戦い続けることって大変だよねという話
皆様、こんにちは!関東でポケカをしている大吉(@0392_wisteria)と申します!先日行われましたCL宮城2023にてday1を突破し、day2に進むことができました!
そこで今回は私が使用したデッキについて!ぜひとも皆様にご紹介させて
、、、というようなお話は他のトレーナーさんにお任せしたいと思います。(そもそもカードプールも変わっていますからね)
使用したのはオーソドックスな白ルギアです。構築についても珍しいカードは入っていません。
新弾発売後での目新しい情報もお伝え出来ないと思うので、白ルギアを極めたい方は他の方の記事を見て頂いた方がよろしいかと思います。
では、なぜnoteを執筆しているかといいますと、自分自身の気持ちを整理するためです。
後述しますが、前回のCL宮城は自分にとって勝ち負け以上に得るもの、気付かされたことが多い大会でした。
この気持ちを少しでも新鮮なまま残して置けるよう、また今日より明日の方が強くなれるよう、備忘録として本記事を残したいと思います。
当日のマッチング、各対面への対応につきましては、はじめにちょこっと記載させて頂きますが、ここから先は基本的に自分語りです。
それでも「オジサンの気持ち悪い独り言・ポエムに付き合ってあげるよ」という心の広い皆様、よろしくお願いします。
デッキの選定理由
まず、CL宮城に参加するにあたって、環境を以下のように想定しました。
ロスバレ(30%)
ロスギラ(15%)
ミュウ(15%)
ルギア(15%)
サナ(10%)
ミライドン(5%)
その他(10%)
シティリーグ結果を見ると、前週にロスバレの勢いが強く、ロスギラよりも序盤の死に札が少ないこと、じゃんけんに勝たなくてもよいことから、ロスバレが環境に一番多いと予想しました。
※ロスバレの形に関しては、Vバレット型とウッウヤミラミ型はほぼ同数想定(若干Vバレットの方が多いかなくらい)
次点で、回れば強いルギアとギラティナ、相手の動きを制限する雪道型ミュウが同数くらいで多いかなと予想していました。
ギラティナに関してはデッキパワーが高く、要求札さえきちんと引けば、基本的にどの対面も五分には持ち込めることから、握るプレイヤーは多いかなと思っていました。
同様にルギアも回れば相手を一方的に押し込める強い動きができる為、持ち込むプレイヤーは多いと思いました。
無色タイプが主体の白ルギア、一撃のポケモンと合わせた一撃ルギアに関しては、一撃ルギアのほうが握るプレイヤーが多いと予想
白ルギアが徐々に環境に出始めてきたとはいえ、ルギアミラーに勝ちたいor俺は引ける!勝てる!というプレイヤーは一撃のほうを選ぶかなくらいの予想でしたが、自分の思った以上に白ルギアが多かったなという印象です。
以上の理由から、ロストが1番環境に多いと読んでいたので、
じゃんけん負けても先攻取れる可能性が高い=先攻の強いアグロ系ビートダウン
ということでルギアを握ることに決めました。
day1の仲間たち
day2の仲間たち
当日のマッチアップと思い出
day1
雪道ミュウ×
エンテイ×
ロスギラ◯
ロスギラ◯
ロスギラ◯
ミュウ◯
ロスバレ(V)◯
雪道黒馬◯
ロスバレ(非ルール)◯
day2
アルピカ×
サナ×
ミライドン×
サナ◯
ミライドン×
1回戦 雪ミュウ×
雪ミュウが要所要所の完璧なタイミングで雪道とジャッジマンを連打し、こちらがしたい動きが全く出来ず出遅れ。最後にクロススイッチャー絡められて終了。お上手でした。
愛知からお友達と車で来ていた黒い帽子が特徴的なプレイヤーさんでした。
運転してくれたお友達に美味しいご飯奢ってあげ、、、たのかな?まだでしたら奢ってあげてくださいね。
2回戦 エンテイ×
皆さんご存知配信卓を沸かせた新潟のエンテイ使いさんです。
序盤ルギアに触れず、最悪2ターン目にカビゴンが殴れるよう場をカビゴンのみにして、倒される圏内に入れずに番を返しました。
その後はこちらが出遅れたこと。お相手がしっかりおいしい水を絡めて元気なエンテイを準備したこともありズルズルと負け。
リスト自体は某有名YouTuberさんのものを直前に弄って練習し、持って来たとのこと。
直前、、、?嘘だろ、、、?
