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AI時代の変換点を乗り越えられるのは、のび太のような発想力


Twitterメディア「#トレンドクリップ」編集・発行人の計盛です。
今週のまとめを貼らせて頂きます。

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#トレンドクリップまとめ  2024/03/08
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AI時代の変換点を乗り越えられるのは、のび太のような発想力
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⚠️Twitterメディア「 #トレンドクリップ」ではトレンドの波及び潮目、時代の変化のサキガケなどの視点でネット情報をウォッチして日々Twitterで発信しています。そして今週のTweetからユーザー反響の高い25項目のTweetに絞って本号の「まとめ」を発行しています。全てのTweet及び情報ソースを確認したい方は最終行に記載のURLリンクで無料公開のTwilogにアクセスして、ご確認下さい。

 「生成AIが業務の4割を自動化する可能性」という驚くべき見通しは、今後のビジネスや社会における変革を予感させます。これによって、効率化や生産性の向上が期待される一方で、職業の再編やスキルの再構築が必要となるでしょう。モンスターラボが先進的な取り組みを始めることで、これからのビジネス環境がどのように変わっていくのか、興味深いですね。
 さらに、伝説のエンジニアが振り返るエヌビディアの歴史や半導体戦略についての洞察も、産業の動向を理解する上で貴重な情報です。彼らの成功は、技術革新と創造性がどれほど重要かを示しています。
 そして、複合AIシステムへの移行やのび太のような発想力の重要性に触れることで、AI時代に求められる新たなスキルや姿勢について深く考えさせられます。これからの時代において、技術だけでなく柔軟性や創造性も重視されることが、ますます明確になってきます。
(上記リード文はChatGPT3.5による自動生成)

⭐️生成AI関連トピック

⚪︎将来影響予測
 イギリスの産業革命では多くの市民の生活水準はいっこうに向上しないどころか押し下げられました。生成AIを率先して活用すべく自分から動く人に富が集中し、活用しない方はどんどん生活水準が下がる事が予想されます。
 会社業務では、アクセンチュアの推測によると「生成AIで業務の4割が自動化される可能性も」あるとの事です。 生成AIがあらゆる業務に組み込まれて活用されていくのは、まだまだ長い道のりがあると考えているが、着実に浸透して行く可能性があります。カウントダウンは始まりました。
 個人生活においては、生成AI時代の目指すべき姿はのび太かも知れません。 のび太のように発想・ひらめきに注力して、やりたいことをAIにお願いして、最短・最速で実現する。のび太のお願いがプロンプトとして入力され、実現される未来が見えてきた気がします。

⚪︎技術トレンド
 「伝説のエンジニア」が明かすエヌビディアの死角とタイトルが踊っています。ジム・ケラー氏はAMD時代に圧倒的なコスパのCPUで黄金期のインテルに対抗し、倒産目前だった自社を救ったのは産業史に残る逸話です。AI半導体の市場はまだまだ10年は飽和しないと予測しています。
 今後のAIの方向性は単一のモデルから複合AIシステムへと移行すると見られます。 複合AIシステム(Compound AI Systems)が注目される理由を知りたい方にはバークレー大学研究チームの解説記事がお勧めです。「The Shift from Models to Compound AI Systems」をググって下さい。
 SIベンチャーのモンスターラボが大手ITベンダーに先んじて、生成AI活用のモダナイゼーションを始めた理由が秀逸です。生成AIを活用したモダナイゼーションを実現するツール「Code Rebuild AI」を開発し、メインフレームなどのレガシーシステムの刷新サービスを開始しました。


⭐️時流関連トピック

 今週の時流トピックが4つあります。
 まずは、若いビジネス人が出来ればやった方が良いアドバイス。「業種別審査事典」の読破です。 10巻にわたりあらゆる商売のことが説明されています。1年も続けたら事業社会の構造に関する基礎知識は桁違いになります。
 BYDなど中国勢、メキシコで狙う関税回避の米国向け「裏ルート」が話題です。中国からメキシコへの直接投資が急拡大しています。自動車や家具などが中心で、米国への輸出基地にする狙いです。
 急成長で話題の「チョコザップ」が、単月黒字化したとの事です。店舗数ではコンビニ並みを目標にしています。多角化で「町のサブスク」目指しますが、定着にはサービス拡充と安定的な経営が必要と見られます。
 上場企業の早期退職の募集人数が2024年2月末時点で、23年通年を1割上回り3600人に達したそうです。インフレで持続的な賃上げが求められる中、企業は事業収益に合わせて雇用人員を適正化しています。


