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どうしてこんなに舞台『赤ひげ』を楽しみにしているのかって話。



⚠️このブログは限界オタクによる個人的な解釈を多く含みます。ご注意ください。


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10月も後半。
今日は10月27日。

明日は大変おめでたいことに、舞台『赤ひげ』の初日です!!!!やったーー!!!!

キャスト発表をされた7月23日から、この日をずっとずっと毎日楽しみにして来ました。これが本当に大袈裟ではなく「今まで生きていた人生の中で一番」と言ってもいいほど楽しみにしていたんです。だからこそ、初日が始まってしまうと終わりが見えてしまい恐ろしさすら感じます。一体赤ひげが終わったら私はどうやって生きればいいんだ…(激重オタク)


では何故こんなにも楽しみにしているのか?


ちょっと異常ですよ。ここまでわくわくしているのは。
確かにどんな舞台であれイベントであれ、推しに会えることは生きる上での幸せである訳ですが。
今回はなんと私の推しと推しのコラボレーション(共演)なんです!!


私が舞台沼に足を踏み入れた最もの原因で唯一神と崇める対象でありどこの次元にもどの場所にも存在できる時には1人で複数のキャラクターにも何者にもなれる天才そして儚くて美しい見た目とあまりにも逆な中身がバリバリの"漢"である新木宏典さん!!!そして世界中の人類の中で顔面が最も好きで尚且つ顔の良さに頼らず自分とは真逆のキャラクターですら見事に自分のモノにして演じ切るしかし時には顔の良さもガンガン使っていく上に顔から育ちの良さと品が滲み出るのに実は小ボケ魔人の崎山つばささん!!!(オタク特有早口)(ド偏見)(全てが個人の解釈です)

私はこのおふたりが大好きなんです。
ほんと純粋な気持ちで。個々に各々をめちゃくちゃ役者として推してます。我が家の飾り棚には二人のアクスタがひしめき合っています。二人の作品を見ていくうちにしっかり中の人にも堕ちてました。

え?二人の好きな作品?
語ってもいいんですか?語ります。
※長いので(◆の中部分は)読み飛ばしてもOK


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新木宏典さんの演じたキャラクターで好きなやつ。

新木宏典さんに関しては去年・今年とお誕生日に託けて好きなキャラクターを新木さんの年齢分語るということをやっているので聞き飽きてる方も多いかと思いますがまあ聞いてくださいよ。

