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仕事辞めたしちょっと留学してくる。7日目 「要は効率よく勉強するには自分自身の強い意思が必要ってこと」

オリエンテーションと歓迎会

学校2日目。
今日は、今月から語学学校に入った子達を歓迎する歓迎会なるものが開催されることになっていた。
参加費の5万ウォンさえ払えば、在校生でも参加できる自由参加型。
なので、もちろん断りもできるのだが。。。

「友達ほしい………!!。゚(゚^ω^゚)゚。」

私は参加することにした。
(参加費の5万ウォンはめっちゃ痛かった)

幸いにも、私のクラスには私の他にもうひとり、今月から入学した女の子がいた。(仮にここでは、"かりん"ちゃんと呼ぶことにする)

私「かりんちゃんも今月からだったんですね!」
かりん「はい」
私「良かったぁ、今日のオリエンテーションとか歓迎会、一人だと心細いなって思ってたんで」

授業のあと、教室を移動する。
まだ少し早いせいか生徒さんはいなかった。
隣同士の席に座り、ラインを交換して、オリエンテーションが始まるのを待つ。

オリエンテーションの開始時間が近づくにつれ、徐々に、生徒さんが集まってきて、とうとう担当の方が現れた。

ここからは事務的な話なので割愛するが、印象的だったのは「韓国は日本と違って車社会なので、歩行者優先なんてありません。自分の身は自分で守ってください」という話と「タクシーはねぇ。。。タクシーのアジョッシによるからなぁ。。。よるんだよなぁ。。。」みたいにルー大柴みたいな日本語にちょっとずつ韓国語単語を混ぜてくる話方が面白かった。

オリエンテーション終了後、まもなくピサとチキンが届き、歓迎会がスタートするのであった。


留学生、意識を強く持つと誓う

歓迎会の顔ぶれは全員日本人だった。
韓国人の先生たちも参加してくれるのかと思いきやそんなことなかった。
なので、当然会話が日本語で行われる。

ドラマの話やアイドルの話が飛び交う中、私は違和感を覚え始めていた。

(せっかく韓国にまできたのに、なんで日本語はなさなくちゃいけないんだろう……)

特に、私は一ヶ月しか滞在予定がないので、このときとても焦っていたのだと思う。

勇気を出してこんなことを言ってみた。

私「あの、私、できるだけ早く韓国語を話せるようになりたいので、会話とかも極力韓国語で話したいと思ってるんですけど……どうですか?」

このとき、空気が少しだけ強張った気がした。
なにしろ、すぐに返事が来なかったのだ。
遠目から見れば、盛大にすべっていたんだと思う。

誰かが言った。

「そんなに焦らなくてもいいんじゃないですか?」

たしか、こう言った人は三ヶ月この語学学校に通った後、韓国の大学に入学する予定の人だった。

なんだか悔しかった。
その後、空気は元に戻り、また日本語で話す時間が続いた。

私は、残ったチキンやピザを持ち帰り、帰った。
虚無だった。

夜。
なおちゃんにラインを送った。

『私、一ヶ月で帰っちゃうからできれば日本人の方々とも韓国語で会話したいんです。でも、そんな雰囲気じゃないんですかね……?』
『日本語話してると、韓国語が身につかない気がして怯えてます』

すぐに返事はきた。

なお『わたしもそれ、感じてます。一緒に勉強したり、話したりしましょう!』

この言葉に救われた。
私は決意した。
周りがそうでも、自分は変わっていこう。
それを分かってくれる人を巻き込んでいこう。

次の日から、私となおちゃんのラインはすべて韓国語になる。
そして、午後クラスである私となおちゃんは朝から学校に行き、お互い個々に勉強をしたり、分からないことや世間話を韓国語でするようになった。


ちなみにという名の蛇足

一応、学校に入学するまでの5日間や学校から帰ったあともコシテルで自主勉強してたんですけど、その時の写真が出てきました。

韓国の方が書かれたエッセイを読んでいるときに出てきた分からない単語をメモしたもので、これを単語帳アプリに登録して寝る前に復習するといった形で語彙を増やしてました。

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機会があれば、勉強方法まとめたいなぁ。

今日、このブログを書いていて思ったのは「何をしたいか」によって勉強方法が変わってくるということ。
そして、そういう環境を作っていかないといけないということです。

「SNSで流れてくる韓国語を読みたい」のであれば、文章を読むということを実践していかないといけないし、「韓国語でお手紙や日記を書きたい」なら毎日なにかしら韓国語を書くという習慣を付けなくちゃいけない。
言語とは、そうやって定めたゴールを実践していくことによって、少しずつ身についていくものだと思います。

当時の私はできるだけ早く「韓国語で話したい」と思っていたから、どうにかして韓国語を話す必要がありました。
でも、周りの留学生が全員日本人だったばかりに、その学校での授業以外での共通語が日本語になっていたのです。・・・・・韓国なのに!!!

ということで、本編に書いた通り、周りの友達を巻き込んでいく形で、私は勉強環境を作っていきました。
歓迎会では空気の読めないことをしてしまったのかもしれないですが、自分に与えられた時間の短さを考えると、ああやって自分の考えをはっきり言葉にできて良かったと思ってます。

あ〜〜〜真面目に語っちゃいましたね!
そんな感じですっ!おわり!!


明日から使える韓国語

今日は、否定文の「〜지 않다」を解説します!

例えば、「行かない」と韓国語で言いたいときは「」を使って「안 가요.(行かない)」と言いますが、これを言い換えて、「가지 않아요.(行かない)」と言うことができます。

個人的には「(最高とも言い難いけどそんなに)悪くないよ!」とか「(身長はそんなに)高くないです」って言うときにあえて「」じゃなくて「〜지 않다」を使ってるイメージがあります。

〜지 않다」の方がちょっと柔らかいニュアンスがあるのかな?

나쁘지 않아!
「悪くないよ!」
키가 크지 않아요.
「身長は高くありません」

あとこの曲を忘れちゃいけませんね!

울고 싶지 않아.
「泣きたくない」

セブチの大好きな曲。
リンク貼っとこ。

울다(泣く) + ~고 싶다(〜したい) + ~지 않다(否定文)
울고 싶지 않아. 「泣きたくない」

分解するとこんな感じですね!
〜지 않다」は動詞、形容詞の語幹にくっつけるだけなので、とっても簡単です!不規則もないし。

今日はここまで!
また次回お会いたしましょう!あんにょんっ

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