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最新テクノロジーが世界を変えるほか


Twitterメディア「#トレンドクリップ」編集・発行人の計盛です。
今週のまとめを貼らせて頂きます。

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最新テクノロジーが世界を変えるほか
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#トレンドクリップまとめ  2024/04/19
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 サムスンが「ギャラクシーS24」を発表し、AI機能を搭載したスマートフォンが登場しました。エッジAIにより、圏外でも自動翻訳が可能になり、カメラの画質補正やウェブサイト記事の要約など、革新的な機能が備わっています。一方で、NTTの「IOWN」は次世代通信基盤として世界標準を目指し、英国と米国での実験成功を収めています。
 AI技術の進化により、Google検索の機能にも変化が起きています。ネットユーザーはAI生成記事の氾濫により、TikTokやRedditへと移行しています。また、街中のゲームセンターの減少やAmazonのAIレジなし技術の撤去など、テクノロジーが社会に与える影響はさまざまです。
 一方で、テクノロジーの発展によって、企業や個人の業務が大きく変化しています。楽天が無料の家計簿アプリをリリースし、AIを活用した児童・生徒の記述評価支援システムも開発されています。さらに、米Microsoftの研究チームが開発した「BitNet」など、新たな技術の登場もあります。
 これらのテクノロジーの進化により、労働市場やビジネス環境は大きく変わる可能性があります。未来を見据え、今後の社会の変化に注目が集まっています。 

(上記リード及びタイトル文はChatGPT3.5「無料版」による自動生成



⭐️放送・通信・出版・SaaS(BtoC)関連トピック

 見当違いの空間コンピューティングに気を取られ、生成AIに出遅れたAppleを尻目にサムスンがエッジAIスマホ「ギャラクシーS24」を発売です。同社として初めて本格的な生成AI対応をうたっています。カメラでズーム撮影する際の画質が落ちないよう補正したり、読んでいるウェブサイトの記事を要約したりするなど、様々なAI機能を搭載しています。
 国内では iモードの失敗の教訓を糧にNTTが光技術を使った次世代通信基盤「IOWN(アイオン)」で世界市場を狙います。離れた場所にあるデータセンターをつなぐ実証に英国と米国でそれぞれ成功しました。知財マネジメントとしてクローズオープンの日本スタイルから、オープンクローズのグローバルスタイルに変えます。NTT法の改訂も後押しして世界に再チャレンジです。
 AIがGoogle検索をひどくしたので、ネットユーザはTikTokとRedditに移っています。あるITエンジニアが投稿した記事では、AI生成記事の氾濫によってGoogle検索が機能しなくなりつつある実情が論じられています。生成AIバブルに対応した検索アルゴリズムが必要となりそうです。そのヒントは、本の推薦はアルゴリズムよりも人間の方が優れているという指摘にありそうです。エッセイストのマリス・クライツマン氏が語り、その理由について解説しています。
 なんと1プレイ100円で利益は6円とは。ゲーセンが街から消えていくのも仕方ない状況ですね。2021年からゲームセンターの倒産または休業廃業の件数が2年連続で増え続け、直近5年間で3割の店舗が消えているとの事です。運営コストの上昇がおもな原因。次のアミューズはchocoZAP方式のサプスクリプションにありそうです。既に会員数は100万人を超えています。


⭐️運輸/物流・EV・ロボット関連トピック
 
 バス運転手は「割に合わない」、人手不足で減便・廃止相次ぐ…残業規制が拍車とタイトルが踊っています。JR千葉駅から15キロほどの所にある千葉市緑区の 大椎台(おおじだい) 地区。運転手の残業の上限が年960時間に制限された今月、約800世帯が暮らすこの街から路線バスの姿が消えました。全国で同様な運輸のリストラが進行中です。対策として国はライドシェアを一部許可しました。タクシー許認可ビジネスの壁が崩れ、白タクの解放と同時にサービス競争に向けてスタートです。
 ライドシェアの先のソリューションとして自動運転がありますが。先行する米ではAIがアメリカの免許試験に合格しています。自動運転車が、米国の運転免許試験と同様の試験に合格する様子が公開されています。試験をパスした自動運転車は、韓国メーカーであるHyundai Motorと自動運転技術開発を手掛ける米Motionalが共同開発したとの事。この流れに注目です。日本でも物流トラックハイウェイで自動運転の実用化を目指しています。
 目をEVに転じるとドイツのフォルクスワーゲンが約4000億円で中国にEV新拠点を開設です。 世界最大の自動車市場である中国での販売を強化し、同国市場における競争激化に迅速に対応できるように投資すると発表しました。米国のデカップリングを尻目に積極投資です。以前よりドイツ政府は中国寄りでした。米国追随の日本からすると違和感がありますね。もっとも中国EVはシャオミによる価格破壊が始まっており、利益を生み出すのは簡単では無いと思いますが。
 その中国では、EVの先として人型ロボットが大量生産に入ります。中国の人型ロボット分野で最も話題を集めるスタートアップ「智元機器人(Agibot)」が、上海に初の量産工場を建設します。工業団地の上海臨港経済発展と戦略的パートナーシップを締結したとの事です。日本では、先行過ぎたPepperロボットの生産が一時的に止まっています。さて、孫さんは次の一手をどう切るでしょうか。楽しみです。Pepperの実績から言って、介護向けと思いますが。


