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最新技術の未来を追う:スペースXの株式売却から進化するAIまで


Twitterメディア「#トレンドクリップ」編集・発行人の計盛です。
今週のまとめを貼らせて頂きます。

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最新技術の未来を追う:スペースXの株式売却から進化するAIまで
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#トレンドクリップまとめ  2024/05/31
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今週のトレンドクリップは、イーロン・マスク率いるスペースXが約2000億ドルの企業評価で株式売却を検討するというトップニュースから始まります。世界をリードする「Starlink」による高評価が後押しとなる中、最新の生成AIモデル「GPT-4o」の登場で、ChatGPTがさらに人間らしく進化。その一方で、読書好きが集う新しいマッチングサービス「チャプターズ」や、インディーゲーム開発者たちの青春を描く漫画「デベロッパーズ」の連載開始など、消費者向けサービスも注目を集めています。さらに、仮想通貨市場の一般化に向けた動きや、生成AIを活用した新たなビジネス戦略も目が離せません。最新技術がもたらす未来の可能性に、ぜひご注目ください。
(上記リード文はChatGPTにて作成)


⭐️放送出版・通信・SaaS(BtoC)関連情報

⚪︎衛星
 今週のTopNewsです。スペースXが株式売却を検討、企業評価2000億ドルに 。イーロン・マスク氏率いる米宇宙開発企業スペースXは、未公開企業である同社が約2000億ドル(約31兆4000億円)と評価されるような価格での既存株売却について協議を開始したと事情に詳しい複数の関係者が明らかにしたようです。既に世界中でサービス展開している「Starlink」があるので、高評価になるのは当然でしょう。

⚪︎インディーズゲーム
 インディーゲーム開発者たちの活躍を描く漫画「デベロッパーズ~ゲーム創作沼へようこそ~」が漫画連載開始です。独立系と呼ばれ、個人や少人数でゲーム開発に立ち向かう人々の血と汗と涙と青春の悲喜こもごもをコミカルに描く漫画が、講談社の漫画アプリで連載開始です。専用ゲーム機器での大型タイトルの行き詰まりを尻目にインディーズゲームにブームが来てます。書籍や映画などと同じようにロングテールなマーケットとなっているようです。書籍例では8割のテールの売り上げが、人気商品20%の売り上げを上回っていると言われています。

⚪︎アプリケーション
 書店×男女マッチングのユニークなサービス「チャプターズ」 が話題です。今、読書好きの間で話題となっているマッチングサービスです。本を通して男女の出会いの機会を提供する「チャプターズ」です。運営するミッション ロマンチックの代表、森本萌乃さんに話を聞いた記事があります。続きはこちらから。
https://goetheweb.jp/person/article/20240518-chapters-1
 Apple純正のホワイトボードアプリ「フリーボード」のヒント&チップスに注目です。Webページ全体をPDF化して「フリーボード」に貼り付け。広告を除けるモードもあります。広告を除くには「Safari」の「リーダーモード」を利用。次に、リーダーモードのままスクリーンショットを撮る。サムネイルをタップし、「フルページ」に切り替えてファイルに保存で完了。


⭐️生成AI関連情報

⚪︎ChatGPT
 ChatGPTが、もっと“人間”らしく進化しました。OpenAIの最新モデル「GPT-4o」、この新しいモデルではチャットボットとのスムーズかつ自然な音声会話が実現します。その様子は、これまで以上に“感情”が豊かで人間を思わせるものとの事。特にIT記者が心底驚いた「GPT-4o」本当の目玉機能は、映画『her/世界でひとつの彼女』のサマンサと比較され、疑似恋愛を楽しめるようになりそうという点です。両者の関連性についてはOpneAIも認めており、ほぼ公式のものになっています。

