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子ども保育園、仕事をもっとしたいと思った時に取った選択。

今日は私が感じる違和感含めてのお話。

もしかしたら読んでいて気分を害される方もいらっしゃるかもしれません。あくまでも一個人の見解として読んでいただけると幸いです。

製造業の会社にいた時に子どもを2人出産しました。
産休・育休を当たり前のように取って復帰しました。上の子は3月生まれなので翌年4月に1歳児クラスに入園して時短勤務復帰、下の子は1月生まれでその年の8月にフルタイムで復帰、一時保育を使い週数日預けながら実母の助けを借りて。保育園激戦区に住んでいたので基本的には途中入園なんて出来ません。

私にとって育児は楽しいものではありませんでした。
自分を押し殺し、24時間365日子どもを守り育てるために生きているようなもの。もちろん子どもを産んだからには育てる責任はあります。でも、自分を押し殺して育てていると自分が壊れるんです。1人になりたい、その思いでいっぱいになることもしばしばでした。
夫は出来る限りのサポートをしてくれました。休みの日に1人にさせてくれることはもちろん、子どもの世話も夫に出来ないことは授乳くらいでした。実母も娘の性格をよく分かっていて仕事を辞めて引っ越し・同居してまでサポートしてくれました。

最初はステレオタイプな考え方に囚われていたと思います。
仕事のやりがいも追いながら、子育てや家事もしっかり出来るように。そのために当時の超大手企業を退職し、夢を追いかけようと派遣社員にもなりました。
でも、派遣社員として働いていく中で自分は業務が限られた派遣社員という仕事は合わないなと思うようになりました。当時、仕事がなくて暇でも契約の縛りから仕事を振ってもらえないという状況にジレンマを感じていたんです。契約なんてどうでもいいから仕事寄越せ!って思ってました笑
子育てもキツかった。私には子育ては合わない、仕事していたい。心底そう思っていました。

正社員になりたい。仕事でもっと頑張りたい。

でもその時の夫の仕事は朝4時過ぎに家を出て、12時過ぎに一度帰ってきて15時過ぎにまた職場に行き18時〜19時の間に帰ってくるという生活。
夫と実母の関係が良くなかったのもあり、実母に頼る生活も限界だと思っていました。
正社員になりたい、でも子育てと家事をどうしよう。
考えた結果が、私が稼いでくるから夫は子育てと家事を担ってほしい、でした。
夫にあなたの年収以上の正社員の職を見つけてくるので、職を変えて子育てと家事をして欲しいと掛け合いました。
葛藤はあったと思いますが、夫はOKを出してくれました。
そして夫の年収以上もらえる仕事を見つけて転職をしました。その後4年くらい、私が大黒柱として収入を確保してきました。

これが良かったのかは分かりません。
随分自分中心なお願いだったなとも思います。
ただ、その後もいろいろな人と関わり続けていく中で思うのは、なぜ女性が育児の中心を担うのが当たり前なんだろうかということです。
男性のみならず女性もそれが当たり前とステレオタイプに思っていることがよく分かります。男性には育児ができないと思っている。
そんなことは決してない。
子どもには母親が必要と言いますが、下の子は全てにおいて基本”パパ”です。寝かしつけもお風呂も未だにパパ。ママよりパパと本人も自覚しています。それが夫が育児の主体だったからだと思います。

この記事を読んでいる方へ。
決して女性が育児の主体を担うのが当たり前なわけではないんです。女性が大黒柱で男性がそのサポートをする家庭があってもいい。
ステレオタイプな概念に囚われず、その家庭にあった家庭像を作ってもらえたらと思います。

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