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仕事辞めたしちょっと留学してくる。 23日目 「仁義なき戦い!狭い部屋に響き渡る『テンっ』」

ハルリガルリとは

BTSのたりょら37でやってたのが印象的で買ったハルリガルリ。
場に出たカードの同じ果物の数が5つになったときに、ベルを鳴らすというゲームだ。
ちなみにバンタンがやってるのはこの回。

日本語だとハリガリって発音するのかな?
私もよくルールが分からず、しかも説明書が韓国語だったので、日本人の方の動画でルールを把握した。

普通に留学のあと、家族でやったらめっちゃ盛りがったので、ぜひぜひお試しあれ。

留学生、学校でハルリガルリ

さて、授業も終わって放課後。
宿題もひと段落ついた私となおちゃんとかりんちゃん。
学校机をくっつけて、とりあえずハルリガルリのカードを配ってみる。

ルールはあらかた説明したし、あとは実戦でやってみようってことでし始めた。

結論、めっちゃ盛り上がった。
二十歳超えててもこんなに叫んで悔しがったり、喜んだりするのかと思った。

うまく説明出来ないけど、カードを出した瞬間、その出されたカードに書かれた果物によって5つになるのか、それともカードを出すことによって失われる果物によって5つになるのか、両方に気を使わなければいけないので、本当に頭が熱くなる。

『テンっ』『テンっ』『テンっ』

何戦かやって、そろそろ疲れてきたなってときに、私が言う。

「もっと大勢でやればもっと楽しいのでは?」
「おお、そうかもね」
「先生とか誘う?」
「やば」
「ちょっとダメ元で先生に声かけてくる」
「wwwwww」

私は、一人で職員室に向かった。
扉からひょこっと顔を出すと、茶色いウェーブのかかった髪をポーニーテールにしている先生が私に気付いた。
そして、声をかけてくれる。

「どうしたの?」

私はしどろもどろに拙い韓国語で言った。

「今、ハルリガルリしてるんですけど、誰か一緒にしませんか?」

すると、先生は、ぽかんとした顔をして、他の先生に「ハルリガルリって何?」と聞いた。
ボブのふくよかな先生が感覚的な説明をする

「ほら、5つの果物出たら『テンっ』てするやつよ」
「あ〜〜〜〜」

納得のいったらしい先生。
私に向き直って申し訳なさそうに言った。

「ごめんね、私たち、今業務中だから!」

うーん!厳しい!!

「分かりましたー」と言って職員室をあとにする私の頭の中で『テンっ(땡)』と鳴った気がした。
(※땡はハズレの時の音)


明日から使える韓国語

前回に引き続き、敬語の話を。
とりわけ、尊敬語のことを書き連ねたいと思います!

「食べる」
0.먹다 > 1.먹으세요 > 2.드세요 > 3.잡수세요

0.は原型です
1.は前回説明した方法で먹다を敬語に直したものです。敬語レベルとしては小。
2.は먹으세요よりもう少し敬語レベルの高い感じです。先生や上司といったばっちり目上の人に使います。
3.となると、敬語レベル高!おじいちゃん、おばあちゃんといった歳の離れた目上の方に使います。

つまり、먹다には드세요잡수세요の二つの尊敬語があるんです。

他にも。
(※ここからは原型と尊敬語のみ書いてます)

「飲む」
마시다 -> 드세요
「寝る」
자다 -> 주무세요
「言う」
말하다 -> 말씀하세요
「いる」
있다 -> 계세요

ちなみに、있다には「ある」という意味もありますが、「ある」の尊敬語は계세요とは言いません。
そう言う時は、前回の「(으)세요」を使って、

질문이 있으세요?
「質問ありますか?」

と言います。
さらに、じゃあ없다(いない/ない)は?となるかもしれませんが、「いない」の場合は、「안 계세요(いらっしゃいません)」になります!
否定のをつけるだけです。
「ない」の意味で使いたい場合は、先述の通り、계세요が使えないので、없으세요となります。たぶん。

たくさん書いてきましたが、あと一つ注意を!
敬語の過去形を使う時、자다(寝る)には注意が必要となります。
자다(寝る)のレベル小の敬語系「자세요
자세요は普通に使うんですけど、これを過去形にした「자셨어요」はあまり使わないそうです。(先生曰く)
一律、「주무셨어요」になるので、使う時はこのことを思い出してみてください!

では今日はここまで!
あんにょん!

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