⚪︎iPhone
 iPhone実装候補「8つの生成AI」、ChatGPTかGeminiか? それとも「アップル製」か?
ウォール街では「アップルには販売の起爆剤が必要だ」との見方が支配的です。これに対するアップルの答えは、生成AIチャットボットの「Apple GPT」でしょう。特に単なるチャットボットではなく、進化したエージェント機能が提供されるのが待たれます。過去にコンセプトとして「ナレッジナビゲーター」を発表しており、これがSiriで実現できればPC・タブレットの世界観が変わります。動画をチェックしてみて下さい。
https://youtu.be/yc8omdv-tBU?si=Jg3852BjQXYNGju0

⚪︎戦略
 生成AI競争をめぐるオープンとクローズドの戦いが面白いとの記事です。「オープンソース」が成功した代表例は「リナックス」「アンドロイド」。陣営を築いて面を取り、先行独行者を囲い込む戦略です。もっとも商品として販売する時は各社カスタマイズをして、その部分は非公開です。オーブンクローズがITグローバルビジネスの成功の必須条件です。日本は携帯電話で世界に先駆けましたが、クローズオープンをスタンスを取り、国内メーカーの護送船団方式で世界に敗れました。Google純正スマホに追い上げられ、最後に残ったシャープとソニーが風前の灯火です。

⚪︎研究
 AIの「創発性」は幻影に過ぎない──大規模言語モデルの新たな測定で判明 との話題に注目です。最新の研究により、大規模言語モデル(LLM)の性能が突然飛躍することは驚きでも予測不能でもなく、実際には人工知能(AI)の性能を測る方法に関係していることが示されました。個人的には「創発性」は存在しているとの学説を取ります。大脳生理学の研究範囲でしょうか。知能はスパークであると誰かが言ってませんでしたか。

⚪︎アプリケーション
 アドビの「PDFを読んで回答する生成AI」は生産性を変えるかとのタイトルに惹かれます。 アドビはAcrobatに搭載する生成AI機能「Acrobat AI Assistant」を4月15日に正式公開しました。Acrobat AI Assistantの機能は主に2つ、「サマリー」と「アシスタント」。残念ながら日本語は未対応との事。対応が待たれます。
 時給約800円!日本独自のデジタルヒューマン型生成AI「Spaike AI」を開発提供開始との事です。ライブ配信やオンラインサイト、店頭でのサイネージなどにも表示でき、時給換算にして約800円という低コストで24時間365日、消費者からの質問やコメントに回答することが可能です。店員さんやオペレーターのように駆け引きまでできるようになると本物なんですが。期待です。

⚪︎マーケティング
 生成 AI は「試す」から「使い倒す」段階へ 日テレなど先進事例とグーグルに学ぶ 。試験段階をいち早く抜け出し、ビジネス成長に大きく寄与するためには、生成 AI をどう活用すべきか? 最先端の生成 AI 活用サービスを展開するグーグルが、方法を開陳しています。
https://www.sbbit.jp/article/sp/138744


⭐️時流関連情報

 エマニュエル・マクロン仏大統領は、フランス領ニューカレドニアに非常事態宣言を発出しました。選挙権拡大をめぐる憲法改正案をきっかけに沸き起こった暴動で、先住民族の意思に配慮を望む声が上がっています。いまだに植民地支配を続けるフランス人に幻滅してしまいそうですが、目を国内に転じれば日本でも琉球とアイヌの先住民族にも配慮する必要がある事に気づかなければなりません。

 EU各国に極右の動きが広がっています。オランダの極右・自由党(PVV)など4党は16日、連立内閣をつくることで合意したと発表しました。反欧州連合(EU)の立場を鮮明にしており、環境規制を緩和するほか、難民・移民政策を厳格化するとみられます。

 米紙が報じる「日本の“軍隊式教育”がもたらす社会秩序とその代償」 との記事が話題です。ドキュメンタリー映像作家、山崎エマがカメラを向けるのは、教室の掃除に励む小学生や血のにじむような練習に耐える高校球児といった教育現場です。そうした厳しいしつけや伝統が社会に秩序をもたらす一方、そこには代償もあるという指摘があります。そろそろ、この伝統を民主的に変える必要がありそうです。