⭐️小売・EC・マーケティング関連トピック

 セブンイレブンで刺身や精肉販売する新コンセプト店「SIPストア」をテストです。 SIPストアは、セブン&アイグループの強みを集結しています。変化する消費行動や生活に対する価値観、幅広いニーズに対応するため、通常とは異なる売場や品揃えを検証します。
 小売にも生成AI活用例が降りて来ました。ワークマンキッズのロゴを内製しました。ブランドロゴは外注するのが通例ですが、今回は同社営業企画部がChatGPTと画像生成AIを使って、数千円で内製したといいます。このような活用例が広がりそうです。
 ディスカウントスーパーのロピア(川崎市)が急成長しています。個性的な商品の数々。店長は名ばかりで、各売り場のチーフが「個人商店主」として大きな裁量を持つなど経営もユニークです。
 売り場の元気力と言えは、謎の家電量販「デンキチ」が 売上高60倍のヤマダに勝つ接客で話題です。 顧客推奨度(ネットプロモータースコア、NPS)」のランキングにおいて家電量販店部門でトップとなったのは埼玉のチェーン「デンキチ」です。手厚い接客で固定客を獲得しているようです。


⭐️映画・放送・通信・SaaS(BtoC)関連トピック

 映画監督の三池崇史氏が「AI映画制作プロジェクト」を立ち上げました。 AIの可能性と映画業界に及ぼす影響について三池監督は「常識がひっくり返る。恐れていても来るものは来るので、最先端で楽しみたい」と語っています。
 マーケティング面からもトピックです。インターネットの利用環境について女性の66%は「スマホのみ」だという調査結果です。 日常的なインターネットの利用環境として「スマホ」を挙げた人は全体の91%でした。男女別でもいずれも「スマホのみ」が増加傾向にあり、男性は41%へ、女性は59%から66%へと増加しています。最早、パソコンはスキモノの商品となりそうです。iPadであれば、拡張モニター、キーボード、マウスと接続できるので、PCは不要です。


⭐️物流・EV・自動運転・ロボット関連トピック

 人型ロボットを開発する米新興企業フィギュアは29日、米オープンAIの投資ファンドや米半導体大手エヌビディアなどから計6億7500万ドル(約1000億円)を調達したと発表しました。生成AIの次のトレンドは人型ロボットになりそうです。
 米GM、ハイブリッド軽視のツケで市場価値は半分になっています。 世界の自動車の中で時価総額の順位は13位と10年前の6位から下がり、中国の比亜迪(BYD)にも大きく差をつけられています。背景にはエンジン車以外での成長路線の不透明さがあるからのようです。先のデジタルシフトで世界一のフィルムメーカーであったKODAKがデジタル化に対応できずに倒産したのが思い出されます。
 物流問題の対策に航空機活用が話題です。ANAはトラック輸送より安い航空貨物をサービス開始します。 システム会社と組み、貨物積み込みまでの時間短縮。昼間の旅客便を使い、輸送コストはトラックより安くなります。


⭐️SIer・IT・SaaS(BtoB)関連トピック

 Microsoft発のオープンソース版「UFO」が登場です。Windowsを自動操縦するAIエージェントを試しています。 ChatGPTのような自然言語による命令によってWindowsのアプリを自動的に操作することができます。2つのエージェントを利用して現状の把握とアプリケーションの操作を実施できます。この生成AIによる業務処理の完全な自動化へのアプローチはOS保有のMicrosoftとApple、Googleなどに期待が集まります。
 LINEヤフー、16件のサービスで生成AI機能を導入しました。また、従業員向けに生成AIツールを開発し、売上や生産性改善額の増加を目指します。IT系の会社での生成AIは活用段階に入ったようです。
 もっとも生成AI登場でプログラマー職は「大量失業」時代へと、厳しい見方も出ています。それでも生き残れる“たった2種類”のプログラマーとは AIを作成・操作するプログラムを作り出す、高度な知識と技術を持ったプログラマーと、生成AIが吐き出したプログラムを点検するプログラマーの2種類だけとなりそうです。


⭐️推薦図書

 今週は推薦図書が3点ランキング入りです。
 その1、「話が浅い。解像度粗すぎ」という絶望的な指摘から助けてくれる本 、「解像度が高い人がすべてを手に入れる」権藤悠著。切れ味抜群の解説を通して思考を矯正してくれる一冊です。
 その2、シリコンバレーが国をつくったら:問題の書『ネットワーク国家』バラージ・スリニヴァサン著(英語版のみ)が描く理想郷 。暗号化技術に基づく国家は、同志が連帯する理想郷か、それとも新手の宗教国家か。リベラルデモクラシーから脱出を図るシリコンバレーの新・国家宣言を読み解きます。
 書籍『限界国家』楡周平著で人口減少が加速した30年後、日本は国家全体が限界集落化する“限界国家”になる、と論じています。間違いなく、東京に一極集中で、それ以外は限界集落化するのは間違いないでしょう。


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