◆2023年版 バースデーカウントダウンまとめ⬇️
※40人分の荒木キャラについて語っているのでお暇な方はご覧下さい。

新木さんは昔舞台だけでなくたくさん映像作品にも出てました。私は本当に新参者の新木さんファンなのでリアルタイムで見たことあるものがないのですがどうにかこうにか多分見られるものはほぼ見ました。今の新木さんでは中々見られないドラマのモブとかいっぱいやってましたよね。もうこれが凄い好き〜〜〜〜〜。ここから物凄い偏った感想になるんですが新木宏典さんってちょっと普通とはかけ離れてる人類じゃないですか?(褒めてる)ファッションとか外見的な美しさとか含め、精神力とか意志とかそういうものまでもあまりにも常人ではない。(褒めてる)独特っていうかかなり尖った方だと思うんですよね。実際私が新木さんをすぐに知った頃はインスタの自撮りとか見て「怖い人だ…」と思ったし過去のインタビューとか読んで「冷めてる人だ…」とか思ってた。よく知ると有り得ないぐらい愛情深くて優しすぎる、それでもちゃんと自分の意志があって本当に熱量がある人だと分かるわけですが。新木さんは色んな意味でギャップが凄い。
それでね、そう、こんなオーラダダ漏れの人がドラマのモブとか「普通の人」をやってるのが本当に凄い…好きなんです!!!!ある意味真逆だし、オーラ完全に消して「え?出てた?」と思わせるぐらいのモブっぷりが凄い!!!!!天才!!!!!これは神にしか成せない技(?)私はドラマの闇金ウシジマくんという作品が昔から大好きなのですが新木さんを知る前から新木さんがでてたとは知らず見てて、知った時にとんでもなく驚いたものです。ウシジマくんで演じていた芳則というキャラクターは、出番が少な過ぎるほど少ないわけでもないんですがね…。そう、私は"あの"新木宏典さんが「こんな人、いるいる!」という普通の人に"なってる"のが一番興奮s…いえ、感動します。ココ最近で一番それを感じたのは朗読劇『したいとか、したくないとかの話じゃない』の大山孝志ですね。あれ本当に好き過ぎて、泣きながら見てました(病気)。新木宏典とはあまりにも対極な人間で、それなのに全然不自然じゃなかったのが素晴らしかった……。
新木宏典さんと言えば2.5も沢山出てますね。2.5は元々のキャラが2次元なだけあって私の好きな普通の人間とはどのキャラもかけ離れてます。しかしやっぱり2.5も大好きです。見た目の美しさありきで歌って踊っても着いてくる。ビジュアルは2次元に限りなく寄せなくてはいけない。これ本当に凄いよな〜〜。今年2月に上演された舞台『モノノ怪』だって、本当に最初ビジュアル見た時に新木さんだって分からなかった…何にでも化けるな本当に!!と感激しました。新木さんは主役をやっても映えるし、主役じゃなくても存在感が素晴らしい。

でもなんだかんだ、にっかり青江が一番です。というか本当に全ての始まりがにっかり青江からだったので、もうやっぱり青江ちゃんは神様です。
にっかり青江単騎出陣という全国巡業の中で、地元公演までしてくれて…。思い出深いというより、本当に私の中で大切なキャラクターだなと思います。

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崎山つばささんの演じたキャラクターで好きなやつ。

崎山つばささんに関してはあんまり語ったことがない気がする。いっぱい居ます。てか本当に全部好きです。その中でもトップ3を発表します。いや3じゃ少ないな…。トップ5を発表します。

第5位 スオウ
舞台『クジラの子らは砂上に歌う』
崎山さんが金髪ロン毛で中性的なキャラを演じます。あんなにゴリゴリに男顔なのに…!?と思って軽い気持ちで見たら泣かされるやつ。弱々しくて健気で無邪気で鈍臭い(めちゃくちゃ𝙘𝙪𝙩𝙚)崎山さん…凄い。こんなの崎山さんがお芝居の道に来なかったら永遠に見れなかった…。見る度にそんなふうに思います。しかしちゃんとかっこいいので、本当に美しく芯が強い役でした。

第4位 ドロシーちゃん
舞台『CHaCK-UP Episode.0』
訳あっての変装ではあるのですが、有り得ないぐらいゴリッゴリのオカマキャラです。オカマという言葉はあまり表現として昨今の日本で口にするべきではないと分かっていますがドロシーちゃんは物凄いクセの強いオカマです。(二度目)崎山さんはドロシーと、主にはドットという役を演じているのですがめちゃくちゃ良いよ。結構意味不明な所も多いCHaCK-UPですが(失礼)凄く見てて楽しい作品です。オススメ。崎山さんの変顔(愛しい)が沢山見れるドロシーちゃん貴重過ぎて最高です。

第3位 神崎黒斗
映画『クロガラス』
はい好き〜〜〜!!!!!これほどまでに崎山さんの顔面の強さを生かした作品ナンバーワンは個人的にクロガラス!!!!サイコ〜〜〜!!!!アクションもあるので本当にストレートにかっこいい崎山さんを見るならクロガラス。崎山初心者にはクロガラス。顔の良さの圧が凄いんだよ。黒斗さんはとってもクールなのでほぼ喋らないのですが()喋らなくても感情の伝わるお芝居、更にクロガラスは1〜3と0でシリーズ化してますがやはり神崎黒斗がいかにして黒斗になったのかというエピソードが詰まった0は最高傑作…。黒斗さんの悲壮な過去を深めると共に、色んなシーンが伏線となって黒斗というキャラクターを造り上げています。よろしくお願いします。(?)

