第13回情報リテラシー論

今回のテーマは 画像認識の技術と流出問題。

授業の最初に紹介されたのは、NFT。最近よく聞くワードだが、一体どういったものなのだろうか?

NFTはネット上にあげられた作品に非代替性をつけることができるようになったことを示す。これが可能になると、作品をネット上にあげた際、複製が不可能になり、また、本物の価値を変動させることができるようになるということである。

なぜ、NFTは、情報に代替性をつけるのを防ぐことができるのかというと、ブロックチェーンの仕組みになっているからである。普通は一つの組織が、ネットの情報を一つに集めて管理をするが、ブロックチェーンの仕組みは、利用者同士が、監視しあう、ネットワークの中で情報を管理することができるようになっている。

このNFTは、今のところ、小学生が自由研究で作った作品を、NFT上にあげ他ところ、高額で買われたという事実がある。つまり、今後、NFTを使って、デザイナーたちは自分の作品に価値を生み出すことができる。造形大学で学んでいる私たちは、このNFTを今後有効利用しなくてはならないと思う。

ここで、画像の歴史について振り返ってみようと思う。まず最初の画像(世の中の様子を世間に伝えるもの)は、手書きの絵だったと言える。その次に白黒写真。そしてカラー写真。今に至っては動画で世の中の情報を伝えることができる。今までは、これらの情報を新聞社などが提供していたが、現在は、私たち自身が、スマートフォンを使って、自ら、世間に拡散することができる。つまり、現在の状況はネット上に世間に関する情報が溢れかえっているということがわかる。

このように、ネット上に写真を保存する機能の一つとして、pinterestがある。これははGoogle検索やEtsyをピンされている。

また、pinterestの画像検索機能が画期的になっていて、猫の写真をズームイン検索すると、猫の画像を検索することができ、内容はGoogleの画像検索とは全く違う内容になている。

話が変わるが、最近の若者は、インスタグラムを写真検索アプリとして使っている。これは、Google検索などのものでは、ざ定番の写真しかでないからである。

AIの画像認識機能により、写真の人の顔の切り抜き、画像のテキストをテキストとして、文字認識することができる、動画に出てくるものを認識するなどができるようになっている。

また、AIが人間の顔を学習したことにより、運転中に居眠りなどをしそうなときや、よそ見しそうなときに、危ないと伝えてくれる機能が車に備わったりしている。ここまで来ると、AIを恐ろしく感じてくる。

そんな、AIを成長させている画像だが、Googleなどに挙げられている画像の85%は不正コピーである。また、人の名前を検索すると、許可ももらっていないのに、その人の写真が出てくる。小さな画像なら、人の写真を載せても良いという規定があるらしいのだ。また、現代の若者はスクショをとってスマホに保存する人が増えているが、これは本来不正コピーであるが、規定では本来写り込んだものは0kになっており、今許可されているのは、写り込んだということになっているからである。

私たちが何気なく普段使っている画像に対して、知らないことがたくさんあるのだということがわかったと思う。これらを踏まえて、もう一度今の社会と向き合ってみてはどうだろうか。

詳しいことは以下のリンクから。




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