⭐️Web3・メタバース関連情報

⚪︎仮想通貨
 仮想通貨イーサリアムのETFへ前進、米当局が承認手続きです。米証券取引委員会(SEC)は23日、主要な暗号資産(仮想通貨)イーサリアムの現物で運用する上場投資信託(ETF)がニューヨーク証券取引所など米国の証取で上場することを認めました。いよいよ仮想通貨の市場が一般化に向けて動き出します。今後に注目です。

⚪︎メタバース
 NTTコノキューが仕掛ける「誰でもメタバース」を紐解く 。メタバースの敷居を下げ、誰もが簡単に利用できるサービスとして提供するのが、NTTコノキューのブラウザ版メタバースプラットフォーム「DOOR」。企業や自治体、教育機関での活用をサポートします。この裏ではNTTグループに乱立した各種メタバースを整理して一本化したのがNTTコノキューのようです。

⭐️IT・SIer・SaaS(BtoB)関連情報

⚪︎デザイン思考
 富士通が無料で公開した「デザイン思考のテキストブック」が評判です。デザインの意味や進化、思考方法、AIとの関連、未来の描き方、ペルソナ、ジャーニーマップ等、デザイン思考がわかりやすく言語化されています。
https://www.fujitsu.com/downloads/JP/about/businesspolicy/tech/design/article/document/transformationbydesign-jp.pdf

⚪︎マーケティング
 米マイクロソフトが生成AI(人工知能)の動作に最適化したパソコンを開発しました。AIとパソコンの融合戦略でカギとなるのが半導体です。パソコン向けでは主流でなかった英アームの設計技術が採用されました。
 そのMicrosoftとAppleが3度目の端末決戦 でAI半導体競う事になりそうです。マイクロソフトはデータ処理が必要なAIを端末上で素早く動かす「エッジAI」で先駆けます。Appleも同様な動きをする構えで、情報端末の新たな決戦は、AIに舞台が移ります。特に後発となるAppleに注目です。単なる翻訳や、作画などチャットボットでは追いつけません。Siriのエージェント化に期待です。
 

⭐️物流・EV・自動運転・ロボット関連情報

⚪︎物流
 航空物流業界が悲鳴を上げています。「中国系EC」SHEINとTemuの異様な出荷量です。 中国の大手Eコマースサイト2社は、貨物専用大型機のボーイング777型フレイター、88機分の荷物を連日のように世界中に発送しており、異常なレベルです。米国の個人輸入の関税免除を抜け穴利用しているとみられます。

⚪︎EV
 ソーラー発電しながら走る三輪車が愛くるしいと話題です。EV GENESISが作っているのは、曲がる太陽光パネルをルーフに搭載した電動3輪車「3RUOTA(スリールオータ)」。1日の太陽光発電だけで約15km〜20kmの距離を走れます。

⚪︎ロボット
 押しても倒れない中国Unitreeの人型ロボ、身長1.3mに小型化。中国Unitree Roboticsは人型ロボット「Unitree G1」を発表しました。人が押しても倒れずに2足歩行を続けるバランス性能と、広い可動域を持つ関節機構が特長です。
 自律移動ロボット「カチャカ」が大規模言語モデルに対応しました。 これまでカチャカは「(もの)を(場所)に持ってきて」という定型の音声コマンドにのみ対応していたが、今回の新機能の追加により、人に話しかけるような自然な会話を通じて指示を出すことができるようになりました。

⭐️金融関連情報

 moomoo証券が挑む、日本の株式取引市場の変革。米シリコンバレー発の「moomoo証券」が日本に上陸しました。先日には日本株取引も開始。最先端のトレーディングテクノロジーと豊富な投資情報、低水準の手数料などにより、日本における「投資機会の民主化」を実現すると言います。



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