第2位 シゲ/晴家ウィン
舞台『LOOSER』/特撮『仮面ライダー ギーツ』
同列2位ぐらいどっちも好きです!!!!キャラの方向性で言うとどちらも明るい方のキャラクターです。LOOSERは脚本の面白さありつつ個人的に崎山さんが、私の好きな「普通の人間」に1番なっている作品だと感じます。現代人の象徴みたいな長ゼリフのシーンが大好きです。あの顔面の良さで一般人になっていたのが素晴らしかった…。逆に、晴家ウィンに関しては仮面ライダー!!!私が初めて見た特撮はゲキレンジャーではありますが、仮面ライダーで初めて見たのはギーツです。晴家ウィンは崎山さんとは真逆ぐらいの変な明るさを持ったキャラクターですが、実は仄暗い過去を持ち最終的にみんなの頼れるお兄ちゃんというポジションになります。出発点が全く崎山さんらしくなかったのに、着地点が物凄く崎山つばさだった唯一無二の作品でした。特撮という長い期間ある作品だからこそのキャラの深さがありました。人気過ぎてスピンオフ作られてたしな。私はスピンオフのストーリーが大好きです。

第1位 佐平次
舞台『幕末太陽傳 外伝』
不動の1位。明るさ・テンション・お芝居、何を取っても私の中で第1位です。叶うなら再演して欲しい。お話も勿論素晴らしいのですが佐平次の輝き方が本当に半端じゃない。明るいのに切なくて、本当に笑って泣けるお話でした。普段崎山さんからは無いようなパワフルさが溢れまくってて見ると本当に元気が出ます。あと本当にビジュがいい。

※石切丸さんは殿堂入りなのでランク外です(?)


こんな感じで6つのキャラクターを上げましたが、まだまだあります。ギリギリ6位はミチルとか、普通に舞台作品として私の中で最高傑作と崇める『サンソン』のトビアスとか。とにかく崎山さんが誠心誠意作るキャラクターが大好きです。あんなに特徴的な顔立ちをしていても、彼もまた何にでもなれる人、自分という基盤を活かしつつのキャラクターの作り方が大好きです。



◆◆◆

…お分かりいただけたでしょうか?
こんな私の"最"推しふたりが、ストレートの、ガチの芝居を、しかもあの由緒ある明治座で行う。

楽しみじゃないわけがない!!!!!!!!


こんなのね、おふたりのお芝居が大好きだからこそ楽しみで仕方ないわけです。役者を推してて良かった、ふたりを応援してて本当に良かった。共演経験こそ多いおふたりですがストレートではなく2.5だったり、2.5じゃなくても絡みがほぼなかったりというのもあり…今回は期待大。

そして楽しみが過ぎた私は勿論原作の山本周五郎先生作『赤ひげ診療譚』も読破。読めば読むほど面白い、ていうか小説が苦手な私でも楽しく読んでしまう。

⚠️ここから原作『赤ひげ診療譚』のネタバレを含みます。

新木さんが演じる保本登というキャラクターが主人公・赤ひげこと新出去定の居る小石川養生所にやって来る所から本編が始まります。

小説を読む時というのは、やっぱり頭の中でキャラクターに役者さんを勝手にキャスティングしたりするじゃないですか。今回は先にキャストがわかってる状態で読み進めるので、これが楽しい。そもそも保本登の性格があまりにも新木宏典っぽいというか、新木さんがやってる所が自然に想像できすぎる。小石川養生所に着いて「ここだな」と呟く新木宏典もとい保本登が見える…!!これは本当にキャスティングした人が天才である。本当は御目見医師(偉い人専用の医者)になる予定だった彼が、訳あってこの養生所に来たわけだけど勿論不服の上で来ているわけであからさまに「不満」でムスッとした顔が目に浮かぶ。ニヤニヤしながら原作を楽しんでしまいます。

