情報リテラシー論第二回

今回のテーマは「インターネット概論と歴史」

時代に沿って社会の流れを見ながら考えていこう。ポイントとなる時代は1995年。インターネット元年(Windows 95発売)でありながら、阪神淡路大震災(1月)、地下鉄サリン事件があった年だ。地震の影響から、インターネットがあれば安否確認ができたのでは?という考えが広まり、インターネットの凄さを全国に知らしめた。

もう一つポイントになるとしは2011年。東日本大震災があった年だ。そして、この時同時にSNSが普及した。安否確認がSNSで簡単にできるため、SNSの凄さが瞬く間に全国に広がった。

ここで話が変わるが、昔はインターネットはハイパーリンク(青い文字)という仕組みだった。そして、リンクの形でよくみるwwwはWorld Wide Web のことを示していた。

今はスマホからインターネットを始めているから、リンクを知らない若者が多いが、これはインターネットの危機であると言える。もともとはURLがネットの始まりなのにそれを理解していない若者が増えているということだ。

またまた、話が変わるが、インターネットを使う際、回線を気にする人が多いが、それは調べることができる→(FAST)。有線だと回線スピードが速く、無線だと遅い。が今は無線の開発が進みこれからは無線が有線よりも回線が良くなるかもしれない。ここでキーワードになってくるのは通信速度である。昔は通信量がかかるから、インターネットは必要な時につなげる。今は無制限に利用できるようになっているから、暇だからネットを使うという考え方になっている。

10年おきに通信速度が変化している。今は5Gだが今後も、6、7、、、と増えていく。4Gと5Gでは速度差は100倍になる。つまり、有線のときの通信速度と無線の時の通信速度の差くらいになる。さらに5Gになると一つの端末に複数の端末から接続しても使えるようになる。そして5Gになることでこれから変化することを二点あげる。一点目はは無制限のデータ利用プランが生まれていく。これが可能になった理由としてはサーバーが同時に接続しても耐えられるようになるから制限をかける必要がなくなるからだ。二点目は、アプリが端末の性能に依存しないようになる。情報の処理が通信の発信元が行うことで、それを送るだけでよくなるのでスマホがただのディスプレイになり、性能に依存しなくなるのでスマホが安くなる。インターネットの未来は刻々と変化しているのだ。

ここで、現在地球の人口は77億人、62億人が電気が使える。残りの15億人は電気が使えない。そして、地球の人口の3分の2がインターネットが使える。ということを知っておこう。

そして、インターネットのユーザー数は6年で、2倍になっている。これはすごい。Facebookは増えているが、Twitterはあまり変わらず、世界での人気と日本での人気の差が見える。(現在も変動しているユーザー数を見るならこちら→http://www.internetlivestats.com)

マスメディア変化について考えると、4だいメディアと呼ばれたテレビや新聞、ラジオ、雑誌は、音、映像をその時にそのまま伝えることが難しかったが、現代はスマホで、その時の情報をすぐに得ることができるし、自分で発信することもできる。これは大きな変化だ。

現在はインターネットとテレビの視聴の時間帯が重なっている。それはなぜか、インターネットが使い放題になってきたから昔のように通信料金を考えてインターネットを使う時間帯を深夜にする必要がなくなったから。テレビは最近はインターネットと連携するようになってきた。これも大きな変化だ。

昔は人との繋がる手段は高校生ぐらいまではハガキか黒電話だった。現在は高校生でもラインなどを使っており、人と繋がることが簡単にできる。また、芸能人にも、ネット上の繋がりから、恋人になったり結婚した人もいる。そして現代は人と人とのつながりだけでなくものとものとのつながりも生まれてきている。例えば今は無線充電が可能な機器が開発されていることから、将来的には街の一角を歩くだけで、充電が可能になる。充電に限らず、ものとものが無線で繋がれるということは、今後AIは物から直接情報を受け取ることが可能になりもっと賢くなっていくだろうと予測できる。

こんなにも変化し続ける情報社会、インターネット、、、。私たちはその変化に追いついて行けているのだろうか?現代人が1日で得る情報は江戸時代の人が一生に得る情報量と同じであるが、人間の脳の処理能力は変わらない。つまり、現代人は情報を処理し切れていないということだ。私たちは、社会が変化していることを知っておく必要があり、情報が溢れていることも知っておかなくては行けないのだ。

最後に自分がまだまだ無知であると知った現状を伝えてくれる映像を紹介しよう。詳しくはこのリンクから→https://www.youtube.com/watch?v=pTa99GGc-CQ



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