3回戦 ロスギラ◯
鹿児島から参戦したプレイヤーさんとの対戦。
鹿児島はあまり対面をする場所はないけど、リモートポケカのおかげで、いろんな地域な人と対戦できることに2人で感謝してました。かがくのちからってすげー!
序盤は相手の攻撃をかわしながら、最終的にVガードつけたルギアVstarを2体、かがやくサーナイトを置いてレクイエム一回ならいいよと言う盤面を作りました。
ロスギラは元々有利マッチなのもあり、そのまま押し切り勝ち。
後述しますが、僕のCL初勝利となった試合でした。
4回戦 ロスギラ◯
前述の通り有利マッチでしたが、盤面の形成が遅れたため少々危なかったです。
お相手が草エネを序盤に2枚消費していたかつ、途中からロストに送る札を悩まれていたので、これは草エネ3枚構築かつ山にエネないorリソース切れがあるかもなーと思ってたいたら、やはりリソース切れになってしまったようでした。
普段、東東京付近で活動してらっしゃるプレイヤーさんとのことで、年齢も僕の1つ上とかなり親近感が湧きました。
またどこかでお会いすると思いますし、その時は再戦よろしくお願いしますね。
5回戦 ロスギラ◯
前述の通り有利ry
初動ベルトをつけたウッウがルギアにアタックしてきたものの、ギラティナが一体しか置かれて無かった為、ネジキさえ採用されていなければかなり有利な盤面だったのですが、ここで事件が。
お相手が「入れ替えます」といってゲッコウガをバトル場に出したのですが、どうやらウッウを出す予定だったらしく、、、
ジャッジを呼んで判断を全て委ねましたが、入れ替えは成立したとみなされゲーム続行。
やや有利がとてつもなく有利に変わり、そのまま最後はアヤシシでギラティナを取って終了。
お相手がめちゃくちゃ良い人だっただけに心苦しかったのですが、こちらの件については、また後述させて頂きたいと思います。
関東にいらっしゃる方ですし、また再戦しましょう。
6回戦 雪?ミュウ
ドラピオンからスタートし、雪道やらジャッジマンやらでお互いのアタッカーを取って取られてを繰り返しました。
最後はツツジをされた返しのトップでネオラントを引いた為、そのままボスでミュウを取り終了。
ネオラントの眠たそうな目を見た瞬間、久しぶりに脳汁が出た感覚を覚えましたが、かんっっっっっぜんに運だけで勝ちました。
お相手は普段エクストラをされてる方とのことで、エクあまり分からない僕としては色々教えて頂きたかったのですが、時間がなく残念。
余談ですが、対戦終了後ふと横を見ると2戦目のエンテイプレイヤーが配信卓勝利者インタビューを受けてました。
死ぬほどカッケェな!と思った気持ちが抑えられなかったので、インタビュー終わりの彼に話しかけに行ってしまいましたが、、、ちょっと図々しかったかもしれないですね(笑)
7回戦 ロスバレ(V)
お相手が後攻、初動でノータイムでミラージュゲートを切って動いてた&ギラティナを置かなかったことで非ルールのロスバレとロスギラの線を切って、早い段階でノコッチを招集。
サイドを先に無傷で3枚取れれば、スターオーダー込みでも捲られないと思ったので序盤からどんどんチェレンやリゲインで回復を挟みそのまま勝ち。
普段、本厚木を拠点として親子でポケカをプレーされているパパさんプレイヤーとのことでした。
とても物腰の柔らかい方でしたので、またどこかで再戦お願いしたいな、と思いました。
今度はお子さん含めて対戦お願いします。
8回戦 雪道黒馬◯
完走目前に雪道封鎖を踏みました。
が、運良く勝てた要因が2つあり
1.バケッチャを初動から抱えていた
2.そもそもお相手がとんでもない事故り方をしていた
でした。
特に事故り方については凄まじく、こちらは結局バケッチャを使うことなくアーケオスを着地させることができたので、完全に運勝ちです。
しかも、この試合以下2回のプレイングミスをしており
・クレッフィいるのにネオラント着地させる
・ドラピオンで弱点ついて倒せる黒馬が前にいるのに、わざわざボスでネオラントを倒して勝つ(結果的に足りたから良いものを)