そして崎山さん演じる津川玄三が冒頭で早くも登場します。なんなら一番初めにガッツリ保本と会話をするのは津川です。これがもう𝑽𝑬𝑹𝒀 𝑮𝑶𝑶𝑫…。やはり推し達が芝居でガッツリ絡んでくれることは私の望みでもあります。しかしこの津川玄三というキャラクターは原作本編ではあまり登場しません。

言ってしまうと全ての物語を10に分けた時の、

1|2|3|4|5|6|7|8|9|10

1と10にあたる部分にしか登場しません。
最初と最後に出てくる感じです。(途中途中津川の名前が上がることはあるが本人はその場に居ない)
なので原作を読んだ感想としては津川はあまり舞台に出ないのかな〜…と思ってたけども。

8月から怒涛の勢いで崎山さんと新木さんのインタビュー記事が流れ始め、私はあまりの供給過多で瀕死。

しかしぶっちゃけインタビュー読む度に「なぜこの二人?」という疑問。個人的にはオールオッケーですが。
保本と津川は先程も説明した通り物語の最初と最後ぐらいにしか絡みません。そもそも津川があまり出ないはずなのに何故…?いや、これは舞台版だとかなり出番があるということでは…!?しかし、やっぱり津川が居なくなる描写は必要だし…戻ってくるからこその"良さ"があるし…。舞台が二幕に分かれてるということは、一幕の冒頭20分ぐらいは出て、二幕からは戻ってくる感じかな…!?など、勝手に予想して楽しんでます。ていうかあんなにインタビュー受けててあんまり出てこなかったらキレr…いやちょっとまあ、ね、いっぱい出て欲しいな!!という願望です。まあ舞台の『サンソン』でも私が読んだ小説にはトビアス・シュミットなんて2行ぐらいしか出てこなかったのに、舞台でずっと出ずっぱりだったし!!期待して良いでしょう!!!

津川玄三は保本登と入れ替わりで小石川養生所を出て行くわけですが、その「出て行く所」も「戻ってくる所」も最高なんです。崎山さんは津川というキャラクターについて掴みづらいという風に色んなインタビューで話しておりました。確かにこの津川、皮肉屋というか嫌味っぽくてどこか品のない腹黒な感じ…でも上っ面は良いみたいな…。こんな役を崎山つばさにやらせるなんて!!!!!!!!!!!最高だ!!!!!!!!!!!キャスティングした人は絶対に変態…いや、天才だ!!!!!!!!!

個人的には崎山さんの津川玄三に期待大です。
掴みづらいキャラクターをどう解釈して表現してくれるのか、保本にどんな嫌味を言ってくれるのかワクワクが止まりません。更に新木さんが深めた保本登で楽しみで楽しみで仕方ないです。

グッズも早く手元に欲しい。
アクスタとのぼりタオル欲しすぎたからグッズ情報出た時、歓喜のあまり家の中を飛び跳ねました。

明日、いよいよ初日です。
今回は5回観劇しに行きます!もっと近くに住んでいたら…もっとお金があれば更に観劇できたけど…。5回も同じ舞台を観劇するのは初めてです!!私の中の(財産的に)最大限の観劇!!3ヶ月近く溜めたワクワクを胸に、観劇前の私の気持ちをここに記しておきます。

観終わったら一体どんな気持ちになっているか…。
明治座千秋楽後にでも詳しいレポ漫画を投稿出来たらと思います❤️‍🔥❤️‍🔥❤️‍🔥✍️


どうか、無事に幕が上がりますように。
そして最後まで走りきれますように🙏🍀

舞台の成功と、皆様の健康を願い、
この舞台を一人でも多くの方が楽しめますように…☺️


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