。


4.最後に

この試合を勝てたのは本当に大きいと思います。四国ダービー、再開後初戦、順位も勝てば入れ替わるという大きな意味をもったゲームでした。また交代選手も全員活躍していますた。渡は後半中盤でチームの足が重たくなる時間帯に頑張って前から追いかける姿は心を打たれました。また何と言っても高田楓也。ドリブルのキレがやばいですね(語彙力皆無)。あの時間帯にあのドリブルはダメですね笑。またカイケと鹿沼もしっかり試合を締める役割をしてくれました。

残りラストの補強を期待して、絶対昇格してほしいです。

また次節は山形です。鹿島から土居を補強し、何と言っても安部ちゃんと小西雄大がいます。この二人の活躍はこの試合では控えてもらいましょう。
山形は順位では下ですが、メンバーを見ると決して油断してはいけない相手だというのがわかります。しっかり準備して望んでもらいたいです。

拙い文章ですが最後まで読んでいたただきありがとうございました。

これから頑張って投稿していこうと思うので面白いと思った方はぜひ、いいねとSNSでの拡散よろしくお願いします!

それでは!次も勝利を!!

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