と本来であれば負けた試合です。
逆にここでプレイングミスをしたおかげで次の試合気を引き締められたのですが、9連戦をする上での疲労の怖さを痛感した試合でした。
なお、お相手の初戦は雪道黒馬だったそうです。マッチングこわぁ、、、
活動拠点も関東だった?はずなのでまたどこかで再戦希望です。
9回戦 ロスバレ(非ルール)◯
day2を賭けた魂の一戦。後から知ったのですが、お相手はMTGの有名ユニフォームプレイヤーの方でした。
運が良かった要素が2つあり
・初動でアーケが2枚落とせた
・お相手が初っ端のはなえらびでクララをロストした
ことでギリギリ拾えた試合で、途中までは負けたと思ってました。
ロストの仕方から、ベルトが多投されているウッウヤミラミかがやくリザードン主体のロスバレであることはなんとなく察してたのですが、勝てると思いなおしたのは中盤で、2枚目のクララでエネのみを回収していた行動でした。
こちらは定石通り、アーケオスを前に出して戦っていたのですが、そこでクララエネ戻しの行動をしたのであれば、おそらくエネルギーリソースは無いはずだと思い、バトル場のリザードンを無視して裏のヤミラミを取ったところ、読みが当たってロストマインが打たれず、最後はカビゴンがどっすんぐーすかにて勝利。
初めてday2に行けたこと、今までのことを思い返し、あまり良く無いのですが試合後涙が止まらなくなってしまっていたところ、対戦相手や周りの対戦卓の方含めて人間的に素晴らしい方ばかりでして、切り替えることができました。ここの部分は反省として後述させてください。
私はMTGが難しいゲームということしか知らないのですが、MTGプレイヤーでポケカプレイヤーの方はもれなく強い方が多いので、今度他の方の試合も見てみようと思いました。MTGでのご活躍も応援してます。
day2
1回戦 アルピカ ×
おそらくギラティナも入ってるかな?と思われる型でした。
自分の動きを優先したところ、その次のターンで雪道
その後のジャッジマン虚しくエネしか引かずそのままアルセウスに対してポケモンを差し出し続けて僕のday2は終わりました。
青森在住で地元が宮城のプレイヤーさんとのこと。
初めて一年くらいでday2出場されてらっしゃるのが本当にすごいなぁ、と
ラグビーの話が面白かったのでまた今度リモートにてポケカしたいです。
2回戦 サナ ×
着席して「トナメなくなりましたねー」「エネくじはまだありますよ!」「まぁ、楽しみましょ」
などと和やかな会話をしていたら、お互いとんでもない事故にて数ターンドローゴーをしてましたが、先に動いたお相手がそのまま順当にサイドを取り進め終了。
お相手兵庫の方とのことでしたが、僕兵庫在住の方とポケカするとなぜかお互い事故る泥沼試合が多くなってしまうことが多いのですよね。兵庫の方と対戦する時は、自らクレッフィと自己紹介しようかなと思った試合でした。
3回戦 ミライドン×
こちらの初動でライコウにルギアを取られないよう調節したつもりでしたが、ミライドンの220が飛んできて、ルギアを落とされてしまった為、そのままゲームエンド
先殴りを許すと負けてしまうマッチだったので仕方ないかなと
お相手はなんとday1最終戦、No showで勝ち上がってきた珍しい経験をされていた方でした。
CL後にTwitterで発覚したのですが、秋葉にいらして元々音楽をされてらした方とのことなので、今度対戦しながらじっくりオケトークしたいですね
4回戦 サナ◯
序盤はルギアを立てて、後半ドラピオンで捲った試合。
だったのですが、お相手のトラッシュにエネが足りなくブレインフォースの打点が足りずにドラピオンが倒されなかったので勝てたような試合でした。やや不利よりの展開だったと記憶してます。
お相手は京都の方で、コントロール系が好きとのことでした。(なんかちょっとエモくてカッコ良い)
5回戦 ミライドン×
先2たねポケモン切れで負けました。
ノコッチィィィ!!!何やってんだお前ぇぇぇ!!!
