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やっぱり「穿刺はこれだよね」って思った瞬間

穿刺嫌やな〜

って毎日思っている人もいるかもしれません。

この記事を読めば、穿刺に対して少しでも前向きになれる。

そんな記事です。

それでは、本題に入ります。

2週間前、ある患者さんの穿刺をしました。

その患者さんに言われた言葉は、

「おっ、今日のは痛いなっ!」
「もっと上手く刺せんのか?」
「せっかく朝早く起きてテープを貼ってきてんのに、意味ないじゃないか!」
「穿刺下手っ、勉強してこい!」

です。

たまたま神経に当たって、相当痛かったんだと思います。

ですが、僕はこの言葉を受けて心の中では逆ギレしてました。

「なんでこんな言われなアカンねん!」
「お前のシャントには絶対穿刺せんからな!」

汚い言葉で、すみません。。。

今思えば、自分でも穿刺がそこそこできると勘違いをしていたから、こう言われたときに腹が立ったんだと思います。

実際は、そんなにうまくない。

ただ最短最速で穿刺ができるだけ。

そういうことに気づきました。

正直、この言葉を受けて自信がなくなりましたね。

これまで頑張って磨いてきたものはなんだったんだと。

そして、今日です。

あの患者さんの穿刺する時が来ました。(他の技士は積極的に近づかない)

仕方ない。

本当は行きたくなかったのですが、罵詈雑言を浴びる覚悟で腹を括って穿刺に行きました。

なるべく表情を崩さないように、そして最短最速で済むように。

穿刺に集中することだけを考えました。

これでまたなんか言われても知らんわ。

前回のとこから刺さなかったら、いけるはずやし。

そして、穿刺をしました。

その結果、

「痛い!」

この言葉だけでなんとかすみました。

これでまた罵詈雑言を浴びせられたら、2度とこの患者さんには穿刺をしないと心の中で誓っていましたが、

それをうまく回避するのが臨床工学技士の仕事なのかもな〜

と思いました。

そういえば、

この患者さん、薬剤師さんにブチギレてたことあったな

ということを思い出しました。

おそらくこの患者さんはメンタル的に不安定になりやすい人で、それも計算して対応しないといけなかったのです。

ということで、この記事で伝えたいことは、運が悪いこともあるけど、そこから学んで仕事を続ければ悩みや不安は薄れるよということです。

トラウマのように思い出すこともあるかもしれませんが、それを乗り越えた時に成長を感じられるはずです。

悩みや不安があるときは、あえてその問題に向き合って、どうすればまた同じことが起きないのか考える。

そうすれば、穿刺だけでなく他の仕事にも使える考え方なので、ぜひ不安や悩みと向き合ってみてください。

ということで、参考になれば幸いです。

快適な穿刺ライフをお過ごしください。

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