⭐️小売・広告・EC・マーケティング関連トピック

 デザインディレクション職を生成AIで大リストラを断行したサイバーエージェントが専任組織「AIオペレーション室」を新設。社内業務への全面的な生成AIの導入で、2026年までに既存業務の6割を減らすと宣言しています。AIリストラ第2弾です。利益率向上に結びつけば、他の企業にも広がる事でしょう。
 楽天、無料の家計簿アプリを突如リリースです。楽天が頑張ってもクレジット、銀行口座、その他大勢まで。ここは「PayPay」データの連携待ちでしょう。もっとも、ソフトバンクグループ自らが参入してくる方が早いかも知れません。
 最近デジタル広告で目立つのがTemuです。低価格販売が強みの中国のEC大手、拼多多(ピンドゥオドゥオ)の快進撃が止まりません。2023年10~12月期の決算によれば、前年同期の2.2倍以上に急増しており、アリババや京東を圧倒しています。今後に注目です。
 先行する米ECのAmazonは、同社が運営するスーパーマーケット「Amazonフレッシュ」の実店舗に採用されていたレジなし技術「ジャスト・ウォークアウト」を撤去することを発表しました。AI画像認識の為の学習が上手く行かず人力タグ付けのコスト増から中止判断をした模様です。


⭐️IT・SIer・SaaS(BtoB)関連トピック

 米政権、サムスン電子に最大1兆円近い補助金-国内の半導体製造強化、とのタイトルに驚きを隠せません。米国企業では無く、韓国企業に資金提供です。中国包囲に本気です。テキサス州の半導体生産拡大して航空宇宙・防衛・自動車産業を支援します。
 アンディ・ジャシーCEO体制でアマゾンが復活です。ジェフ・ベゾス時代以来の高値を更新したアマゾン・ドットコム[AMZN]の株価。アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の成長は2024年も続く見通し、一方小売のレジ無し技術はリストラとか。市場に2代目として認められましたね。
 Salesforceがデータ分析ツール「Tableau」にAIアシスタントのβ版を追加しました。ユーザーは自然言語で生成AIに質問することで、データの取得や加工ができる、との事。これで、敷居の高いデータアナライジングが広まるかも知れません。少なくとも実績は転職の際にはセールスポイントになる事でしょう。


⭐️官公庁・自治体・教育関連トピック
 
 OpenAI Japan発足にあたってリーディング自治体として紹介された横須賀市はすごいねとの感想が拡散しています。 "現在、横須賀市は東京都や神戸市を含む21の地方自治体とネットワークを形成し、行政におけるChatGPT使用に関するベストプラクティスを共有しています"との事。時代は変わりつつあります。他に先んじてリスクテイクするのが正解です。
 日本の公正取引委員会が今国会に提出を予定です。巨大IT規制新法、課徴金は売上高の最大30%です。 欧州に追随します。 グローバルビジネスの変換点です。
 教育でも生成AIの活用がトライアルされています。カナメプロジェクトは、東京学芸大学と共同で、生成AIを活用した児童・生徒の記述の評価を支援するシステムの構築と検証を実施し、成果報告会を共催しました。板書による一斉授業スタイルの見直しです。先行する塾ではとっくに個別進捗学習が中心でした。その時、教師はコーチングに注力です。


⭐️生成AI関連トピック

 生成AIでGPUがいらなくなる? 業界を揺るがす「1ビットLLM」とは何か、識者に聞いたとの事です。米Microsoftの研究チームが発表した「BitNet」、通称「1bit LLM」と呼ばれる論文が波紋を呼んでいます。これまで必須だと思われていたGPUが一部不要になるようです。続報に注目です。
 ChatGPT以降の労働市場は本当にAIに置き換えられているのか調査結果が出ています。生成AI技術の登場以降、フリーランスの労働市場には顕著な影響が表れており、特に、執筆、翻訳、カスタマーサービスの仕事が大幅に減少しているとの事です。今後も影響は拡大して行くのは確実です。


⭐️Web3・メタバース・AR関連トピック

 日本初のDAO型シェアハウス「Roopt DAO」は「合同会社型DAO」になります。株式会社ガイアックスおよび株式会社巻組は、日本初のDAO型シェアハウス「Roopt DAO」(ループト・ダオ)を、合同会社化し、日本版合同会社型DAOの先例を作るとしています。今後の経過に注目です。


⭐️時流関連トピック

 「ぬるま湯ニッポン」をヒリヒリする戦場に変えた「かつての禁じ手」とのタイトルが秀逸です。 三田紀房の投資マンガ『インベスターZ』を題材に、経済コラムニストで元日経新聞編集委員の高井宏章が経済の仕組みをイチから紐解く連載コラム「インベスターZで学ぶ経済教室」が話題です。古く日本の体質だった修正資本主義が本来の資本主義に揺り戻します。要チェックです。
 チャイナ・ショック2.0 に、世界中で反発が強まっています。 経済復活を目指す中国は世界中に安価な製品をあふれさせつつあり、20年余り前に世界の製造業を席巻した 「チャイナ・ショック」の続編 を数兆ドル規模で引き起こしています。世界は関税などで反撃に出ています。もっとも関税の抜け穴の個人輸入にも留意する必要がありそうです。
 野村総研「富裕層ピラミッド」が話題です。消費者の資産状況の把握に最適なのが、いわゆる「富裕層ピラミッド」。野村総研が推計・発表しているデータで、「純金融資産*保有額の階層別にみた保有資産規模と世帯数」が正式名称との事。若い時に積極的に株などの資産に長期投資して行けば、ピラミッドを上がることができるかも知れません。




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