※ノコッチは悪く無いです。悪いのはプレイヤーの引きと頭です。
その後、お相手のご好意で勝敗登録をした後にエキシビションマッチをしたのですが、そこでも惨敗したので実力が足りて無かったなぁ、、、と痛感したday2でした。
ちなみにお相手の方とても良い方で、前回のCL1-2から今回day2を決めたらしく、お互い頑張ったねぇと世間話をしておりました。
自己紹介も兼ねての成績
閑話休題、それでは僕の公式大会の成績を記載させてください。
2022 CL愛知 0-3
使用デッキ:アズマオウフローゼルLO
2023 CL京都 0-3
使用デッキ:ロスバレライコウ
シティトナメ経験なし
トレリ・ジムバ優勝経験なし
CL宮城を通して
ということで、宮城は僕の公式大会の成績の中でも、とにかく泣くほど嬉しい結果になりました。
他のプレイヤーの方にも
「今まで0-3してて、今回も0-2スタートだったけど、そこからサブマリンしたのはやったな!」
とお褒め頂き、嬉しい気持ちと少しだけ気恥ずかしい気持ちで満たされた大会でした。
しかしながら、同時にこの経験を刷りすぎると次へは進めないな、と強く思いました。
「今まで全く勝てなかったプレイヤーの魂の快勝」と歌えば、確かにそこにはドラマ性があるかもしれません。
ただし、それは勝てない=弱いプレイヤーが起こしたミラクルだからこそドラマ性があるわけで、強いプレイヤーが順当に強ければ
「まぁ、そうだよね!さすが!」
となるわけです。
僕は今までポケモンが好きでTCGがそこまで好きなわけではありませんでした。
そのため、店舗大会、自主大会等に出かけるのも友人がいないと怖く、家から気軽に対戦できるリモートポケカを中心に楽しんでいました。
ただ、同じように強くなろうと頑張ってる友人達、良い結果をSNSで報告しているプレイヤー達を見て
「自分も強くなりたい」と思うようになりました。
ですので、これは
「僕は全然実力不足。周りには有名無名問わず僕なんかより遥かに強い人がごろごろいるんだぞ!」
という戒めと決別のためのnoteです。
day2は本当実力不足でボロボロの結果でしたからね(笑)
それと同時に、小恥ずかしいですが、常に挑戦し続ける気持ちを忘れないためのnoteでもあります。
大口を叩きますが、何十年とかかっても良いので、いちポケモンファンとしていつかWCSに出たいという目標ができましたので。
執筆現時点がCL新潟の前日になりますが、、、
率直に申し上げます。
逃げたいです。
また0-3するかもしれないし、直近負けまくりましたし
けれども、このような気持ちでは勝てる試合も落としますし、何より参加したいのに諸々の理由で参加したいプレイヤーに大変失礼にあたります。
負けるのは全参加者嫌だと思いますし、個々人の程度に差はあれ傷つきますからね。
ただ、自分が負けない=相手は負けるとういうこと。
この意識が弱く、いかに今まで勝負ごとで甘えていたかを痛感しました。
2敗した時点で戦う相手は同じく2敗した相手。
その状況で自分が勝つということは相手をドロップさせること。そんな当たり前のことが理解できてなかった時点でそりゃday2もシティリーグも勝てないよな。と思いました。
5回戦目のギラテティナの入れ替えの件について申し訳なくなったことをポケカの強い友人に話したところ
「気持ちはわかる。ただ勝負事なのだから、相手の些細なミスも突いて、崖から落とさないといけない。もちろん威圧的になるのは違うけど、(大吉は)その意識が弱い気がする」
と言われて、ハッとしたのを昨日のことのように思い出せます。
ですので、負けるのが怖い。けれども勝ちたいという感情はそもそもご都合主義なのかもしれません。
勝ったプレイヤーは相手を蹴落として勝ち上がるわけですから、だからこそ、勝った時にはその責任を。負けた時には自分の分まで頑張ってくれ!というマインドを大事にしたいなと思った大会でした。
自分はどんな時でも崖と隣り合わせになってることも忘れずに、、、
最後に、長くなりましたがポケカ、本編のゲーム、その他、勝者以外は悔しい思いをする勝負事に逃げずに挑む全てのプレイヤーに敬意を示して、結びの言葉とさせて頂きます。
戦い続けることって大変だよね。