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アメリカ人の友達の初めての本

友達が本を貸してくれた。
アメリカ人の彼。
日本に来て仕事をしている。
日本に来て、初めて、日本語の本を買って読んでいるという。
その本を貸してくれた。(かわいい)
それは、仕事の考え方をコミカルに書いているエッセイ本だった。

その本の主人公は、事故的に仕事をやめる。
会社員を辞める。迷ってるうちに衝動的に、
退職届を社長に渡してしまった。(んなことあるか。笑)

退職してから思う。結局なぜ会社を辞めたいと思っていたかを。
自分の人生を生きている心地がせず、会社に時間を奪われて、
やりたいことができず、納得感がないことに不満を覚えた。

ああ、わかるなと思った。

けど、その後に主人公は思う。

それでも会社員しながら、寝不足になりながら、
好きなことをする二足の草鞋を履くひともいることを。
そこで気がつく。自分は、会社のせいにしたかっただけだと。
情熱はとうに冷め、ただ働きたくないだけだったと。

うんうん、わかる。まさに同じだ。
ただ、日常に疲れて、誰かのせいにしたいだけなのだ。

そう考えると、結局、どこにいても何をしても、
自分がどうありたいか、そして、悩むことに対して、
責任を持てているかが大事な気がした。

どこにいて、誰と何をするか、ということも
大事だけど、

その中で、何を届けて、何を得たいのか。
どうしたら、楽しめるのか。
一生懸命じゃなくていい。
楽しむ努力をする方がいい。

誰かや、環境のせいにしないで、
何事も楽しんでいけたらいいなあ。

お礼に、友達に、日本語のエッセイ本を貸してあげた。
仕事に考え方の本と、恋に関する本。

彼は何を考えるかな。

自分の好きな本を人に読んでもらうって
ドキドキするし楽しいな。

意見交換が楽しみだ。
まるで交換ノートしてるみたい。

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